○玉城
委員 ありがとうございます。
そういうさまざまな
研究開発を行い、そしてそこで資金を扱うということになりますと、そこに不透明な部分があっては絶対にいけないわけでございまして、当然、私たち議員それから
公務員もそうですが、知り得た秘密に関しては守秘義務をしっかりと通していくということが求められるわけです。
さて、今回の
質問に当たりまして、私は実は、
独立行政法人環境再生保全機構、英語の頭文字をとってERCA、多分エルカと言っていらっしゃるんでしょうか、そのように認識をしておりますが、そのホームページをのぞいてみますと、非常にしっかりしていらっしゃると申しましょうか、ここまで外部に公表して、私たちは仕事に邁進するという姿勢が出ているのかなと思うところに、きょうは
資料としてはお配りしておりませんが、「コンプライアンス・マニュアル」というホームページがございます。
このコンプライアンス・マニュアルを見てみますと、ERCAの福井
理事長の「コンプライアンス宣言」というページがまず最初にありまして、その前にもちろん目次のページはあるんですが、この中でちょっと抜粋して御紹介させていただきますと、
業務を進める上では、「コンプライアンス」を十分に理解し、実践することで、
国民をはじめとするERCAの
業務に関係する皆様からこれまで以上に「信頼されるERCA」をつくり上げ、その信頼を維持していくことこそが重要であると深く認識しています。
そのために、私たち一人一人が、
国民本位の
事業の運営、健全な経営の推進は無論のこと、法令、規則、内部規程、社会規範などのルールを遵守し、コンプライアンス意識を高め、社会の要請に応じて、より質の高い行動をとるように努めてまいります。
というふうに、それ以外にもしっかりと書かれているコンプライアンス宣言が福井
理事長から発せられています。
「コンプライアンス・マニュアル」というコーナーが設けられ、コンプライアンス宣言を初め、詳細なコンプライアンスに対する
視点及び
業務に接する職員への啓蒙と、これはいわゆる総合的なコーポレートガバナンスですから、その
重要性を主張する全体像が実にわかりやすく掲載されています。
そこで、
質問させていただきます。
このような啓蒙活動について、社内向け、職員向けの専用アクセスページではなく、ふだんの企業ですと、社内に向けて、あるいは内部に向けて、きちんとアクセスコードを付して、職員しかそれを見ることができない、そういうふうなつくり方をするのが一般的だろうと私は認識しているんですが、しかし、誰もがアクセスできるフロントページでこのようなコンプライアンス・マニュアルを紹介することの意義は何でしょうか、お聞かせください。