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小池晃君 私の言っていることに全く答えてないと
思いますよ。
そういったことを言い出したら、もうとにかく
行政の都合のいいように書き換えることだって可能だということになるわけで、
都市計画決定したときの証拠と、じゃ、何でこれが適合性があるのかって、何の
根拠もないってことになるじゃないですか。本当に必要な
道路だっていうんだったら、私は七十年前の怪しげな古文書でやるんじゃなくて、きちっと手続やり直すべきだと
思いますよ、本当に必要ならばね。
しかも、本当に必要なのかと。延焼遮断という点でも妥当なのかということには疑問があって、今日お配りしていますけれども、地図見ていただきたいんですが、これは北区の補助八十六号線の志茂
地域です。この赤い矢印で引いたラインの
道路を拡幅して通す、幅二十メートルの
道路にするというわけですよ。しかし、
道路の東側は、これは清掃工場があって、これは延焼も遮断されているわけですね。それから、清掃工場の南側にはもう立派な
道路があるわけですね、ここ。並行してこれ走っているわけです。
それから、二枚目見ていただくと、消防困難
地域というのが設定されているんですけど、今度の特定
整備路線と全く別の場所にあるわけですよ。八十六号線通っても全く関係ない。
しかも、
大臣、この
道路というのは、東京都の第三次
事業計画の優先
整備路線になっていなかったんです。だから、すぐにやる
道路じゃないというふうにされていた。住民もそう思っていた。二〇〇四年には建築制限緩和されて、三階建て建てることがこの
道路沿線できるようになったので、私も実際ここへ行きましたけれども、三階建ての新築の住宅がいっぱい並んでいるんですよ。それを取り壊せというのかという声が上がっているわけです。
それからほかにも、赤羽西の
地域は、
太田道灌が築城されたと言われている稲付城址、静勝寺、歴史と文化壊すのかという声も上がっています。それから、その西は、赤羽の自然観察公園とスポーツの森公園という広い敷地のど真ん中を
道路が通るんですね。何でこの広い公園の真ん中を
道路を通して、それが延焼遮断帯になるんですかと。これだっておかしいですよね。
これ、
大臣、地元ですからよく御存じだと思うんですよ、実際見たこともあるんじゃないかと思うんですね。
私は、この
道路計画には延焼遮断帯としての
意味も、
大臣、延焼遮断帯としてあの
道路の
意味はあると
思いますか。住民から疑問の声は
大臣のところには来ていないんですか。しっかり見極めて──
大臣に私聞いているんだ。もういいです、あなた。しっかり見極めて、これ再検討すべきだと
思いますが、
大臣、どうですか。