運営者
Bitlet
姉妹サービス
kokalog - 国会
yonalog - 47都道府県議会
nisalog - 東京23区議会
serelog - 政令指定都市議会
hokkaidolog - 北海道内市区町村議会
aomorilog - 青森県内市区町村議会
iwatelog - 岩手県内市区町村議会
miyagilog - 宮城県内市区町村議会
akitalog - 秋田県内市区町村議会
yamagatalog - 山形県内市区町村議会
fukushimalog - 福島県内市区町村議会
ibarakilog - 茨城県内市区町村議会
tochigilog - 栃木県内市区町村議会
gunmalog - 群馬県内市区町村議会
saitamalog - 埼玉県内市区町村議会
chibalog - 千葉県内市区町村議会
tokyolog - 東京都内市区町村議会
kanagawalog - 神奈川県内市区町村議会
nigatalog - 新潟県内市区町村議会
toyamalog - 富山県内市区町村議会
ishikawalog - 石川県内市区町村議会
fukuilog - 福井県内市区町村議会
yamanashilog - 山梨県内市区町村議会
naganolog - 長野県内市区町村議会
gifulog - 岐阜県内市区町村議会
sizuokalog - 静岡県内市区町村議会
aichilog - 愛知県内市区町村議会
mielog - 三重県内市区町村議会
shigalog - 滋賀県内市区町村議会
kyotolog - 京都府内市区町村議会
osakalog - 大阪府内市区町村議会
hyogolog - 兵庫県内市区町村議会
naralog - 奈良県内市区町村議会
wakayamalog - 和歌山県内市区町村議会
tottorilog - 鳥取県内市区町村議会
shimanelog - 島根県内市区町村議会
okayamalog - 岡山県内市区町村議会
hiroshimalog - 広島県内市区町村議会
yamaguchilog - 山口県内市区町村議会
tokushimalog - 徳島県内市区町村議会
kagawalog - 香川県内市区町村議会
ehimelog - 愛媛県内市区町村議会
kochilog - 高知県内市区町村議会
fukuokalog - 福岡県内市区町村議会
sagalog - 佐賀県内市区町村議会
nagasakilog - 長崎県内市区町村議会
kumamotolog - 熊本県内市区町村議会
oitalog - 大分県内市区町村議会
miyazakilog - 宮崎県内市区町村議会
kagoshimalog - 鹿児島県内市区町村議会
okinawalog - 沖縄県内市区町村議会
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
×
kokalog - 国会議事録検索
2015-03-13 第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
二十七年一月二十六日)(月曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
北村
誠吾
君
理事
小野寺
五典君
理事
木原
誠二
君
理事
新藤
義孝
君
理事
武田
良太
君
理事
津村
啓介
君
理事
佐藤
茂樹
君
今津
寛君
江渡
聡徳君
小田原
潔君
大西
宏幸
君
大野敬太郎
君 門山
宏哲
君
金子万寿夫君
木原
稔君
笹川
博義
君
中谷
真一
君
野中
厚君
浜田
靖一君
原田
憲治
君
武藤
貴
也君
小川
淳
也君
大串
博志
君
玉木雄一郎
君
柿沢
未途君
下地
幹郎
君
吉村
洋文
君
伊佐
進一
君
赤嶺
政賢君
照屋
寛徳
君
平成
二十七年三月十三日(金曜日) 午後二時
開議
出席委員
委員長
北村
誠吾
君
理事
小野寺
五典君
理事
門山
宏哲
君
理事
金子万寿夫君
理事
木原
誠二
君
理事
新藤
義孝
君
理事
武田
良太
君
理事
大串
博志
君
理事
下地
幹郎
君
理事
佐藤
茂樹
君
今津
寛君
江渡
聡徳君
小田原
潔君
大西
宏幸
君
大野敬太郎
君
木原
稔君
笹川
博義
君
中谷
真一
君
野中
厚君
浜田
靖一君
原田
憲治
君
武藤
貴
也君
小川
淳
也君
玉木雄一郎
君
中根
康浩
君
柿沢
未途君
吉村
洋文
君
伊佐
進一
君
赤嶺
政賢君
吉川
元君 …………………………………
外務大臣
岸田
文雄
君
防衛大臣
中谷
元君
外務
副
大臣
城内
実君
外務
副
大臣
中山
泰秀
君
防衛
副
大臣
左藤
章君
外務大臣政務官
薗浦健太郎
君
外務大臣政務官
中根
一幸君
外務大臣政務官
宇都 隆史君
防衛大臣政務官
原田
憲治
君
防衛大臣政務官
石川
博崇
君
安全保障委員会専門員
齋藤久爾
之君
—————————————
委員
の
異動
三月十三日
辞任
補欠選任
津村
啓介
君
中根
康浩
君
照屋
寛徳
君
吉川
元君 同日
辞任
補欠選任
中根
康浩
君 津村
啓介
君
吉川
元君
照屋
寛徳
君 同日
理事足立康史
君一月二十二日
委員辞任
につき、その
補欠
として
下地幹郎
君が
理事
に当選した。 同日
理事谷川弥一
君一月二十三日
委員辞任
につき、その
補欠
として
金子万寿夫君
が
理事
に当選した。 同日
理事木原誠二
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として門山
宏哲
君が
理事
に当選した。 同日
理事津村啓介
君同日
委員辞任
につき、その
補欠
として
大串博志
君が
理事
に当選した。
—————————————
三月二日
緊急出動
のある
自衛官
の官舎の
改善
に関する請願(
宮川典子
君
紹介
)(第一〇二号) 同(
山田賢司
君
紹介
)(第一一四号) 同(
中谷真一
君
紹介
)(第一三一号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 国の
安全保障
に関する件 ————◇—————
北村誠吾
1
○
北村委員長
これより
会議
を開きます。
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事木原誠二
君から、
理事辞任
の申し出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
北村誠吾
2
○
北村委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
並びに
委員
の
異動
に伴いまして、現在
理事
が四名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名いたしたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
北村誠吾
3
○
北村委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、
理事
に 門山
宏哲
君
金子万寿夫君
大串
博志
君 及び
下地
幹郎
君 を指名いたします。 ————◇—————
北村誠吾
4
○
北村委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りをいたします。 国の
安全保障
に関する
事項
につきまして、本
会期中国政
に関する
調査
を行うため、
衆議院規則
第九十四条の規定により、議長に対し、
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
北村誠吾
5
○
北村委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
北村誠吾
6
○
北村委員長
国の
安全保障
に関する件について
調査
を進めます。 この際、
防衛大臣
から
所信
を聴取いたします。
中谷防衛大臣
。
中谷元
7
○
中谷国務大臣
防衛大臣
及び
安全保障法制担当大臣
を拝命しました
中谷元
でございます。
我が国
の
防衛
という、
国家存立
の
基本
にかかわる崇高な
任務
を担うことになり、まことに光栄に感じるとともに、みずからの職責の重さに身の引き締まる思いがいたしております。 まず、先般の
シリア
における
邦人人質殺害事件
につきまして、御親族の御心痛を思うと言葉もございません。この許しがたい
暴挙
を断固非難いたします。 また、先月、ヘリの
事故
が相次いで発生したことにつきましては、まことに残念に思っております。亡くなった
搭乗員
三名の御冥福をお祈りし、御遺族に対して心から
お悔やみ
を申し上げます。
防衛省
・
自衛隊
としては、
事故
の
原因究明
に努めるとともに、今後の
訓練等
における
安全確保
及び
再発防止
に万全を期してまいります。 イデオロギーによる
東西冷戦構造
が終えんし、四半世紀が経過しました。
我が国
を取り巻く
安全保障環境
は、グローバルな
パワーバランス
の変化、
大量破壊兵器
や
弾道ミサイル
の
開発
、
拡散
、
海洋
、
宇宙
、
サイバー空間
へのアクセスを妨げる
リスク
の
深刻化
に加え、
シリア
での
邦人人質殺害事件
や、
欧州
など
世界
に広がる
国際テロ
の
脅威
など、昨今大きく変化しております。
我が国
を含む
アジア太平洋地域
では、
領土
や主権、
海洋
における
経済権益等
をめぐる
グレーゾーン事態
が長期化する傾向が生じており、これらがより重大な
事態
に転じる
可能性
が懸念されております。 特に、
我が国周辺
では、
中国
が、
東シナ海
において、
公船
による
領海侵入等
を繰り返しているほか、
火器管制レーダー
の照射、独自の
主張
に基づく
東シナ海防空識別
区の設定、
戦闘機
による
自衛隊機
への異常な接近といった、不測の
事態
を招きかねない危険な
行為
を繰り返しております。 また、
北朝鮮
は、
弾道ミサイル
の
発射等
の
軍事活動
を続けており、
核兵器開発
を
継続
する姿勢を崩していません。 このように、
安全保障環境
が一層厳しさを増し、もはやどの国も一国のみでは平和を守ることができないという現在の状況を踏まえ、以下の
施策
を積極的に
推進
してまいります。 まず、
防衛省
・
自衛隊
が、
国民
の
生命財産
、
我が国
の
領土
、
領海
、
領空
を守り抜くことができるよう、
平成
二十五年十二月に策定された
防衛計画
の
大綱
及び
中期防衛力整備計画
に基づき、
統合機動防衛力
の
構築
に努めてまいります。 具体的には、
防衛力
の質と量を必要かつ十分に
確保
し、
各種事態
における
抑止力
と
対処力
を高めるため、
統合機能
のさらなる
充実
を進め、
警戒監視能力
、
情報機能
、
輸送能力
、
指揮統制
・
情報通信能力
の
向上
を重視するほか、
島嶼部
に対する
攻撃
、
弾道ミサイル攻撃
、
ゲリラ
、
特殊部隊
からの
攻撃
、
宇宙空間
及び
サイバー空間
における
脅威
、大
規模災害等
並びに
国際平和協力活動等
への
対応
のための
機能
、
能力
を重視して、引き続き着実な
防衛力整備
を進めてまいります。 次に、
安全保障法制
の
整備
について申し上げます。 昨年七月に、
安全保障法制
の
整備
に関する
閣議決定
がなされました。ここに示された
基本方針
の
もと
、
我が国
の
存立
を全うし、
国民
の命と平和な暮らしを守り抜くとともに、
国際社会
の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献するため、あらゆる
事態
に
切れ目
のない
対応
を可能とする
国内法制
の
整備
に向け、引き続き、十分な
検討
を行い、与党と御相談しながら精力的に準備を進めてまいります。 次に、
日米同盟
の
強化
について申し上げます。
日米同盟
は、
我が国
の
安全保障
の
基軸
であるとともに、
アジア太平洋地域
、さらには
世界
全体の平和と安定のために極めて重要な
役割
を担っております。 現在、
日米両国
は、
共同訓練
、
弾道ミサイル防衛
、
宇宙
、
サイバー等
の幅広い
分野
で
防衛協力
を進めております。特に
日米防衛協力
のための
指針
の
見直し
については、
安全保障法制
の
整備
との
整合性
を図りながら、本年前半の
見直し完了
に向け、引き続き精力的に
作業
を進めてまいります。 また、
米軍
の
抑止力
を維持しつつ、
沖縄
を初めとする地元の
負担
を軽減するため、
普天間飛行場
の
移設
や在
沖米海兵隊
の
グアム移転等
の
在日米軍再編計画
を着実に進め、
沖縄
の
負担軽減
のため、オスプレイの
沖縄
県外における
訓練等
の実施や
牧港補給地区
の
早期返還
などに取り組んでまいります。 次に、
安全保障協力
の
推進
について申し上げます。
我が国
を取り巻く
安全保障環境
の
改善
のため、
日米同盟
の
強化
に加え、豪州、
ASEAN諸国
、
インド
、
欧州諸国
など、
関係各国
との
共同訓練
や
装備
・
技術協力
を含む
防衛協力
、
交流
を
推進
していきます。
中国
とは、
防衛当局
間の
海空連絡メカニズム
の
早期運用開始
に向けて本年一月に
事務レベル
での協議を行ったところであり、引き続き調整を進める
考え
です。また、同月には、初の
日英外務
・
防衛閣僚会合
を行い、
安全保障
及び
防衛分野
の
協力
を
強化
していくことで一致したほか、
フィリピン国防相
との会談に際し、
日比防衛協力
、
交流
の覚書に
署名
をいたしました。
防衛省
・
自衛隊
としては、引き続き幅広く
防衛協力
や
安全保障対話
に取り組んでまいります。 続いて、
国際協調主義
に基づく
積極的平和主義
の
もと
における
防衛省
・
自衛隊
の活用の
必要性
について申し上げます。 今や、
脅威
は容易に国境を越えてやってくる時代です。
我が国
の平和と安全を守るためには、
アジア太平洋地域
の平和と安定を
確保
し、さらには、
世界
の平和と安定を
確保
しなければなりません。そのために、
我が国
は、
国際協調主義
に基づく
積極的平和主義
の理念に基づき、
地域
と
世界
の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献していかなければなりません。 また、今日、
国際社会
における
軍事力
の
役割
は多様化し、
紛争
の
抑止
、
対処
にとどまらず、
紛争予防
から
復興支援
、さらには
人道支援
、
災害救援
、
海賊対処
などの
分野
において重要な
役割
を果たすようになってきており、
防衛省
・
自衛隊
においても、持てる
能力
にふさわしい形で一層積極的な
役割
を果たすことが期待されております。 本年一月、私は、ジブチ及び
南スーダン
を訪問し、厳しい
環境下
で
ソマリア沖
・
アデン湾
における
海賊対処
や
南スーダン
でのPKOにそれぞれ従事する隊員を激励し、
現地政府
から、
自衛隊
の
活動
について高い評価をいただきました。また、西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行に対し、昨年十二月、国連の要請を受け、
個人防護具
二万セットを
自衛隊機
により
輸送
いたしました。さらに、昨年末の
エアアジア航空機消息不明事案
を受け、
国際緊急援助活動
として
護衛艦
二隻を派遣いたしました。
防衛省
・
自衛隊
としては、今後とも、
国際協調主義
に基づく
積極的平和主義
の
観点
から、
世界
の平和と安定に貢献をしてまいります。
国会提出法案
について申し上げます。 今
国会
におきましては、まず、
特定防衛調達
に係る
国庫債務負担行為
により支出すべき年限に関する
特別措置法案
を提出しております。これは、
装備品等
の
調達
において、より長期の契約を締結できるようにすることで、
調達コスト
の縮減と
調達
の
安定化
を可能とするものでございます。 次に、
防衛省設置法等
の一部を改正する
法律案
について申し上げます。これは、
統合運用機能
の
強化
や
防衛装備庁
の新設を主な内容とする
防衛省改革
、
航空自衛隊
の
航空
総隊への第九
航空団
の
新編等
を実施しようとするものであります。 また、
安全保障法制
の
関連法案
につきましては、できるだけ速やかに
法律案
を提出できるよう、精力的に
作業
を進めてまいります。
委員各位
におかれましては、御審議のほど、よろしく
お願い
を申し上げます。 最後になりましたが、
北村委員長
初め
理事
及び
委員
の
皆様方
の一層の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
北村誠吾
8
○
北村委員長
次に、
外務大臣
から
所信
を聴取いたします。
岸田外務大臣
。
岸田文雄
9
○
岸田国務大臣
安全保障委員会
の開催に当たり、
委員各位
に謹んで御挨拶を申し上げ、
安全保障政策
について、
所信
を申し述べます。 まず、先般の
邦人殺害テロ事件
は痛恨のきわみであり、
暴挙
を断固非難します。お二人に哀悼の誠をささげ、御家族に
お悔やみ
を申し上げます。この間の
政府
の
対応
に関連し、
議員各位
の御理解と御
協力
に深く感謝いたします。 先般の
事件
を受けて、
テロ対策
の
強化
、中東の安定と
繁栄
に向けた
外交
の
強化
、
過激主義
を生み出さない
社会構築
への
支援
を進めます。また、海外における
日本
人の
安全確保
にも万全を期します。
日本
を取り巻く
安全保障環境
が一層厳しさを増す中、
国際協調主義
に基づく
積極的平和主義
の旗を高く掲げ、
日本
の
安全保障
を確実なものにし、
世界
の平和と
繁栄
のために
国際社会
の一員としての責務を果たす
外交
をこれまで以上に強力に
推進
してまいります。そして、
切れ目
のない
安全保障法制
の
整備
を、引き続き丁寧に
説明
を行いつつ、進めてまいります。
日本
の
安全保障
を
確保
する上で、
日本外交
、
安全保障政策
の
基軸
である
日米同盟
の
強化
と
域内外
のパートナーとの
協力関係
の
強化
が不可欠です。
日米同盟
については、引き続き、
日米防衛協力
のための
指針
の
見直し
を初め、幅広い
分野
での
日米
の安保、
防衛協力
を
推進
し、その
抑止力
及び
対処力
を一層
強化
していきます。
在日米軍再編
については、現行の
日米合意
に従って進めながら、
沖縄
の
負担軽減
に
全力
で取り組みます。特に、
普天間飛行場
の
固定化
は絶対に避けなければなりません。また、昨年十月に実質合意した
日米
地位協定の
環境補足協定
の
署名
に向けて、引き続き必要な
作業
を進めてまいります。 最も重要な隣国である韓国とは、
安全保障分野
を含め、大局的な
観点
から、
未来志向
で重層的な
協力関係
を双方の
努力
により
構築
します。
日本固有
の
領土
である竹島については、
日本
の
主張
をしっかりと伝え、粘り強く
対応
します。 また、オーストラリアや
インド
などとも、
安全保障分野
を含め
協力
を
強化
します。
日中関係
は、最も重要な二
国間関係
の一つであり、大局的な
観点
から
戦略的互恵関係
を
推進
していきます。他方、
中国
の不透明な
軍事力
の
強化
、
海空域
における
活動
の
活発化
は、
地域共通
の
懸念事項
となっています。尖閣諸島をめぐる
情勢
については、
日本
の
領土
、
領海
、
領空
は断固として守り抜くとの
決意
で、毅然かつ冷静に
対応
していく
考え
です。
日ロ関係
については、
政治対話
を重ねつつ、国益に資するよう進めます。その中で、北方四島の帰属の問題を
解決
して
平和条約
を締結すべく、交渉に取り組んでいきます。また、
ウクライナ情勢
の
平和的解決
に向けロシアが
建設的役割
を果たすよう働きかけてまいります。
ウクライナ
の
改革努力
を引き続き
支援
していきます。
北朝鮮
に関しては、
対話
と圧力の
方針
の
もと
、
日朝平壌宣言
に基づき、
拉致
、核、
ミサイル
といった諸懸案の包括的な
解決
を目指します。
北朝鮮
による核・
ミサイル開発
の
継続
は重大な
脅威
であり、
非核化等
に向けた
具体的行動
を引き続き強く求めます。
拉致
問題については、
北朝鮮
による
調査
が全ての
拉致被害者
の帰国という具体的な成果につながるよう、
全力
を尽くします。 また、南シナ海を含む
海洋
、
宇宙空間
、
サイバー空間
といった
国際公共財
における法の支配の
実現強化
にも尽力してまいります。 さらに、本年は
被爆
七十年であり、
核兵器
不
拡散条約運用検討会議
が開かれます。唯一の
戦争被爆国
として、
核兵器
のない
世界
に向けて、積極的に
国際社会
をリードしていきます。 以上のような諸
課題
の
対処
に当たり、私は、
外務大臣
として
全力
を尽くす
決意
です。
北村委員長
を初め
委員各位
の御
指導
と御
鞭撻
を心から
お願い
申し上げます。(
拍手
)
北村誠吾
10
○
北村委員長
外務大臣
は御退席いただいて結構でございます。 次に、
平成
二十七年度
防衛省関係予算
の
概要
について
説明
を求めます。
左藤防衛
副
大臣
。
左藤章
11
○
左藤
副
大臣
防衛
副
大臣
に再任されました
左藤章
でございます。
国家国民
を守り抜くため、両
政務官
とともに、
中谷大臣
を補佐しつつ、引き続き、
統合機動防衛力
の
構築
、
防衛省改革
の
推進
、
日米同盟
の
強化
、
安全保障協力
の積極的な
推進
、そして
安全保障法制
の
整備
といった重要な
課題
に、
緊張感
を持って取り組んでまいる
所存
でございます。
北村委員長
を初め
理事
、
委員各位
におかれましては、今後とも御
指導
、御
鞭撻
を賜りますようよろしく
お願い
を申し上げます。
平成
二十七年度の
防衛省関係予算
について、その
概要
を御
説明
申し上げます。
平成
二十七年度
予算
においては、一層厳しさを増す
安全保障環境
を踏まえ、
国民
の
生命財産
及び
我が国
の
領土
、
領海
、
領空
を守る
体制
を
強化
するため、
平成
二十六年度以降に係る
防衛計画
の
大綱
及び
中期防衛力整備計画
(
平成
二十六年度〜
平成
三十年度)に基づき、新たに導入することとされた
装備品
の
取得
も含め、
統合機動防衛力
の
構築
に向け、引き続き
防衛力整備
を着実に実施することとしております。 具体的には、
各種事態
における実効的な
抑止
及び
対処並び
に
アジア太平洋地域
の
安定化
及びグローバルな
安全保障環境
の
改善
といった
防衛力
の
役割
にシームレスかつ機動的に
対応
し得るよう、
統合機能
のさらなる
充実
に留意しつつ、特に、
警戒監視能力
、
情報機能
、
輸送能力
及び
指揮統制
・
情報通信能力
の
向上
を重視するほか、
島嶼部
に対する
攻撃
への
対応
、
弾道ミサイル攻撃
への
対応
、
ゲリラ
、
特殊部隊
による
攻撃
への
対応
、
宇宙空間
及び
サイバー空間
における
対応
、大
規模災害等
への
対応
並びに
国際平和協力活動等
への
対応
を重視し、必要な事業を計上することができたと認識しております。
平成
二十七年度の
防衛関係費
の
一般会計歳出予算額
は四兆九千八百一億四千万円となり、前年度の当初
予算額
に比べ九百五十三億四千六百万円の増となっております。
継続費
の総額は、
平成
二十七年度
護衛艦建造費
で九百億二千二百万円、
平成
二十七年度
潜水艦建造費
で六百五十八億八千百万円となっております。また、
国庫債務負担行為
の
限度額
は、
武器購入
、
航空機購入
、
弾薬購入
、
武器車両等整備
、
提供施設移設整備等
で二兆四千五百四億四千四百万円となっております。 また、
東日本大震災
からの
復旧復興
に係る経費を、
平成
二十七年度
一般会計
とは別途、
東日本大震災復興特別会計
に
歳出予算額
三百二十八億七千六百万円を計上しております。 次に、
平成
二十七年度の
防衛省関係予算
において特に重点を置いた
施策
について御
説明
申し上げます。 第一に、
周辺海空域
における
安全確保
です。 広域において常続
監視
を行い、
各種兆候
を
早期
に察知する
体制
を
強化
するため、新たな
装備品
の
取得
を含めた
周辺海空域
の
情報収集
、
警戒監視体制
を
強化
します。 第二に、
島嶼部
に対する
攻撃
への
対応
です。
島嶼部
に対する
攻撃
に
対応
するため、常続
監視体制
の
整備
、
航空
優勢の
獲得維持
、海上優勢の
獲得維持
、
輸送能力
や
水陸両用機能
を初めとする迅速な展開、
対処能力
の
向上
、
指揮統制
・
情報通信体制
の
整備
を実施します。 第三に、
弾道ミサイル攻撃
への
対応
です。
弾道ミサイル攻撃
に対し、
我が国
全体を多層的かつ持続的に防護する
体制
を
強化
するとともに、
ゲリラ
、
特殊部隊
による
攻撃
に
対応
する
体制
を
整備
します。 第四に、
宇宙空間
における
対応
です。
各種人工衛星
を活用した
情報収集能力
や
指揮統制
・
情報通信能力
を
強化
するほか、
宇宙空間
の
安定的利用
の
確保
のための取り組みを実施します。 第五に、
サイバー空間
における
対応
です。
サイバー攻撃
に対する十分なサイバーセキュリティーを常時
確保
できるよう、
人材育成
を含め、
サイバー攻撃対処能力
の検証が可能な実戦的な
訓練環境
の
整備等
、所要の
体制整備
を行うとともに、最新の
リスク
、
対応策
、
技術動向等
を把握するため、
民間部門等
との連携を
強化
します。 第六に、大
規模災害等
への
対応
です。
各種
の
災害
に際して、十分な
規模
の
部隊
を迅速に
輸送
、展開するとともに、
統合運用
を
基本
としつつ、要員の
ローテーション体制
を
整備
することで、長期間にわたり持続可能な
対処体制
を
構築
します。 第七に、
情報機能
の
強化
です。
各種事態等
の
兆候
を
早期
に察知し迅速に
対応
するとともに、
我が国周辺
におけるものを初めとする中長期的な
軍事動向等
を踏まえた
各種対応
を行うため、
情報
の
収集
、
処理体制
及び
収集
した
情報
の分析、
共有体制
を
強化
します。 第八に、
アジア太平洋地域
の
安定化
及びグローバルな
安全保障環境
の
改善
です。
アジア太平洋地域
の
安定化
に向け、二国間、多国間の
協力関係
を
強化
し、
訓練
、
演習等
を適時適切に実施するとともに、グローバルな
安全保障
上の
課題等
に適切に
対応
するため、
国際平和協力活動等
をより積極的に実施します。 これをもちまして、
平成
二十七年度の
防衛省関係予算
の
概要
の
説明
を終わります。
北村誠吾
12
○
北村委員長
以上で
説明
は終わりました。 この際、
外務
副
大臣
、
防衛大臣政務官
及び
外務大臣政務官
より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
中山外務
副
大臣
。
中山泰秀
13
○
中山
副
大臣
外務
副
大臣
を拝命いたしております
中山泰秀
です。
我が国
を取り巻く
安全保障環境
が一層厳しさを増す中、
我が国
の安全と
繁栄
を
確保
し、
国民
の
生命
と
財産
を守ることは、
政府
が取り組むべき最
優先課題
であります。 私は、
岸田外務大臣
を補佐し、
我が国
が直面する
外交
、
安全保障
上の諸
課題
に
全力
で取り組む
決意
であります。 二人の副
大臣
のうち、私が特に本
委員会
を担当することになっております。
北村委員長
初め
理事
及び
委員各位
の御
支援
と御
協力
を心からよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
北村誠吾
14
○
北村委員長
次に、
城内外務
副
大臣
。
城内実
15
○
城内
副
大臣
外務
副
大臣
の
城内実
でございます。
我が国
が平和のうちに
繁栄
するためには、日々積極的な
外交努力
を重ねていくことが一層重要となっております。
我が国
が直面する
外交
、
安全保障
上の諸
課題
に取り組むに当たり、
岸田文雄外務大臣
の
指導
の
もと
、
外務
副
大臣
としての職務を全うするため、
全力
を尽くして取り組む
決意
です。
北村誠吾委員長
初め
理事
、
委員各位
の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
申し上げます。(
拍手
)
北村誠吾
16
○
北村委員長
次に、
原田防衛大臣政務官
。
原田憲治
17
○
原田大臣政務官
防衛大臣政務官
の
原田憲治
でございます。
防衛省
・
自衛隊
に対する国内外からの期待が高まっている中で
政務官
に再任をされ、大変光栄に感じております。 今後とも、
国家国民
を守り抜くために、
左藤
副
大臣
、
石川政務官
とともに、
中谷大臣
を補佐し、
全力
で
任務
に取り組んでまいる
所存
でございます。
北村委員長
を初め
理事
、
委員各位
におかれましては、引き続き御
指導
いただきますように、よろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
北村誠吾
18
○
北村委員長
次に、
石川防衛大臣政務官
。
石川博崇
19
○
石川大臣政務官
引き続き
防衛大臣政務官
を拝命するとともに、
安全保障法制
も担当させていただくこととなりました
参議院議員
の
石川博崇
でございます。
左藤
副
大臣
、
原田政務官
とともに、
中谷大臣
を補佐し、
我が国
の平和と
国民
の
生命
を守るために、今後とも
全力
を尽くしてまいる
所存
でございます。
北村委員長
初め
理事
、
委員
の
皆様方
におかれましては、引き続き御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、何とぞよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
北村誠吾
20
○
北村委員長
次に、薗浦
外務大臣政務官
。
薗浦健太郎
21
○薗浦
大臣
政務官
外務大臣政務官
の
薗浦健太郎
でございます。
国際社会
において
外交
、
安全保障
上の諸
課題
が山積をする中、
我が国
の安全と
繁栄
を
確保
するため、一層の
努力
が必要であります。 私は、
外務大臣政務官
としての責任を果たすべく、
岸田外務大臣
を補佐し、
我が国
の
外交
、
安全保障政策
の
推進
に
全力
を尽くして取り組む
考え
でございます。 なお、三人の
外務大臣政務官
の中では、私が特に本
委員会
を担当することになっております。
北村委員長
初め
理事
、
委員各位
の御
支援
、御
協力
を心から
お願い
申し上げます。(
拍手
)
北村誠吾
22
○
北村委員長
次に、
中根
外務大臣政務官
。
中根一幸
23
○
中根
大臣
政務官
外務大臣政務官
の
中根
一幸でございます。
外務大臣政務官
としての職務を全うするため、
岸田外務大臣
の
指導
の
もと
、
我が国
の安全と
繁栄
のため、
外交
、
安全保障政策
上の諸
課題
に
全力
を尽くして取り組む
決意
でございます。
北村委員長
初め
理事
、
委員各位
の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
申し上げます。(
拍手
)
北村誠吾
24
○
北村委員長
次に、宇都
外務大臣政務官
。
宇都隆史
25
○宇都
大臣
政務官
外務大臣政務官
の
参議院議員
の宇都隆史でございます。
外務大臣政務官
として
国民
の皆様の期待に応える
外交
を
推進
するため、
岸田外務大臣
を補佐し、
我が国
の安全と
繁栄
のため、
外交
政策の
推進
に全身全霊を注ぐ
考え
です。
北村委員長
初め
理事
、
委員各位
の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
申し上げます。(
拍手
)
北村誠吾
26
○
北村委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後二時三十三分散会