○大野
元裕君
大臣、必要な
助言等はいたしますと、しかしながら
長野県の方からそういった話が上がってこなかった、あるいは
災害救助法の
適用になるだけの大
規模な言わば
被害あるいはおそれ、こういったものがないというような、そういう御趣旨の答弁だと私は
理解しますが、実際には、この
大町市のかつての先ほど申し上げた美麻村、村役場のときはまだまだもしかするときめ細かい
対応ができたのかもしれなかった。しかし、そういった中で、近くの市民農園
宿泊施設にお泊まりの方も実は当初からおられますし、それから、御親族の家に寝泊まりを、不安で、あるいは
被害を受けて、されている方も実はこの美麻地区、いるんです。そうすると、きめ細かい
対応というのとは私は若干異なるのではないかと思っています。
現実に、
大臣、先ほどの議論の中でもございましたが、
松本政務官が
現地に派遣をされた、あるいは
総理も
現地に赴かれたというふうに聞いています。何を御覧になってきたんでしょうね。
地域に直接政
務官を派遣されるということは、私の
理解では、
地域に寄り添う、あるいは
現地の事情、情報といったものを適切に取る、そういったことを私は、この東京ではなくて
現地に入られるということはそういうことではないかというふうに私には思えてなりません。
また、自衛隊も、後ほど
質問させていただきますけれ
ども、様々な情報収集
活動をヘリコプター等を使って行ってきました。これ、遠いところに離れた
地域じゃないんですよ。最も
被害が大きかったと現時点ではされている
白馬村のすぐ隣の
地域なんです。そういったところで、本当にこれ、何を見てきて、私はどんな
対応をするべきかということを、助言という話をされましたけれ
ども、それこそ私は国が行うべき、あるいは地方自治体とともに手を携えて議論するべきことではないかと思うんですけれ
ども、いかがなんでしょうか。