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アントニオ猪木君 連日、
報道を見ていますと、米韓の演習ということで、これはますます戦争に向けての挑発的行為、
北朝鮮もそうです、そういうふうに
報道されますが、その辺が、
日本としてできるだけこれが最悪の
状況にならないようなひとつ考え方を持っていただければと思います。
次に、選挙の年齢の引下げについて
質問させてもらいますが、連日、
アメリカ次期
大統領候補として、ヒラリーさん、多分このお二人の戦いになっていくのではないかという
報道もされていますが、とにかく選挙戦は派手で、トランプさんはかつてプロレスのリングに、試合はしなかったんですが、上がってパフォーマンスをしたことがあるということで、本当に、
アメリカの選挙戦を見ていて、
日本の選挙とこれだけ違うのかなという。私が選挙に出たときも、ある人から、選挙にパフォーマンスは要らないんだと。でも、
一つは、皆さんの注目を集め、その人たちに関心を持たせるということはすごく大事ではないかと思います。
かつて、ケネディさんとニクソン大統領の戦いのときに、それまで劣勢だったケネディがテレビ討論で、ディベートで一挙に逆転をして、最後は勝利に導いたという、そういうような記事も読みましたが、
アメリカと
日本は違いますけど、もうちょっとやはり若い人たちに、何でしょうかね、伝わるような、政治の真面目な話も大事ですが、一方で、一番分かりやすいのは、ワイドショーを見ている方が今の流れが分かりやすいというのが現実じゃないかと思います。
そこで、ちょうど私も選挙のときには、本当に非常識と怒られますが、ばかやろう、おまえら投票に行け、あしたの時代はおまえたちの力で手にしろと、それだけしか言わなかったんで、当選してしまったんで皆さんに申し訳ないなと思っていますが。そういう、当時はネット選挙ということで、本当に私も行くと皆さんがざあっとカメラを向けるものですからそれに応えて、それで、みんな
発信しろよということで、すごい数が一瞬にして
発信されました。その後、前回の選挙のときには全くそのネットのネの字も出なくなってしまいました。いずれ、これが十八歳、十九歳、彼らがみんな、スマートフォンはみんな持っていると思うんですが、そういうものをして、いかに今後の
日本の選挙の在り方ということで、
政府としても、また我々も考えていく必要があるのではないかと思います。
もうじきに選挙ですが、投票率というのが私にとって、政策も当然です、同時に国民参加というのが一番大事な
部分であると思いますので、
一つのキャッチフレーズというか、その辺の訴え方も含めて、やはり無責任な政治でなく、国民参加ということで、是非その辺の点について、年齢がこれからまた十八、十九、この人たちに向けても何か戦略を考えているか、お聞かせください。