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増子輝彦君
大臣、丁寧に説明をしていかなければいけないと言いながらも、その丁寧さに欠けながら、なおかつ
国民の
皆さんの八割が理解できない、説明も十分でないという
状況がある。そして逆に、説明がされればされるほど、これはおかしな
法案だ、違憲だ、やはり安定性はないということをおっしゃる幹部もいらっしゃる、あるいは立憲主義に反する。こういう形からすれば、私は、内心、ここで答弁を求める気はありませんが、やはり
大臣としても複雑な心境にあるのではないだろうか。今、
国会周辺を始め
全国で起きている様々な集会やデモ等の中にも学会の
皆さんの三色旗が大きく掲げられているということもあれば、大変これは私は真剣に改めて考えていかなければいけないことではないかというふうに思っておりますので。
実は、四年ほど前、
大臣と一緒に中国を訪問したときにも、日中
関係の
重要性というものをお互い
認識をしてきたわけでありますし、何か中国脅威論というものが出てきているということ、大変困ったことだなと。日米
関係も大事です。と同時に、東アジアの外交の中での日中
関係も極めて重要ですから、大変日中
関係に造詣の深い、そして今日まで公明党の代表としても御努力をされてきた
大臣としてもいろんな思いはあると思いますが、できれば最後には何らかの
大臣の決意なり決断があればなというふうに思っているところでございます。これは私の見解として申し上げさせていただきますので、御答弁は必要ございません。
それでは、次の
質問に入らさせていただきますが、今回の私も
概算要求をずっと拝見をさせていただきました。こういう中で、イの一番に
東日本大震災からの復興加速ということを挙げていただいたこと、大変私自身も有り難く、また心強く思ったわけであります。福島を含めて被災地、まだまだ復興については十分ではございません。そういう中でインフラの
整備というものも極めて重要であるということは言うまでもありませんし、
大臣が三月一日に常磐自動車道の全線開通式にも御
出席をいただいて、お互いこのことについては喜び合いながら、これで復興が加速されるなと喜んでいるわけであります。
しかし、まだまだこういった
道路の
整備は特に不十分だと思っていますし、常磐自動車道においては、今後いつできるか分からない中間貯蔵施設の建設を含め様々な
課題がある福島県の中で、やはり常磐自動車道の四車線化の促進ということは大変大きな実は
課題であり、また被災地のこれは希望でもあります。こういった常磐自動車道の四車線化、あるいは海から海へという、太平洋と
日本海側を結ぶ磐越自動車道、このことについても、あの震災のときには大変重要な避難
道路としての大きな役割を果たしました。
現在、会津若松と新潟間、四車線化をずっと長い間陳情要請もしているわけであります。いわきから仙台までの常磐自動車道あるいは会津若松から新潟までの磐越自動車道の四車線化は早期に
是非実現をしてもらいたいと。これはまさに、福島だけではなくて、復興の私は大きな希望であり、シンボルになっていくと思いますので、
是非このことについても
国交省を挙げて全力で取り組んでいただきたいと思いますが、現在このことについてどのような
状況にあり、今後どのように促進をしていくのか、お答えいただければ有り難いと思います。