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増子輝彦君 おはようございます。民進党の
増子輝彦でございます。
先ほども
皆さんと一緒に
犠牲になられた
方々に対する
黙祷をささげましたが、改めて四十九名の尊い命を失われた
犠牲者の
皆さんに心からお悔やみを申し上げると同時に、多くの
方々が負傷され厳しい
避難生活を強いられていることにお
見舞いを申し上げ、一日も早い
復旧を願っておるところでございます。
きっと今も、
九州地方、
熊本を
中心として
地震が
発生しているんだろうなと。今日の朝七時までの
状況、
報道によりますと、
震度一以上の
地震が九百七回と、大変な数が起きているわけであります。また、
震度四以上が九十四回。かつて、このような
地震が続いたことはきっとなかったんだろうというふうに思っております。
私
ども東日本大震災の経験をした者からすれば、本当に大変だなと、そんな
思いを持ちながら、十四日の日に
熊本の何人かの
友人に電話を差し上げました、お
見舞いの。そうしましたら、いや、
増子さん、大変なんですね、初めて
福島や
東日本大震災の
方々の気持ちが分かりましたと。今までは、
九州から見ていれば、
東日本大震災、
福島のことは他人事のような
思いを持っておりましたけれども、
自分の身に降りかかってみれば大変なことなんだということが改めて
自分として実感をいたしました、逆に
福島も頑張ってくださいと励まされたところでございます。私どもも、
福島や
東日本大震災の
被災地とともに、
熊本や
大分の
皆さんの一日も早い
復旧復興を願いながら、共に頑張りましょうということでエールを交換したところでございました。
こういう
状況の中で、やはりこれからどのような形の中で
復旧復興をしていくかということは極めて重要な課題、総理もようやく
激甚災害指定を指示して、これも
指定になったということ、さらに、経済対策を含めた補正予算もこの震災
対応をするということ。若干私からすれば遅かったのかなと
思いながらも、今日は野党八党の党首との会談もしながらこれらを迅速に進めていくという
決意を持っているわけでありますから、この
災害については党派を乗り越えてオールジャパンでやっていかなければなりませんので、私どももしっかりと協力すべきところは協力をさせていただきたいと思っています。
ただ、一つ、今回の
熊本、
大分のこの
地震等を見ると、余り
東日本大震災の教訓が生かされてなかったのかなと、そんな部分もたくさん感じることができます。
先ほど、
豊田委員からの
質問で、現在の
被害状況についての御答弁もいただきました。私も、実は冒頭にこの
地震発生から現在までの
被害状況の
質問をさせていただくことになっておりましたけれども、先ほどの
豊田委員の
質問の御答弁で私も十分理解をいたしましたので、これは申し訳ありませんが省かせていただきます。
地震予知はなかなか難しいことがありますけれども、今回の
熊本と
大分の
地震等を含めて、今まで、やはり阿蘇という大変な火山を持つ山があるわけでありますが、
熊本地方においては、こういうことを含めて防災対策は今日までどのようなことで行われていたのか、そのことについてお答えをいただければ有り難いと
思います。