○
室井邦彦君 おおさか維新の会の
室井でございます。
〔
委員長退席、
理事山谷えり子君着席〕
五月二十三日に
現場に視察をいたしまして、私は四月の十五日に、前震の後、十五日に
現場に入り、
益城町の
状況を確認をしてきました。その後、また、本震という新たな言葉を聞きまして、四月十六日に本震があったと。また、前震と本震との大きな違いに私も唖然といたしました。
阪神・
淡路大震災の私も
被災者で、私の家も半壊で公費解体ということを経験しております。
罹災証明の遅れ、こういうことも私自身で身をもって経験をしております。
是非この問題について、なかなかいろんな諸問題も絡んでおると思いますが、しっかりと対応していただかなくてはいけない、このように思っておりますし、本震後の
現場に、いろいろと
現場を見てまいりましたが、阿蘇大橋の付近で崩落、想像を絶する
状況でありましたけれども、私が足を踏み入れているところに尊い一人の青年がまだ行方不明だということを考えたときに、非常に心重くその
現場を見ておりまして、この大地を踏んでいていいのかなという、そんな思いもなりました。
人の命は地球よりも重しという言葉もございますが、
是非、
復旧復興は大切なことでもありますが、まだいまだに一人の青年の行方不明ということについてやはり全力を挙げながら努力を、一日も早い確認をしていただかないといけないというような思いでございます。工事
現場におられる方も、非常に心重く
復旧復興の工事に入っておられると思います。
是非その点、
大臣、またよろしく対応等、また
現場の
皆さん方の激励、そういうことをしていただければ有り難いなというふうに思いますので、よろしく御対応を
お願いをしておきたい、御
要望をしておきます。
もう一点は、またかということになると思いますが、私はこの震災について、やはり
九州の南部の
皆さん方が、この
余震が千五百回以上続いているという、これはもう尋常じゃない。素人が、私は
地震とか気象庁、そういうところの専門家ではありませんが、阪神・
淡路大震災を経験をしながら、まだ一か月足らずで千五百回を超える
余震が続いておるというのは、これ本当に異常な状態、私はそのように感じております。
〔
理事山谷えり子君退席、
委員長着席〕
そういう中で、川内原発を一時止めればいいんじゃないのか。今、終息、まだどれだけどういう、想定外のことがまだまだ起こり得る私
心配を持っておりまして、
九州鹿児島また
熊本、
九州の
方々は、やはりこの原発がどうなのかという
心配も多く持っておられる
方々も現実おられます。一度川内原発を止められ、終息し、もう間違いない、
余震はもう起こらないだろうという時点でまた再稼働するのも別に遅くはないんじゃないのかなと、こんなことを思っておりまして、一言
大臣に申し上げておきたいなというふうに思っております。
それでは、
質問に入りますが、朝日新聞がアンケート
調査をしております。それは、
熊本県内の十九
市町村の首長さんにアンケートを取られております。それはどういうアンケートかと申し上げますと、ある程度
復興したと
実感できるまでの期間について聞くアンケートでありまして、最も多い回答は五年以内が、十人の首長さんがそのように回答されたようであります。そして、見通せないという回答をされた首長さんが五人、一年以内が三人、回答保留の首長さんが一人と、こういうことでありました。先を見通せないというふうに答えた首長さんは、
熊本市、そして御船町、
益城町、甲佐町、氷川町、いずれもより多くの家屋が倒壊した
自治体の首長であります。
ここで、
大臣にお答えいただけるようでありますので、この
復旧復興がある程度見通すことのできる
状況、震災の対応、これについて、
大臣、国はどのように、
自治体の首長さんのこの思いに対してどう対応されようとしておられるのか、その点をまずお聞きをしたいというふうに思います。