○長浜博行君 私は、
大臣所信の中にありました地球温暖化
対策、先ほど
中西さんがやられたのを引き続きと、それから
中間貯蔵施設、
福島のやつは
中西さんがやられましたから、私は
最終処分場、指定廃棄物の、こちらを伺って、時間があれば、大変この頃また同病相哀れむ方も多いんですが、花粉症とPM二・五について伺いたいと
思いますが、これは時間なくなりましたら、あとは、今いませんが、ドクター
櫻井にでも伺おうかなというふうにも思っております。
先日、たまたまつけたテレビでキリバス共和国が出ておりました。海抜二メートルぐらいのまさに太平洋に浮かぶ島嶼国です。太平洋戦争のときには、日本側が五千人ぐらい、そしてアメリカ側が千人ぐらいの戦死者を出したという大変な戦場であったわけでありますけれども、要は地球温暖化の影響で国土が水没をしていく、人口は十万人ほどというふうに伺っておりますけれども、約二千キロメートル離れたフィジーに土地を購入されて大統領が移住の準備をされて、もちろんフィジー国と
お話合いをしながらという
状況であったようであります。
後ほど伺いますが、IPCCの最終
報告の中においても、アジアを中心にということでありますが、数億人の単位で、日本は一億二千万の人口でありますけれども、数億人の単位での移住が今世紀末には必要になってくると、何もしなければですね。こんなことも言われているという
状況の中においての地球温暖化防止
対策というのは、大変日本のみならず地球の運命を左右する大事な
状況に差しかかっているという、
大臣所信の中でも述べられているとおりですね。
COP21のパリ
会議までに、二〇二〇年以降のポスト京都議定書といいますか、京都議定書は日本の名前を冠したある意味ではすばらしい議定書だったと
思いますけれども、アメリカ、中国、インドが入っていないという
状況の中においては実効性が担保できないわけでありますから、共通だが差異ある責任を
共有しながら、全世界の各国が参加できるような
状況をつくり出していかなければいけないというふうにも思っております。
先ほどの
お話もありましたが、COP20に出られて、
大臣は、我が国は、二〇五〇年までに世界全体で五〇%減、先進国で八〇%減という目標を改めて掲げ、貢献していくという
お話をされたというふうにも伺っております。今の安倍首相が第一次政権の二〇〇七年のときに美しい星へのいざないという中においても述べられたことでもあったと
思いますし、その翌年の、これは福田
先生だったでしょうか、洞爺湖サミットの中においても、G8の中でも
確認をされた事項だというふうに思っておりますが、これを改めて掲げられた御趣旨はどういうことなんでございましょうか。