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石上俊雄君
皆さん、こんにちは。民主党・新緑風会の
石上俊雄でございます。本
国会から
理事を仰せ付かることとなりました。
是非皆さん、よろしくお願い申し上げたいと思います。
まず初めに、軽井沢の
スキーバスの事故によりまして、今朝ほども大学生一名が新たに亡くなられてしまったということで、亡くなられました
皆さんに対しまして心から御冥福をお祈り申し上げるとともに、けがで今入院をされたり治療中の
皆さん、一刻も早い回復を心からお祈り申し上げたいと、そういうふうに考えております。
政府におかれましても、
原因究明をしっかりして
再発防止にしっかりと努めていただきたいと、そういうふうに考えておるところでございます。
今日は
地方交付税法の一部
改正の
法律案ということでございますが、先ほど私も
予算委員会に出ておりまして、
補正予算につきましては、
財政法の二十九条の
観点から、
財政の規律とのバランスの様々な
観点で我が党は
衆議院の方でも組替えを出させていただいたりしておりましたので、残念ながら
補正予算についてはちょっと賛成するわけにいかないなという立場でございましたけれども。この
地方交付税につきましては、そもそも
地方で使うお金を国がまず集めて、そして
地方に様々な
団体のアンバランスなところをしっかりと是正した形で再配賦するというものでありますから、このことにつきましてはちょっと切り離して考えないといけないのかなということでございまして、そういう
観点で
質疑をさせていただきたいと思います。
地方交付税法の後には、ちょっと今日、
籾井会長にも来ていただいておりますが、ありがとうございます、改めてNHKの
皆さんについての
質問もさせていただきたいと思いますので、しばらくはよろしくお願いします。
まず、
地方交付税法の件について
質問させていただきますと、まず、そもそも論という形で
質問させていただきます。
資料一を見ていただきますと、今回、
二つの
内容が今回の
法律の
改正には含まれております。
一つは、先ほども
大臣から
趣旨説明がありましたが、通常の
収支分ということで一兆三千百十三億円の処理についてというところと、
東日本大震災のその
震災に対する
特別復興税に対する措置に対して、この
二つになっているわけであります。ちょっと順番は逆ですが、まず、その
震災の
関係について
一つ質問をさせていただきたいと思います。
この
震災復興特別交付税のうち、二十六
年度決算の確定に伴う
不用額の
減額が一千四百八十三億円というふうになっております。それは詳しく、
資料二を見ていただくと、ちょっと字が小さいんですが、付けさせていただきました。
何が心配かというと、
平成二十五
年度もそうなんですが、一兆三千三百三十一億円、これに対して
不用の
部分が、ちょっと見にくいんですけど、一千六百三十三億円。今回の対象は二十六
年度なんですね。一兆二千三百七十七億円のボリュームに対して
不用な
部分が一千四百八十三億円もある。一割以上も
不用だということなんです。
これ、何で
不用になったのかということと、
不用な状態にして処分をしちゃっていいのかといったところについて、
総務省から
説明をお願いします。