○足立
委員 維新の党の足立康史でございます。
きょうは、
年金情報の
流出問題についての集中
審議ということで、大変深刻なテーマであると思っていますし、できるだけ早期にこの問題の解決に向けて歩み出さねばならない、そういう
状況であると思っています。
そうした中で、先ほども
中野委員の方から、
民主党が、
年金問題から逃げているとかいうことで非難をされたことについての遺憾の意を表明されましたが、全く同感でありまして、我々も含めて、維新の党も含めて、あたかも
年金問題から何か我々が逃げているかのように場外から言う、とんでもないことであると思います。
むしろ我々は、きょう浦野
理事ともいろいろ
お話をしていましたが、この問題が発覚をした直後の六月の三日、そして五日、そしてきょうと、三回目の集中
審議をこうして開催する段取りに、与党の
皆様との
連携においてそうなっておるわけでありますし、加えて、我々は参議院の
厚生労働委員会、さらには私も衆議院の内閣
委員会まで出向いてマイナンバーのことも含めて議論をしてきているところでありまして、逃げているのはどっちだと。
我々は、
年金問題は
年金問題としてしっかりと議論していく、派遣は派遣、待遇は待遇、全てそれぞれのテーマで、日程闘争に陥ることなく実質国会を実現していく、こうした立場で与党と、また
政府と向き合っていることを、ぜひ改めてここは強調しておきたいと存じます。
ありがとうございます。与党の
皆様からも拍手をいただきましたが、しかし、我々は
野党として、決して何かおもねったりするつもりはありません。
特にこの
年金問題、これは本当に私は早く何とかせないかぬと思っているんです。
大臣、順番をちょっと変えまして五番とか八番を先にやりますが、要すれば、今回は、
年金機構に
基幹システムがあります、それを業務系、業務系とおっしゃっているようですが、業務系の
基幹システムと、
情報系の、いわゆるインターネットにつながっているパソコンとかがある。
私はこれは内閣
委員会でも
指摘をしたんですが、そもそもこれはダウンロードしていていいのか。いろいろ報道で専門家のコメントとかも出てきますが、そもそも
個人情報の塊をインターネットにつながっているパソコンにダウンロードすること自体が、何なんだ、そんなことでいいのかという議論があります。
実際、私は内閣
委員会で、国税庁を呼びまして、今回のマイナンバー、きょうはマイナンバーの話ではありませんが、マイナンバーについて議論しました。
マイナンバーというのは税と
社会保障ですから、その一翼は国税庁の関係業務でありまして、また、もう一翼がまさに
塩崎大臣率いるこの
厚生労働省の管轄下にある
年金であり、医療であり、介護であるわけであります。まあ、介護まで入っていたかどうかは忘れましたが。そうした意味で、国税庁は、決して
個人情報の塊をダウンロードすることはないと内閣委で明言をした、きょうは呼んでいませんけれどもね。
ところが、どうも聞くと
年金機構は、何か
郵送、発送するときとかに、
個人情報の塊をダウンロードして、
情報系のパソコン等にそれを動かしてやっていたと。
パスワードを破られたとか、あるいは何か、遮断したと言ってメールをまだやっていたとか、それはそれで別途きょう井坂
委員も追及しますが、私は、それ以前の問題として、そもそもダウンロードを本当にこれからもするのというのがあります。問いでいうと八番目ですね、
大臣。そもそもパソコンにダウンロードするといった、ごめんなさい、これは厚労
大臣に振っていいんでしたっけ。いいですね、全般と言っていましたので。
その前に、では五番、そもそも
情報システムの設計。ちょっと混乱していますね、私が混乱しているんですけれども。どれからいきますかね。
そもそも、
年金についてダウンロードしていたのは事実ですね。
では、簡単なところからいきましょう。健康保険、要は医療とか介護、この分野でも、これはダウンロードをして業務をやっているんですか。