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吉田(宣)
委員 ありがとうございます。
きめ細やかな
対応をと言っていただきました。ぜひとも、事業者の方が少しでも安心していただけるような
対応というのをお願いいたします。
次に、一時帰島の
対応について
お話をお
伺いさせていただければと思います。
先ほども申し上げましたとおり、本当に着のみ着のままで
避難をされてこられているわけでございます。
被災者の中には、本当に、戸締まりも全くやらないまま
避難をされてきて、昨今のこういった御時世でございますから、例えば、泥棒であったりそういったことに関して大変心配をされている方もいらっしゃる。また、先ほどの畜産業の方の
お話で、牛や豚がいるということで、これは餌を食べないと死んでしまうわけでございまして、そういった
対応をどうにかやりたいというふうな方がいるわけでございますけれども、その際に、やはり一時的に口永良部島に帰ってそういった
対応をとる
必要性がある。
先般、一時帰島が実際、実現をしております。これは、
政府の方としても万全の安全
対策をとっていただいた上で、住民の
皆様も安心をして一時帰島して、しっかり家の戸締まりもできましたというふうなお声も聞いておりますし、牛や豚に対して、一週間分ですけれども何とか御飯を用意して、何とか生き延びられるような形で一時帰島の
対応をした
被災者の方もいらっしゃるとお聞きをいたしております。
この点ですけれども、今後もやはりこういったニーズというのはどうしても出てくる、これは私は間違いないところだと思っております。今後も、一時帰島、結局、
避難生活がどこまで続くか、これは計算がつかない、予測がつかないわけでございまして、その中にあっても、やはり、いいタイミングで安全な
状況で一時帰島をして、そういった最低限の
対応というのを
避難者の方というのは求めてくると思います。
その点を踏まえて、これは
屋久島の町長さんからの
要望なんですけれども、今あるヘリポートですね、ヘリコプターでの
避難というのは極めて有効なことだと思うんですけれども、ヘリコプターが離着陸をするヘリポートでございますが、現在、町の設置されているヘリポートというのは、済みません、ちょっと
説明が前後しますけれども、
避難者の方は番屋ケ峰
避難所というところに一時
避難、みんな集まってそこから
避難をしたということでございますが、この番屋ケ峰というところの
避難所のそばではなくて、道路は、ヘリポートまで行くために、ちょうど火山の近くを通り過ぎて二キロほど行かなければいけないところにそのヘリポートがあるということで、せっかくヘリコプターが着いても、二キロという、しかも火山の近くを通るというふうな、ある
意味、時間的にも地形的にも距離的にも
リスクを冒しながらヘリポートまで行かなければいけないというふうな
状況にあるようでございます。
そういった
意味におきましても、ヘリポートをぜひこの番屋ケ峰の
避難所のそばに設置していただきたいというふうな切なる
要望が私の方に届いております。
その点を踏まえまして、これから一時帰島という形は継続して起きてくると私は思っております。そういった
意味におきましても、少しでも安全を確保するという趣旨から、ヘリポートを番屋ケ峰の
避難所の近傍にぜひつくっていきたいというふうに私はお願いをしたいのですけれども、これに対して、国の方で何かバックアップできるような
支援策でありますとかお考えといいますか、そういったものがございましたら、これは管轄は
消防庁の方になるようでございますので、ぜひお聞かせいただければと思います。