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2015-09-09 第189回国会 参議院 議院運営委員会 第42号
公式Web版
会議録情報
0
平成二十七年九月九日(水曜日) 午前九時四十五分
開会
─────────────
委員
の異動 九月八日
辞任
補欠選任
森本 真治君
野田
国義
君 新妻
秀規
君 杉
久武
君 九月九日
辞任
補欠選任
大沼みずほ
君
高橋
克法
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
中川
雅治
君 理 事
野上浩太郎
君
牧野たか
お君 渡辺 猛之君
小見山幸治
君
前川
清成
君 山本 博司君 室井 邦彦君
仁比
聡平君 委 員
大沼みずほ
君 岡田 直樹君 上月 良祐君 酒井
庸行
君
高橋
克法
君 豊田 俊郎君 中泉 松司君
舞立
昇治君 宮本 周司君 森屋 宏君 石上 俊雄君
西村まさみ
君
野田
国義
君 白
眞勲
君 浜野
喜史
君 河野 義博君 杉
久武
君
委員
以外の
議員
議員
山口 和之君
議員
和田
政宗
君 ─────
議長
山崎 正昭君 副
議長
輿石 東君 ─────
事務局側
事務総長
中村
剛君
事務次長
郷原 悟君
議事部長
岡村 隆司君
委員部長
秋谷
薫司
君
記録部長
松本 智和君
警務部長
鈴木 千明君
庶務部長
星 明君
管理部長
笹嶋 正君
国際部長
側嶋
秀展
君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○本
会議
における
議案
の
趣旨説明聴取
に関する件 ○本日の本
会議
の
議事
に関する件 ○
公聴会開会承認要求
の
取扱い
に関する件 ─────────────
中川雅治
1
○
委員長
(
中川雅治
君) ただいまから
議院運営委員会
を
開会
いたします。 まず、本
会議
における
議案
の
趣旨説明聴取
に関する件を
議題
といたします。
前川清成
2
○
前川清成
君 私は、本
院議員
大
野元裕
君外七名発議の
領域等
の警備に関する
法律案
については、本
会議
での
趣旨説明
を聴取することなく
我が国
及び
国際社会
の
平和安全法制
に関する
特別委員会
に付託することの
動議
を
提出
いたします。
中川雅治
3
○
委員長
(
中川雅治
君) ただいまの
前川清成
君
提出
の
動議
につきまして御
意見
のある方は御
発言
願います。
仁比聡平
4
○
仁比聡平
君
日本共産党
は、ただいま付託が諮られました民主、
維新提出
の
法案
も、
憲法そのもの
に関わる
法案
であり、また
安保法制
の
政府案
に対する対案であることから、本
会議
において
趣旨説明
を受け、
質疑
を行うべきものと考えます。 以上です。
中川雅治
5
○
委員長
(
中川雅治
君) 他に御
発言
ございませんか。──他に御
発言
がなければ、
前川清成
君
提出
の
動議
について、これより
採決
を行います。
前川清成
君
提出
の
動議
に
賛成
の
諸君
の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
中川雅治
6
○
委員長
(
中川雅治
君) 多数と認めます。よって、
前川清成
君
提出
の
動議
は可決されました。 ─────────────
中川雅治
7
○
委員長
(
中川雅治
君) 次に、本日の本
会議
の
議事
に関する件を
議題
といたします。
事務総長
の
説明
を求めます。
中村剛
8
○
事務総長
(
中村剛
君) 御
説明
申し上げます。 本日の
議事
は、最初に、
日程
第一について、
文教科学委員長
が報告された後、
採決
いたします。 次に、
日程
第二及び第三を一括して
議題
とした後、
厚生労働委員長
が報告されます。次いで、
石橋通宏
君、
福岡資麿
君、
川田龍平
君、
小池晃
君各々十分の討論の後、両案を
採決
いたします。
採決
は二回に分けて行います。 なお、本日の
議案
の
採決
は、いずれも押し
ボタン式投票
をもって行います。 以上をもちまして本日の
議事
を終了いたします。その所要時間は約五十分の見込みでございます。
中川雅治
9
○
委員長
(
中川雅治
君) ただいまの
事務総長説明
のとおり本日の本
会議
の
議事
を進めることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
中川雅治
10
○
委員長
(
中川雅治
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 なお、予鈴は午前九時五十五分、本鈴は午前十時でございます。 暫時
休憩
いたします。 午前九時四十七分
休憩
─────・───── 午前十一時十分
開会
中川雅治
11
○
委員長
(
中川雅治
君) ただいまから
議院運営委員会
を再開いたします。
公聴会開会承認要求
の
取扱い
に関する件を
議題
といたします。 昨八日、
我が国
及び
国際社会
の
平和安全法制
に関する
特別委員長
から、お手元の資料のとおり
公聴会開会承認要求書
が
提出
されました。 本件につきまして御
意見
のある方は御
発言
願います。
仁比聡平
12
○
仁比聡平
君 ただいま
議題
とされました
安保特別委員会公聴会
の
開会承認要求
について、反対の
意見
を
日本共産党
を代表して
表明
をいたします。
公聴会
は、そもそも
重要法案
について
国民
の声を聞くべきものであり、とりわけ本案、つまり明白な
憲法違反
の
戦争法案
について、
国会法
の言う真に
利害関係
を有する者とは、
主権者
、
憲法制定権者
である
国民
の
皆さんそのもの
でございます。 ところが、
与党
は、衆議院でも行われた
参考人
の二回目の
質疑
や、あるいは
地方公聴会
の
提案
もせず、昨日いきなり
中央公聴会
の提起をしてまいりました。なぜいきなり
中央公聴会
なのか、何の議論もないままに、
与党
の考え方さえ
理事会
では示されておりません。ここに示されているのは、
与党幹部
が今や公言をしているように、来週十六日の
特別委員会
及びこの
参議院
における
戦争法案
の
強行採決
、その
条件づくり
であり、この
中央公聴会
の設定が、
国民
の声をまともに受け止めようとするのではなく、単なる
通過儀礼
におとしめようとする、その真意なのではありませんか。
委員会
の昨日
参考人
を招いて一時
開会
の僅か一分前に、
与党
から、十四日の総理、テレビの
集中質疑
及び十五日の
中央公聴会
という
提案
がいきなりなされました。
理事会
では当然結論は出ず、
場内協議
とされたにもかかわらず、その
場内協議
は調わないまま、つまり
理事会
、
理事懇合意
なく、
委員長
は一方的に
特別委員会
の
休憩
を宣言され、一方的に開かれた
理事懇談会
で、
野党理事会メンバー
に対するまともな呼び込みさえ行われないまま、
与党
のみで、
公述人
を四人、十五分ずつ、それを
委員長職権
で議決を行うなどということを決め、
委員会
を一方的に再開し、強行したことも、私は断じて許すわけにはいきません。 私も
現場
におりましたが、
強行採決
を行った後に
委員長席
の周りで
場内協議
が行われていました。しかし、
野党理事
の問いに対して、
自民党理事
は終始一言も口を開かず、何の
説明
を行うこともできなかったのであります。さらに、その後に開かれた
理事懇談会
も、一方的に
タイムテーブル
を
確認
をしただけで、
理事会
をやるという明確な連絡さえなく、やっているようなのでその席に参じた我が党の
理事会メンバー
が着いたときには既にその
協議
は終わり、
与党
の打合せをやっていたというような始末でした。
自民党
、公明党の
与党
、
安倍政権
は、この
戦争法案
をこんな
やり方
で、こんな数の暴力をこれからあらゆる手続においてあなた方はやって強行していこうというのか。議会を壊し、
憲法
を踏みにじる、こんな乱暴な
やり方
を我々
参議院議院運営委員会
が認めることは絶対にすべきじゃありません。 今、
議題
となっている
承認
の
対象
は、
公聴会
の
対象
となる
議案
及び来週九月十五日を
開会
の日とするということの
承認
であり、昨日
与党
が
理事会
で決めたと言っている
公述人
の数や
やり方
などはこの
承認
の
対象
ではないということは先ほどの
理事会
で
確認
をいたしました。 引き続き、
現場
の
理事会
や、そして
会派
間を始めとして、この重大な
法案
に対して
国民
の
意見
を本当に正面から受け止めて徹底した審議を尽くすべきだ、その立場でどの
会派
もしっかりと臨んでいくべきだということを強く申し上げ、我が党は、
憲法違反
の
戦争法案
は断固廃案に、そのために力を尽くして闘うことを申し上げて、
意見表明
といたします。
中川雅治
13
○
委員長
(
中川雅治
君) 他に御
発言
ございませんか。──他に御
発言
がなければ、これより
採決
を行います。
我が国
及び
国際社会
の
平和安全法制
に関する
特別委員長要求
のとおり
承認
することに
賛成
の
諸君
の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
中川雅治
14
○
委員長
(
中川雅治
君) 多数と認めます。よって、さよう決定いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時十六分散会