○小池晃君 二十四時間店開いているのに、一人勤務の時間帯があれば休憩取れないわけですよ、これ。どう考えたって取れないわけですよ。だから、休憩取れないシフトになっているわけだから、今そういったことがあればという話あったけれ
ども、これきちっと具体的な
改善指導をすべきだというふうに思うんです。
実は、このすき家のワンオペで、昼間一人勤務だったときに店員が倒れて、それで店の中が大変な
状況になったということが今ネットでも話題になったりしています。こういう事態がやっぱり起こっているということに、きちっとやっぱり厚労省としては手を打つべきだというふうに思うんですね。
すき家では、ほかにも労働
関係法令違反の実態があって、私が
お話聞いた若者は、一年近く勤めても雇用
保険加入の説明も天引きもされていないと。もう一人の方は、有給休暇があることを知らなかったと。同僚が取っているのを見て会社に聞いたら九日あるのが分かったので、初めて使ったと。
アルバイトだけじゃなくて、そもそも働かせ方を管理しているマネジャーの多くが八店舗ぐらいを担当しているんですね。もういつ寝ているか分からないぐらい働いて、三日間店舗に泊まった人もいるというんです。体を壊して退職したり、睡眠不足で交通事故を起こした人もいるというんですね。これ、首都圏青年ユニオンでは、すき家の
労働者は別の件でも労基署に申告する準備をしているというふうに聞きます。
大臣に、私これ、大規模なチェーン店を展開しながら、是正勧告も個別事業所に対してだけで終わっていて、実態としては全国各地で休憩も取れないようなシフトが放置されていて、いろんな法令違反も
指摘をされているんです。すき家は全国に千九百八十一店舗を展開している。売上高三千億円を超えるという、まさにブラック大企業ですよ、これは。
こういったところにやはり、先日の
委員会で
大臣は、過重労働撲滅特別対策班つくったというふうに胸を張られましたけれ
ども、まさにこういったところにこの撲滅対策班を入れるべきじゃないですか。やっぱりチェーン店全体として是正
指導をやらせるということをやるべきだと思いますが、
大臣、いかがですか。