○青柳
委員 今の答弁にありましたように、一つ一つ誠実に
対応しなきゃいけないんですが、今回は、確認できたかどうかは言わないけれども、何にも
対応していないというふうに聞こえます。
北朝鮮は、実際、ことしになってからも、二月にも三月にも四月にも、毎月ミサイルを発射しているわけでございまして、私は、こうした問題を一つ一つ、
北朝鮮が嫌がるぐらいきちんと
対応していく、このことも一つの大きな
圧力になるのではないかと思いますので、確認できないから何もやらない、
我が国の
情報能力を明かさないためにも何もやらないというのでは何の
圧力にもならないんじゃないかと思いますので、一つ一つについてきちんと、一々
対応していくということが求められるのではないかと思います。御
検討をしていただきたいと思いますし、その点、
指摘をしておきたいと思います。
次に、
北朝鮮産マツタケ不正輸入事件についても伺っておきたいと思います。
御案内のとおり、
本件で朝鮮総連議長の次男らが逮捕されたわけでございます。時間の
関係もありますので、この事件の経緯については割愛しますけれども、この事件の取り調べを進めることによって、もしかすれば、
北朝鮮の闇資金のルート、こういうものがより一層明確になるんじゃないかという期待もありますし、
北朝鮮の人脈、取引、こういうものの解明につながる可能性もあると思いますし、法と証拠に基づいて捜査が進むことによって、朝鮮総連そのものの事件、捜査に発展することがあろうかと私は思っておりますので、だからこそ、一層厳正に対処していただきたいと思います。
この事件について、
北朝鮮はいろいろな
対応、反応を見せていると思いますが、この逮捕によって
北朝鮮からなされている反応、通知、どういう反応があったのかというその件と、こういう事件があれば
北朝鮮にとっては大きな痛手になっているわけですから、硬軟両様のアプローチがあるんじゃないかと思いますが、逆に、
交渉をほのめかすようなアプローチがあるのかどうかについても御
説明できる範囲でしていただきたいと思いますし、何らかの
北朝鮮側の
対応の変化があったのかどうかについても、
政府の分析、こういうことについてもお
伺いしておきたいと思います。ぜひ、
山谷大臣からは、当然、
本件も法と証拠に基づいて厳正に進めていくんだという決意についても、あわせてお
伺いしておきたいと思います。