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岡田広君 是非よろしくお願いしたいと
思います。
今年の七月、佐賀で行われた全国知事
会議、少子
化対策がもう最大の
課題であるということで、知事
会議の前に知事会の会長の山田知事、私、陳情を副
大臣のときに受けまして、この少子化、特に婚活予算、これ森
大臣のときに補正予算で三十億という予算を確保して、全国で今展開をしてもらっているわけですけど、やっぱり少子化を解決するためには結婚してもらうって当たり前のことなんですが、今まではどうしても結婚して妊娠、出産、子育てという、こういうことに対して国はいろんな
政策的支援をしましたけど、やっぱり結婚をしてもらう環境もつくっていくということもとても大切なことだろうと
思いますから、来年度予算に向けて百一兆という数字が、概算が出ているようですが、是非少子
化対策予算につきましては満額要望を、これは獲得できるように努力をお願いして、もう時間ありませんので、要望だけしておきたいと思っております。
いずれにしても、
女性が輝く
社会というのは、やっぱりデンマークとかノルウェーにしてもそうでありますけど、基本はやっぱりワーク・ライフ・バランスというのが基本になっているんだと
思います。私、三分の一バランス論という話をしました。八時間
仕事、八時間は睡眠、残りの八時間は自由な時間、自分の自由な、このバランスが崩れなければ病気にならないと言われていると、そんな話しましたけれども、この八時間労働が十一時間、十二時間になると、どうしても寝る時間、睡眠か自分の自由な時間から取られてしまう、バランスが崩れてストレスがたまって病気になる、悪循環になるということなので、やっぱり
社会保障、デンマークやノルウェー、スウェーデン、北欧の国々と日本の国、
社会保障制度、国民負担率も違います。違いますけれども、やはり北欧の国にあるやっぱりいろんな
政策の基本的な
考え方は、ワーク・ライフ・バランスが基本にあって
政策がつくられているということを、私はデンマークやノルウェーを少子
化対策会議で訪問をして、そんな感じを受けましたので、
女性が輝く
社会、まあこれ時間ありませんから言いませんけれども、やっぱり
経済の
効率性だけ求めるということではなくして、ワーク・ライフ・バランスが大事だということを再
認識していただければと考えています。
もう
一つだけ、公文書館についてお尋ねをしたいと
思います。公文書管理の在り方、特に公文書館の整備についてお尋ねをいたします。
私の地元常陸大宮市というところで先週の八日の日に、廃校になった小学校の校舎を再利用して市の文書館の竣工式が行われ、十日から開館、約三万点の文書の所蔵があるということでありますけれども、全国の
地方自治体では少子化による児童生徒数の減少などの影響から多くの廃校が発生して遊休施設化し、その施設の有効活用が
課題、議題になっているとも聞いておりますけれども、私はこの茨城県の常陸大宮市のケースは、廃校舎活用のモデルとしては大変いい例ではないかと思っております。鉄筋コンクリートの三階建てで、ここを文書館に改修した費用は事業費約九千七百万ということでありますけれども。
これ、公文書館の
法律ができて、一九八八年でありますけれども、それから四半世紀が経過をしているわけですけれども、本年四月現在、
地方自治体が
設置する公文書館の数は六十八館という数字であります。四十七都道府県の三十六はできていますけれども、十一県はまだできていません。これ、しっかりと、この
地方自治体における公文書館建設の現状あるいは
課題についてどのように
認識をしているのか、そしてまた、
地方自治体に対する国の支援をこの
法律は定めているわけでありますけれども、
政府は
地方自治体に対してどのような支援を行ってきたのか。
そして、最後に、時間ありませんから併せてお願いしたいと
思います。
国立公文書館も満杯状態になっています。資料を配付させていただいておりますので、諸外国の国立公文書館の比較、これは職員数、施設総床面積あるいは所蔵量、全てにおいてもう
説明をしなくても一目瞭然であります。歴史公文書が、通常は国民が直接目にすることはできませんけれども、なかなか歴史公文書が分散して
機能、施設の面でも諸外国と比べて著しく見劣りし、国民に利用されておりません。
やっぱり、これしっかりと、
大臣の
所信の中でも国立公文書館の
機能や施設の
調査検討とありますが、これはもう五年ぐらいで満杯になるわけですから、新しい公文書館を造るという
考え方で述べられておるのか。
そしてまた、国会周辺に国立公文書館新館建設に向けてということで、谷垣前法務
大臣を会長にして、これの議員連盟が超党派でできております。やっぱり国会見学に来た
方々にも見てもらうということで、国会周辺に新しく造るときにはこれを造られたらどうかという、そういう
考え方だけお尋ねして、時間が来ましたので終わりたいと
思います。
以上です。