○荒井広幸君 本来は、ホルムズが危険だというのであれば、今言いましたような
案件をどんどん国策上、外交、経済
政策をやり尽くす
意味で協力していくべきですよね。それを促すというのなら、
保険価格等々を下げてあげるというやり方だってあるわけですよね。私は、そういうことが非常に足りないなというふうに思います。それで危険が出る、危険が出ると言うだけでは、これはとても予防外交にならない、このように
考えていますので、是非、
大臣、その点も御検討ください。
続きまして、先ほど来から各先生方からもございました債務削減影響等々のお話をしたかったわけでございますが、
貿易保険の利用者の負担の在り方等については十分に先ほどお話が出ましたので、局長、
大臣から答弁がありましたので、この
質問は削除させていただきたいと思います。
そうなると、次に、時間があったらということでお尋ねしたかったというところで一つ二つ参りたいんですが、急ではございましたけれども、こういう
課題が出てまいりました。ちょっと私は朝刊を見るまで知らなかったものですから。
電力改革です。
電力改革の実施前の段階で、
電力改革を進める、来年四月ですね、その前段階として小売電気事業者に関する部分で、電源構成でこういう電気を売りますと小売が
説明する場合に、簡単に言えば、ある特定の電源だけを売るというときだけに限って
説明と。どういう電源なのか、水力なのか何なのかという
説明をする、特定の電源だけ売る場合にはそういうエンドユーザーに対して
説明と義務付けをするという案が、パブリックコメントで六月二日からこれを意見を聴取しているわけですね。ですから、まだ決まったわけではない。しかし、これ、省令で定めるということになっております。
危険だなと思って私がおりましたのは、その他の
供給契約の場合は、火力か原子力か、そういう種類は
説明と表示をする義務がないんです。ですから、ある特定の小売だけ、うちは水力だけです、うちは風力だけですというような場合にはその中身を示すんですが、簡単に言えば、東電系の小売系であってもいいですけれども、東電から買って小売するという場合には、東電の場合の話でいえば原発なのか水力なのか火力なのか、その火力も
LNGなのか石炭なのかを示さなくてもいいということになるわけです。
こういうことで、果たして当初の目的でした、エンドユーザー、
消費者に多様な選択肢を与える。
価格だけではないはずなんです、安いだけではないはずなんです。どういう電源から私は買うのかというのも極めて大きな選択を与えるという当初の
電力改革の趣旨になってくるだろうというふうに思いますので、どうぞ
大臣には、このところ、しっかりパブコメをいただきながら、省令の段階では全ての小売事業者に
説明と、そして電源構成を示す、これが当初の
法律の精神、進める改革の
意味であろうと思いますので、そういう姿勢で臨んでいただきますようにお願いしますが、今日、急でしたから、いかがですか。