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太田国務大臣 きょうの
質疑に当たりまして役所は一生懸命
答弁をつくってきたりして、見ますと、夢も希望もないような、無味乾燥な
答弁書をつくってきまして、もう少し夢のあることをということで、先ほど、本当はせめて皆様方に、
委員の方々に、
世界ではどんな例があるというようなことを、
答弁する方が配るわけにはいかないんですが、そういうことが大事じゃないかというふうに思いました。
バンクーバーの五輪では、全面が青になっていまして、雪山があって、いかにもそのイベントにふさわしいということもありますし、ニューヨークだと自由の女神像がありますし、ハワイでは虹がかかっている、そうした
ナンバープレートですし、あるいは、
アメリカのミネソタなどでは、動植物の生息地の保護というような
環境的なことに力を入れているということで、野鳥の絵が描いてあるというような
図柄があったり、オーストラリアのクイーンズランド州ではサーフィンということがあります。
中川先生の
質問の中で
お答えしませんでしたが、鈴鹿ということであれば、おのずから何か
図柄もまず浮かんできそうな感じもするわけでもありますし、富士山ナンバーのところもあるわけで、ここは単なる富士山ということにどう色合いをつけていくか。
ナンバープレートに非常に興味を持っていらっしゃる方が多いということも、改めて今回、痛感をいたしまして、
観光振興とか
地域振興とか、あるいは、
ナンバープレートをつくるということの行為と、そしてあらわれの中で一体化というものが生まれてくる。
これからいろいろな仕組みをつくっていかなくてはならないと思いますが、とったものが
オリンピックが終わってから、その処分の仕方とかそうしたことも、どうやって、自分に残しておきたいと思う方もきっといらっしゃるから、そうしたことも全てよく考えて、できるだけ早くこうしたことだということを示さなくてはいけない、このように思っているところです。
地方版の
図柄ナンバープレートにつきまして、
ナンバープレートに表示されている
地域名、百十六
地域でありますが、そこをまず最小単位として
実施する。余り細かくなると混乱するということもありましょうから、まずそこから始めたい。
そして、アンケート等によって
地域住民の具体的な要望が
確認をされるということ、そして
地方版図柄入りナンバープレートを
地域振興、
観光振興にどう
活用するかということもあわせて議論していただいた上で
基準を設けるということが大事だろうというふうに思っておりますし、また、警察の方からいきますと、
図柄ナンバーで番号とかいろいろなことがわからなくなるという、安全という
観点からは視認ということが非常に大事なことだというふうに思っております。
それらも含めて
基準を出して、きょうさまざまな方から
質問をいただきましたが、できるだけ早く骨格を出して、こういうものだということを国民の皆様にお示しする中で、より一層盛り上がっていくということを私たちとしては考えているところでございます。
また、イベントということについても、ラグビーが
オリンピックの前にあるので、第一弾はまずそういうことをいたしますけれども、釜石やああいうところでいったら、こういうイベント単位ということについてどうするかということの検討も行われるのではないかというふうに思っております。
いずれにしましても、各
地域から
提案がなされて、それを判断するということになります。その前段としてどういう条件かということ等について、また
世界の例等も示しながらというふうに思っているところでございます。