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井上(英)
分科員 おおさか維新の会の
井上英孝です。
よろしく
お願いをいたします。
大臣初め副
大臣、政務官、
参考人、本当にきょうはありがとうございます。
また、適宜抜けていただいても結構ですので、いていただくときにいていただけたら結構ですので、その辺は。また、
赤羽先生も御苦労さまです。よろしく
お願いします。
それでは、限られた時間ですので早速
質疑に入らせていただきたいと思いますけれども、きょうは、少し局地的といいますかローカルといいますか、そういう話に終始させていただきたいというふうに思っています。
私の選挙区に、国道四十三号線というのがあります。関西の方はよく知っている、有名な国の直轄国道であります。大きく言えば大阪から神戸を結んでいる非常に大動脈の
道路でありますけれども、その国道四十三号線の環境といいますかその問題について少し
質疑をさせていただきたいと思います。
赤羽先生も多分国道四十三号線はよく御存じだと思うんですけれども、特に神戸
地域を走っているときには片側四車線、だから合計八車線の国道でありまして、その上に阪神
高速道路神戸線が走っていて、大きなトレーラーから当然普通の乗用車、小型車までが走っている本当の大動脈であります。その国道四十三号線が神戸からずっと来たときに、大阪に入っていって天王寺という、ここも繁華街なんですけれども、そこまで行くのが国道四十三号線ということになっています。
大阪に入ってきて、私の選挙区であります大阪市の港区という
ところを通って、隣の大正区、浪速区、そして西成区を通って天王寺という
ところに抜けていくんですけれども、その通り道であります港区の国道四十三号線の環境について特にきょうは
お話をさせていただきたいと思います。
そこに、
先ほども申し上げたように、ここの近くで想像すると、六本木通りの溜池の交差点から六本木までの
道路のような環境ですね。断面にすると、
高速道路が、T字の橋脚があって、両サイドに
道路があって、建築物が周りに建っているという
道路ですね。必然的に、当然排気ガスを出して車は走るわけですけれども、
高速道路がT字になってかぶせているような形になりますので、そういう
意味では、大気的には、沿道の方々初め、非常に心配されているような環境がある。
先ほども申し上げたように、非常に大きい国道ですので、非常に大きい大型のトレーラーだとかトラックが走ったりするような
道路であります。それがずっと神戸から、片側四車線、合計八車線の
規模の
道路をずっと走ってきて、その四車線の車が大阪に入ってくる。大阪に入ってきたときにはその四車線が二車線になるわけですね、環境的に。そういう国道なんです。
地元の方々は、やはり環境という
意味では非常にナーバスになっている
ところがあります。それは、
先ほども言ったような構造上の問題もあったり、それから、片側二車線の
道路になったときに、かなり大きいトレーラーなんかが入ってきますと、当然、沿道の方々は、騒音だとか振動だとか、そういったものも非常に出ているという
現状の中で、
地域としてはかなりうっせきした感情を持っている。
ただ一方で、
道路ですから、非常に大事な大動脈の
道路として、物流も含めて、非常に
機能を果たしてくれているというわけなので、必要悪と言ってしまえばちょっと言葉は行き過ぎかもわかりませんけれども、住んでいる方々からすると、必要なんだけれども、隣にそういう
道路があるんだなというような感覚でずっとおられるわけですね。
その上を走っている、大阪の港区という
ところを走っている高速というのは阪神高速で、西大阪線と言われる支線であります。
それを、いつごろ建築かというのは、ちょっと失念したんですけれども、かなり前、四十年ほど前に建築して、そのときには
地元説明で、阪神高速の西大阪線、これは無料になりますということで当初建設が始まったわけですね。始まって、でき上がって、供用開始して、その間に、今は、もう皆さん御承知のように、阪神
高速道路は料金がプール制になって、次の
高速道路の建設のためにその
お金をどんどんつぎ込んでいくという形態をとることになりまして、当然、プール制に変わったことについては
地元に
説明は当時はなかった。
最初は無料になりますよという約束で国道四十三号線の上に阪神高速ができたわけですけれども、本来ですと約束した期限は過ぎているんですけれども、今でもまだ有料で、今環境がそういう
状況になっているというのが大前提であるというのをまずここにおられる皆様方にはよくわかっておいていただきたいと思います。
その国道に今度エレベーターをつくっていただけると。それは、国道四十三号線が東西に走っていますので、南側と北側にエレベーターをつくる。エレベーターをつくって、地下道を通ってもらって、安全に南北に行き来していただく、渡っていただくのに地下道をつくる。
当然、横断歩道は
現状ではありません。それは、
先ほども言いましたように、非常に大きい、大
規模な
道路ということで、非常に大きいトラック等も走っているということで、交通安全上非常に危ないということで路面上の横断歩道というのはなくて、南北に行き来するときには必ず地下道を通って渡る。バリアフリーの観点から、今まではスロープの坂で地下道に入って、またスロープの地下道を上がっていって行き来するという
状況でありました。
それを今度はバリアフリーで、エレベーターでおりて、地下道をわたって、エレベーターで上がって逆側、北側ないし南側に抜けていくという
工事であるんですけれども、
先ほども言いましたけれども、
地域の方々からすると、そういう
意味で、
先ほども申し上げたように、やはり非常にうっせきしたものがある。
今回そのエレベーターをつくるに当たって、せっかくつくるんだから、大は小を兼ねるじゃないですけれども、大きいサイズのエレベーターをやはりつくるべきじゃないかと。それは、一度に輸送
人員も非常に大きくなりますし、自転車等も、これはバリアフリーですから、例えば自転車で高齢者の方が通ってきたときに、今まではスロープを自転車を押しながら上っていかなければならなかったのを、少しでもエレベーターを利用していただくのに待つ必要がないように、一度の輸送
人員の大きいサイズのエレベーターをつけてほしいという
お願いがあります。
そういうものも含めて、
国交省にお
伺いしたいんですけれども、まずは、そういう
地元の要望も踏まえたそういう大きい型のエレベーターを設置することが可能なのかどうか、お答えいただけますでしょうか。