○山井
委員 本当にゆるゆるですね。
三月二十五日にこれは発覚しているんですよ。五カ月たっているんですよ。十一月にも問題が起こっている。未払い賃金は払われるめ
ども立っていない。偽装請負かの調査もまだ終わっていない。その
理由が、
会社と連絡がとれない。ここにホームページもありますが、
会社はやっていますよ。何が連絡がとれないですか、五カ月間も。行ったらいいじゃないですか。何をやっているんですか。
私は、本当に恥を知れと言いたいですよ。こんなことをやっているから
日本の
年金の信頼が落ちていくんじゃないんですか。
年金の仕事をしている人が賃金を払ってもらえない。それを
厚生労働省に言っても、五カ月たってもらちが明かない。こんな無
責任な話がありますか。
もう時間がないので、これはまた来週水曜日にやりますから、そのときまでに、どうやって未払い賃金を払うのか、ちゃんと回答を聞かせてください。当たり前でしょう、そんなものは。
それで、
議論がかわります。
確定拠出年金に入りますが、ガバナンス改革の
法案、もう時間がないので言いますが、GPIFの株式
運用比率一二%を二五%に上げるときに、塩崎
大臣は、ガバナンス改革も一体にしないとだめだと言って、
法案も出すと言ったけれ
ども、厚労省の
年金局の反対に遭って頓挫している。もう、国会は九月二十七日ですよ。
年金部会を開いて検討すると言うけれ
ども、
年金部会なんか開かれるめどはないじゃないですか。ガバナンス改革の
法案を今国会で出すんですか、出さないんですか。そのことを、この
確定拠出年金の
法案の
審議の最中には明言してください。それぐらい言ってください。賛否に影響します。
それと、GPIFがどんどん、八兆円、四%ぐらい、この間、国内株式を買いましたが、三月末で二二%買いました。六月末で二三、四%にいっているんじゃないかと推定されていますが、六月末でのパーセンテージは八月末に発表されます。昨年は八月二十九日。
これがもし二三、四、五にいっていたら何が問題かというと、ベンチマーク、中心値は二五%ですから、そこまでGPIFが国内株を買ったら、今度は売りに出ないとだめかもしれないんです。そうしたら株が落ちてしまうかもしれないんです。これは非常にセンシティブな問題です。
つまり、何が言いたいかというと、
確定拠出で、
確定給付じゃないですよ、
確定拠出で、株買え、株買えと言っている割には、今、GPIFで国内株式の
運用比率を上げて、官製相場で株価を押し上げているんですよ。
企業実態以上に株が上がっているおそれがある。そういう
意味では、六月末で何%まで国内株式がいっていたかというのは非常に重要な情報ですので、これも
審議が終わるまでにぜひ出していただきたい。できれば来週水か木に出していただきたいと思うんです。
ガバナンス改革はどうするのか、そして、
法案を出すのか出さないのか、もうそろそろ言ってください。それと、この六月末のGPIFの国内株式の
割合はいつ発表するのか。塩崎
大臣、お答えください。