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薬師寺みちよ君 ありがとうございます。
私も、不安になりましたので、実際に聞き取りをさせていただきました。資料の一を御覧ください。一番右の部分でございます。
訓練の
実施状況、ここで、上の島根県から宮城県まで、全県することはできなかったんですけれども、このヒアリングの中で分かってきたことというのは、実地訓練が不定期であるところもある。不定期であるので何年に一回かも分かりません。ですし、ここに書いてあるように、第一種、そして
医療機関というものを巻き込んでの訓練を行っているところも行っていないところもあるということなんです。これが現状でございます。かつ、じゃ、先ほどもお話ございましたけれども、指定病院がないところはどういう訓練を行っているか、そういう
調査さえも行っていないわけですよね。
まだまだこれからの問題だからゆっくり
調査をいたしますという回答しか私のところにも返ってこないんですけれども、これ早急にしっかりとした訓練の
実施状況も
厚生労働省の方で
把握をしていただかなければならないと思うんですね。今までどういうことをやっていたのか、どういう訓練をやっていたのか。私どもとしましては、このような状況の中で安心して、じゃ、その
患者様若しくは
患者様かもしれないという疑似症状の方を移送してくれ、安心して移送してと、これは言えないんですね。ですから、このことをまず一点
指摘をさせていただきたいと思います。
それから、これ以外にも、実は
保健所長にも何件かお願いをいたしましてヒアリングをさせていただきました。これはやっぱり、全くこういう訓練という中で
職員がスキルが身に付いていないということも分かってまいりました。今、じゃ、自分のところで
発生したらどうしたらいいんだという、本当に不安におびえていらっしゃいます。
保健所の
役割というものが大変大きいことはこの資料二を見ていただいても分かります。これは、この間、
厚生労働省が出していただいた通知の中に入っているものでございます。
保健所、
保健所、
保健所というところで、たくさん
保健所の
役割がございます。しかし、
保健所長の方がこれを御覧になっていないところもございました。こんなものが出ていたんですねというふうに驚いて私どもに反応されたところもございます。
かつ、これを御覧になっていただいても分かるように、大変分かりにくいフローチャートとなっております。
検体の流れと
患者様の流れが同時に書き込まれている。これを見ても、自分たちは一体どこでどういうふうに人を流していったらいいのかということが分からない。ですから、
患者さんが
発生した場合に、その
患者さんを中心としたフローというものが書かれていない、描かれていない。
どうでしょう。この今回の
エボラ出血熱への
対応で、しっかりと第一種の
感染症指定病院に
保健所の
職員が移送する人的な流れのフローチャートというものを別個作成すべきではないかと思いますが、御
意見いただけますでしょうか。