○濱村
委員 ラグビーに対する熱い思いは誰よりも強い
遠藤大臣でおありだと思います。国会ラグビークラブの一員として一緒にイングランド大会に、国
会議員同士の試合が実はワールドカップのときには行われるわけですが、昨年は残念ながら行けませんでした。なので、次はホスト国として迎えるわけですので、しっかりと万全の体制をとってまいりたいという
意味では、私もしっかり汗をかいてまいりたいというふうに思っております。
公明党には
サイバーセキュリティ戦略
委員会というものがございまして、私、事務局長をやっておりますが、先日、月曜日、NICTとIPAの視察をさせていただきました。その中で、NICTでは、攻撃にどうやって対処するのか、無差別型の攻撃であるとか標的型の攻撃であるとかさまざまな攻撃があって、それに対して、nicterであったりとかDAEDALUSとか、あるいはNIRVANA改とか、そういった、研究をベースとしながらも
サイバー攻撃に対して検知できるような
状況をつくっているというわけでありました。
基本的に、今回の
法律でIPAが第二GSOCという形で
監査、
監視、
原因究明調査ができるようになるというわけでございます。そもそもこの法案は、GSOCで検知することを独法や
特殊法人、
認可法人に拡大するということでございます。それ自体非常に大事だなというふうに思うわけですが、全部が全部
NISCが見られるわけではありません。ですので、IPAに委託していくというのは非常に現実的な解決策であるというふうに思っております。
いずれにしても、本来であれば各
法人が
自分の
責任の中でもってしっかりと
対策を行うというのが筋なんだろうと思っております。ですが、
NISCがしっかりと前面に立つ、あるいはIPAが第二GSOCとして検知をしていく、こうした体制というのは、今の移行段階では非常に現実的なのだなというふうに思っております。
その上で、今後のことを考えたとしても、各
法人が個別でしっかりと
対策を行っていけるように練度が上がっていくというような形になっていったとしても、初動としての
被害拡大の防止ぐらいしかできなくて、
原因究明のところについてはなかなか自前ではやり切れないんじゃないかしらというふうには思っております。
NISCについてはこの
業務を将来的に担っていくのかどうかわかりませんけれども、
サイバーテロの
対象、実は
サイバーテロという言葉の定義は何なんだろう、
サイバー攻撃と
サイバーテロというのは何が違うんだろうというふうに思って、一応、警視庁のホームページにはこのように書いてあるんです。「
サイバーテロとは、
重要インフラの基幹
システムに対する電子的攻撃又は
重要インフラの基幹
システムにおける重大な
障害で電子的攻撃による可能性が高いもの」云々、いろいろあるんですが、そういうふうに言われている。
重要インフラなんですね。
重要インフラをどうやって守っていくかということを考えなければなりません。
では、今どういうことをやっているのかというと、私、これも以前取り上げたことがありますけれども、セプターカウンシルというものを形成しています。これは、
NISCが事務局的にやりながら、いろいろな
重要インフラの機関、企業も含めて
情報共有できる体制をつくっていますよということなんですが、非常に現実的な
取り組みで、いい
取り組みだなと私は思っております。
検知した不正を独法に提供しました、そうしたら、独法は独法で大概どちらかのSIerに
システム委託をしているので、そういうところが
調査をして
原因究明に当たらなければいけないということになるかと思います。
それはそもそも、今SIerに
業務委託していますよというような話の中でいえば、委託契約の
範囲内に入っているのかどうか、あるいは確実に入っているような
状況を環境としてつくっていかなければいけないと思うんですけれども、御所見をお伺いできればと思います。