○中泉松司君 非常に分かりやすく御
指導いただきまして、ありがとうございます。
別に私、将来
政府に入りたいとかそういう話では全くありませんで、ちょっと未熟なものですから、自分でも、党内の
議論とそして
政府の中で、
国会の中でという
議論の中で自分がどこに立っているのかよく分からなくなってしまうときがございまして、そういう
意味では、本当、今回のような機会というものは
大臣にとっても貴重であったんでしょうけれども、今後も、今おっしゃったような経緯でここまで来たわけですが、しっかりと立ち位置を明確にされた上で、農政の発展のために御
指導いただければ、御意見いただければと思っておりますので、よろしく
お願いをいたします。
その上で、先ほど
山田委員からは要望という形で
お話がありましたけれども、農協改革、
農業委員会改革、まあ
農業改革全般と言ってもいいかもしれませんが、非常に大きな
議論がなされてきております。先ほどこれも
山田委員がおっしゃったように、今後、
法案として出てきて、この場で審議をしていくということになろうかと思いますし、今鋭意検討中だということであると思いますが、これまでの
議論も踏まえてでありますけれども、幾つか心配になるところもございます。
特に、地元に帰っておりましても、そこに関して、それぞれの項目に関する皆さんの危機感の濃淡といいますか、そういったものはあるんですけれども、全体的にやっぱり不安をお持ちになっている方が多いということでありまして、我々もその不安を払拭するためにこういう
議論をしてきているんだよということを一生懸命発信していかなければいけませんが、その上で、特に心配されていることに関して幾つかお
伺いをしていきたいと思っております。
初めに、准組合員の利用制限についてであります。
これは、我々党内の中でも
議論を経て、様々な意見があり、そして今後の大まかな方向性としては、今後五年間、実態を
調査をした上で改めて検討していくというような方向性が示されたやに伺っております。
そういう
意味では、今後五年間に関してはいわゆるその実態を見ていくということでありますので、今までどおり、若しくはそういったことを意識しながら各
地域で営みを、生活をされていくことになろうかと思いますので、時間をいただいたという
意味では非常に有り難いことだったなと思っておりますし、その際にも当時の林戦略
調査会長の差配があったおかげだというふうに思っておりますけれども、今後の見通しとして、いわゆるなぜ利用制限を掛けなければいけないかという話になったときに、よく持ち出されていたのが、正組合員と准組合員の数が逆転をしてしまったと。その数が逆転をしてしまったことによって、ちょっとこれはおかしいんじゃないかというような、何かちょっとそういうふうな切り口で入ってこられたような気がいたしております。
今後の見通し、農政全般とすれば、これはあくまで想像でありますけれども、担い手に集約をしていく、そして認定
農業者を含めて
地域の担い手の方々に農地も集約をしていく、効率化を図っていくということをやっていく上では、直接
農業に関わる
人口というのは、
人口でいくと減ってくることになるんだと思います。一方で、それぞれの
地域で、例えば農協さんの施設がなければ生活をできないといったところがある中で、そこを利用されていくという方々は、例えば
中間管理機構に土地を預けるも含めてでありますけれども、間接的な組合員になっていく方というのはこれから増えていく傾向にあるんだと思います。
そういった
意味では、単純に正組合員数が減ってきて准組合員数が増えてきた、これが今回の
議論の切り口だということで、五年たってまた実態を
調査した結果どうなんだろうという話をした際に、やはり正組合員がますます減っていますよね、准組合員は増えていますよねという話になってしまいますと、これはまた今回のような
議論といいますか、今回のような様々な意見が出てくるまたきっかけになろうかと思っております。
そういった
意味では、単純にそういう切り口ではなくて、きちんとどのようにしてその
地域で准組合員制度というものが生かされているのか、そしてまた、どのような実態であるのかということを総合的に見ていく必要があると私は
考えておりまして、そこに関してちょっと心配をしております。
今の段階でお答えできる範囲で結構でありますので、今後について、こういった私の思いも踏まえてお答えをいただければと思います。