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2014-10-14 第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十六年十月十四日(火曜日) 午前十時開会 ─────────────
委員氏名
委員長
石井みどり
君 理 事
西田
昌司
君 理 事
津田弥太郎
君 理 事
長沢
広明
君
赤石
清美
君
大家
敏志
君
大沼みずほ
君
木村
義雄
君
島村
大君
高階恵美子
君
滝沢
求君
武見
敬三
君
羽生田
俊君
渡辺
猛之君
足立
信也
君
相原久美子
君
小西
洋之
君
西村まさみ
君
森本
真治
君
山本
香苗
君
薬師寺みちよ
君
山口
和之
君 東 徹君
小池
晃君
福島みずほ
君 ─────────────
委員長
の
異動
九月二十九日
石井みどり
君
委員長辞任
につき、 その
補欠
として
丸川珠代
君を議院において
委員
長に
選任
した。 ─────────────
委員
の
異動
九月二十九日
辞任
補欠選任
大家
敏志
君
福岡
資麿
君
西田
昌司
君
丸川
珠代
君
渡辺
猛之君
三原じゅん子
君
相原久美子
君
榛葉賀津也君
小西
洋之
君 白
眞勲
君
西村まさみ
君
藤田
幸久
君
森本
真治
君
石橋
通宏
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
丸川
珠代
君 理 事
大沼みずほ
君
羽生田
俊君
福岡
資麿
君
津田弥太郎
君
長沢
広明
君 委 員
赤石
清美
君
石井みどり
君
木村
義雄
君
島村
大君
高階恵美子
君
滝沢
求君
武見
敬三
君
三原じゅん子
君
足立
信也
君
石橋
通宏
君
榛葉賀津也君
白
眞勲
君
藤田
幸久
君
山本
香苗
君
薬師寺みちよ
君
山口
和之
君 東 徹君
小池
晃君
福島みずほ
君
国務大臣
厚生労働大臣
塩崎
恭久
君 副
大臣
厚生労働
副
大臣
永岡
桂子
君
厚生労働
副
大臣
山本
香苗
君
大臣政務官
厚生労働大臣政
務官
橋本
岳君
厚生労働大臣政
務官
高階恵美子
君
事務局側
常任委員会専門
員 小林 仁君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
理事補欠選任
の件 ○
国政調査
に関する件 ○
社会保障
及び
労働問題等
に関する
調査
(
臓器移植
に関する件) (
派遣委員
の
報告
) ─────────────
丸川珠代
1
○
委員長
(
丸川珠代
君) ただいまから
厚生労働委員会
を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御
挨拶
を申し上げます。 去る九月二十九日の本
会議
におきまして
厚生労働委員長
に
選任
をされました
丸川珠代
でございます。 本
委員会
は、
年金
、
医療
、
社会福祉
、
雇用
、
労働
問題など
国民生活
に密接に関わる
重要事項
を幅広く所管する
委員会
でございます。 この度、
委員長
に
選任
されまして、その責任の重大さを痛感している次第でございますが、
皆様方
の御
指導
、御
協力
を賜りながら、公正かつ円満な
委員会運営
に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしく
お願い
を申し上げます。(拍手) ─────────────
丸川珠代
2
○
委員長
(
丸川珠代
君)
委員
の
異動
について御
報告
をいたします。 去る九月二十九日までに、
石上俊雄
君、
浜田昌良
君、
大家敏志
君、
西田昌司
君、
相原久美子
君、
西村まさみ
君及び
小西洋之
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
山本香苗
君、
福岡資麿
君、
榛葉賀津也君
、
藤田幸久
君、
白眞勲
君、
石橋通宏
君及び私、
丸川珠代
が
選任
をされました。 ─────────────
丸川珠代
3
○
委員長
(
丸川珠代
君)
理事
の
補欠選任
についてお諮りをいたします。
委員
の
異動
に伴い現在
理事
が三名欠員となっておりますので、その
補欠選任
を行いたいと存じます。
理事
の
選任
につきましては、先例により、
委員長
の指名に御一任を願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
丸川珠代
4
○
委員長
(
丸川珠代
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に
福岡資麿
君、
羽生田俊
君及び
大沼みずほ
君を指名いたします。 ─────────────
丸川珠代
5
○
委員長
(
丸川珠代
君)
国政調査
に関する件についてお諮りをいたします。 本
委員会
は、
今期国会
におきましても、
社会保障
及び
労働問題等
に関する
調査
を行いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
丸川珠代
6
○
委員長
(
丸川珠代
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
丸川珠代
7
○
委員長
(
丸川珠代
君) この際、
塩崎厚生労働大臣
、
山本厚生労働
副
大臣
、
永岡厚生労働
副
大臣
、
橋本厚生労働大臣政務官
及び
高階厚生労働大臣政務官
から発言を求められておりますので、順次これを許します。
塩崎厚生労働大臣
。
塩崎恭久
8
○
国務大臣
(
塩崎恭久
君) この度、
厚生労働大臣
を拝命いたしました
塩崎恭久
でございます。
参議院
に五年間所属させていただいた者の一人として、この
参議院
にこうして参れることを大変うれしく思っているわけでございますので、
先生方
には何とぞひとつよろしく
お願い
申し上げたいと思います。
厚生労働委員会
の開催に当たり、御
挨拶
を申し上げたいと思います。
厚生労働大臣
に就任して初めての
国会
を迎えました。
国民
の
皆様
の安全、
安心
の
確保
に万全を期すため、
厚生労働行政
の諸
課題
に
全力
で取り組んでまいりたいと思います。 まず、
厚生労働行政
に取り組むに当たっての
基本姿勢
について申し述べます。
社会保障
に関しましては、
自助自立
を第一に共助と
公助
を組み合わせ、弱い
立場
の人にはしっかりと援助の手を差し伸べることを
基本姿勢
としています。
認知症施策
、
がん対策
、
児童虐待防止
や
児童養護
、
障害者施策
など、弱い
立場
の方への
支援
にこれまで以上に力を入れていきます。 また、
雇用
、
労働
に関しましては、全ての人々が
生きがい
を持って働き、
能力
を発揮することができる
環境
を
整備
することを
基本姿勢
としています。特に、
若者
や
女性
が活躍できるような
施策
にこれまで以上に取り組んでいきます。
国民
の
皆様
が
安心
して働き、暮らすことができるよう、力を尽くします。 先日、私は
被災地
を訪問し、被災された
方々
からお話を伺いました。将来を見据え、現場第一主義に立ち、復興に取り組む思いを新たにしました。
被災者
の
健康確保
、心の
ケア
や
雇用対策
、
医療
、
介護
の
体制整備等
に引き続き取り組みます。 急速に
少子高齢化
が進展し、
雇用環境
が変化する中で、
安定財源
を
確保
しつつ、誰もが
安心
できる持続可能な
社会保障制度
を
確立
しなければなりません。 このため、
プログラム法
に基づき、残された
課題
について引き続き
検討
を行い、
社会保障制度改革
を着実に進めます。 先般、
政府
にまち・ひと・し
ごと創生本部
が設置されました。
地域
の
創意工夫
を生かした
人材育成
、
雇用創出
の
取組
や
地域福祉
の
拠点づくり
を進めるなど、
国民
が
安心
して働き、
希望どおり結婚
や出産、
子育て
ができ、将来に夢や
希望
を持てる、魅力あふれる地方の
創生
に向け、各
府省
と
連携
し、総合的な
対策
に取り組みます。
医療
、
介護
については、
医療介護総合確保推進法
に基づき、
地域医療介護総合確保基金
を活用した
医療
・
介護提供体制
の
整備
、
病床機能報告制度
や
地域医療構想
の
策定等
による
医療機能
の分化、
連携
、
在宅医療
・
介護
の
連携
、
介護予防給付
の一部の
地域支援事業
への移行、
費用負担
の
公平化等
を図ります。
認知症
の方が
地域
で
安心
して暮らせる
社会
を
構築
する必要があります。特に、
社会
全体で
認知症
の方を支えるため、
認知症
の正しい
理解
を
国民
全体に広めるための
普及啓発
や、
早期診断
、
早期対応
などの
施策
を積極的に
推進
します。さらに、
認知症対策
についての
我が国
の優れた
取組
を
世界
に発信していきます。
平成
二十七年度は
介護報酬
の
改定
が予定されています。
改定
に向けて、
介護職員
の
処遇改善
などの
課題
に取り組みます。
医療保険制度
については、
国民
皆
保険
を今後とも堅持するとともに、広く
国民
の納得、信頼、
安心
を
実現
できる
制度
を
構築
することが重要です。
国民健康保険
を始めとする
医療保険制度
の
財政基盤
の
安定化
、
国民
の
負担
に関する公平の
確保等
を
推進
します。
予防接種施策
や、肝炎、
生活習慣病等
への
支援策
を
推進
するとともに、来年一月の難病、
小児慢性特定疾病
の
法施行
に向けた
準備
を着実に進めます。
がん対策
については、
がん
による死亡を減少させ、また、
がん患者
の方が
安心
して暮らせるよう、
がん検診
の
受診率向上
や
がん患者
への
就労支援等
に取り組むとともに、昨年成立した
がん登録推進法
の円滑な
施行
に向けた
取組
を進めます。 本年九月、
世界
で初めて
iPS細胞
を用いた
移植手術
が行われました。
医薬品等
の
安全対策
や審査の
迅速化
、
薬事戦略相談
の拡充などにより、
世界
に先駆けた
革新的医薬品
、
医療機器
の
創出
や
再生医療
の
実用化
を図ります。
危険ドラッグ
については、
使用者
による
交通事故等
が
社会
問題となる中、
厚生労働省
としては、
指定薬物
の
迅速指定
、
薬事法
に基づく初めての
検査命令
、
販売停止命令
の発動、
販売サイト
の
削除要請
などを強力に進めてきました。さらに、
関係省庁
と
連携
し、無
承認医薬品
としての
取締り等
に積極的に取り組みます。
感染症
については、この夏、ほぼ七十年ぶりに国内でデング熱が発生したほか、エボラ出血熱が
世界
的な危機と捉えられています。
感染症
への
対応
を一層
強化
するため、
情報収集体制
の
強化等
を行うとともに、政令での暫定的な
指定感染症
の取扱いを
法律
で措置するための
感染症法
の
改正案
を今
国会
に提出します。
公的年金制度
については、
財政検証
の結果を踏まえ、
プログラム法
に沿った
検討
を進めます。また、
企業年金制度
についても
検討
を加えます。
年金積立金
の運用については、
改訂日本再興戦略等
を踏まえて、
基本ポートフォリオ
の
見直し
や
ガバナンス体制
の
強化
の
検討
を進めます。
年金記録
の
訂正手続制度等
の円滑な
施行
に向けた
取組
を進めます。
子ども
・
子育て支援
については、
子ども
・
子育て支援
新
制度
を来年四月に
施行
する方針の下、円滑な
施行
に向けた
取組
を進めるとともに、
待機児童解消加速化プラン
に基づき、
平成
二十九年度末までの
待機児童
ゼロを目指して
取組
を強力に進めます。また、いわゆる小一の壁の打破に向け、
放課後子ども総合プラン
に基づき、
放課後児童クラブ
による受皿の
拡大
を進めます。
児童虐待
については、
児童相談所
による
相談対応件数
が過去
最高
となりました。
社会
全体でこの問題に取り組んでいくため、
厚生労働省
に
専門委員会
を立ち上げました。
関係
府
省庁
とも
連携
をして、年内をめどに
対策
を取りまとめます。 また、
児童養護施設等
には、
虐待
など
保護者
の適切な養育を受けられない
子供
が増加をしています。そうした
子供たち
や
母子家庭
、
父子家庭
の
子供たち
こそ、
社会
全体で健やかに育んでいくことが必要であり、
支援
の
充実
に努めます。
生活困窮者等
に対する
施策
については、
生活保護
の
不正受給対策
の徹底や
医療扶助
の
適正化
、
生活保護受給者
の
自立
、
就労
の
促進等
を図りつつ、来年四月の
生活困窮者自立支援制度
の円滑な
施行
に向けて、着実に
準備
を進めます。
社会福祉法人
については、
福祉ニーズ
が
多様化
、複雑化する中で、
公益性
や非
営利性
を徹底する観点から、
制度
の
見直し
に取り組みます。また、
介護人材
の
確保
に向けて、多様な
人材
の参入、資質の
向上
及び
処遇
の
改善
に取り組みます。 持続的な
経済成長
のためには、
女性
や
高齢者
が働きやすく、意欲と
能力
のある
若者
が将来に
希望
が持てる
環境
をつくるとともに、投資の
促進
や
人材力
の
強化等
を通じた
労働生産性
の
向上
を図ることが重要です。このため、
改訂日本再興戦略
に基づき、働き方
改革
や
失業
なき
労働移動
の
実現
、
女性
や
若者等
の
活躍推進等
に取り組みます。 先日、私を
本部長
とする長時間
労働削減推進本部
を
厚生労働省内
に設置しました。
過労死等防止対策推進法
の
施行
も含め、省を挙げて長時間
労働
の
削減
に取り組みます。その上で、時間ではなく成果で評価される新たな
労働
時間
制度
の創設など
労働
時間法制の
見直し
や、
年次有給休暇
の
取得促進策
の
検討等
に取り組みます。
失業
なき
労働移動
の
実現
については、
労働市場
全体としての
マッチング機能
の
強化
を図るほか、
産業ニーズ等
を踏まえた
職業訓練
の
推進
、主体的な
キャリア形成支援
、新たな
職業能力評価制度
の
構築等
、
職業能力開発施策
の在り方に関する
検討
を進めます。 先般、
政府
にすべての
女性
が輝く
社会づくり本部
が設置されました。
厚生労働省
では、
女性
の
活躍推進
のため、新たに
民間企業
に対して、
数値目標
を含めた
行動計画
の
策定等
を求めることを
検討
するとともに、仕事と
子育て等
を両立できる
職場環境
の
整備充実
に向けた
検討
を進めます。
若者
の
雇用対策
の
充実
に向けた
法的整備
を含む
検討
、
正社員実現加速プロジェクト
による
正社員化
の
推進
、
医療
、
福祉
、
建設業等
の
人材不足分野
における魅力ある
職場づくり等
を通じた
人材確保対策
を進めます。
労働者派遣制度
については、
派遣労働者
の
希望
をかなえ、
処遇
の
改善
や
正社員転換
を進めるなど、その
保護
と
雇用
の安定を図るため、全ての
事業者
を
許可制
とするとともに、働く人に着目したより分かりやすい
期間制限
に見直すほか、
派遣労働者
の
キャリア形成
を
支援
すること、
均衡処遇
を
確保
することなどを内容とする
改正案
を今
国会
に提出しました。このほか、
派遣労働者
が
正社員
となった場合の
助成金
の
積極的活用
などを進めてまいります。
有期雇用労働者
の
無期転換ルール
に関する
特例等
を設けるための法案は、
参議院
において
継続審議
となっていますので、
早期
の成立を
お願い
いたします。
外国人技能実習制度
の
見直し
についても、
管理監督体制
の
抜本的強化等
に関する
検討
を
関係省庁
と
連携
して進めます。
障害者施策
については、
障害福祉サービス等
の
報酬改定
に取り組むとともに、
障害
の有無にかかわらず活躍できる
環境整備
を
推進
し、また、
改正障害者雇用促進法
の円滑な
施行
に取り組みます。
食品
の
安全確保
に向け、
食中毒防止
のための
監視指導
や
輸入食品
の
監視等
に取り組みます。 国の責務としての
戦没者
の
遺骨収集帰還事業
や
慰霊事業
、
戦傷病者
、
戦没者遺族
に対する
支援
のほか、
中国残留邦人等
に対する
支援策
をきめ細かく
実施
をします。
我が国
は、
国民
皆
保険
の下、
世界最高レベル
の
健康寿命
と
保健医療水準
を達成しています。この経験を生かし、諸
外国保健省
との
協力関係
を
構築
し、
我が国
の
医療制度
や
医療技術
、
医薬品
、
医療機器
について積極的に
国際展開
を進めます。 以上、
厚生労働行政
の当面の主な
課題
について
説明
させていただきました。
委員長
、
理事
を始め
委員
の
皆様
、
国民
の
皆様
に一層の御
理解
と御
協力
を賜りますよう
お願い
を申し上げます。
丸川珠代
9
○
委員長
(
丸川珠代
君) 次に、
山本厚生労働
副
大臣
。
山本香苗
10
○副
大臣
(
山本香苗
君) この度、
厚生労働
副
大臣
を拝命いたしました
山本香苗
でございます。主に
労働
、
子育て支援
、
年金
の
分野
を担当させていただきます。 全ての
国民
の
皆様
が
生きがい
と働きがいを持てるよう、
全員参加
の
社会
の
構築
に向けまして様々な
施策
に誠心誠意取り組んでまいる
所存
でございます。
厚生労働委員会
の
皆様方
の御
理解
と御
協力
を賜りながら、
永岡
副
大臣
、両
大臣政務官
とともに
全力
で
塩崎大臣
を補佐してまいる
所存
でございますので、どうぞよろしく
お願い
申し上げます。
丸川珠代
11
○
委員長
(
丸川珠代
君)
永岡厚生労働
副
大臣
。
永岡桂子
12
○副
大臣
(
永岡桂子
君) この度、
厚生労働
副
大臣
を拝命いたしました
永岡桂子
でございます。主に
医療
、
福祉
、
介護
の
分野
を担当いたします。 急速に
少子高齢化
が進む中で、
国民
の
皆様方
が生涯にわたり
安心
して暮らせる、そういう持続可能な
社会保障制度
の
確立
に向けまして、誠実に、そして積極的に取り組んでまいります。
厚生労働委員会
の
先生方
の御
理解
と御
協力
をいただきながら、
山本
副
大臣
、そして両
大臣政務官
とともに
全力
で
塩崎大臣
を補佐してまいります。 どうぞよろしく
お願い
いたします。
丸川珠代
13
○
委員長
(
丸川珠代
君)
橋本厚生労働大臣政務官
。
橋本岳
14
○
大臣政務官
(
橋本岳
君) この度、
厚生労働大臣政務官
を拝命をいたしました
橋本岳
でございます。 両副
大臣
、そして
高階政務官
共々、
塩崎大臣
を補佐して
全力
を尽くしてまいりますので、何とぞ
委員
の
皆様方
の御
指導
、御鞭撻をよろしく
お願い
申し上げます。
丸川珠代
15
○
委員長
(
丸川珠代
君)
高階厚生労働大臣政務官
。
高階恵美子
16
○
大臣政務官
(
高階恵美子
君) この度、
厚生労働大臣政務官
を拝命いたしました
高階恵美子
でございます。 両副
大臣
、
橋本大臣政務官
共々に
塩崎大臣
をしっかり補佐いたしまして、最大限の努力をしてまいります。
委員
の
先生方
の御
指導
、よろしく
お願い
申し上げます。 ─────────────
丸川珠代
17
○
委員長
(
丸川珠代
君)
社会保障
及び
労働問題等
に関する
調査
を議題といたします。 まず、
臓器移植
に関する件につきまして、
塩崎厚生労働大臣
から
報告
を
聴取
いたします。
塩崎厚生労働大臣
。
塩崎恭久
18
○
国務大臣
(
塩崎恭久
君)
臓器
の
移植
に関する
法律
に関する
附帯決議
に基づき、
臓器移植
の
実施状況等
について御
報告
を申し上げます。
臓器
の
移植
に関する
法律
は、
平成
九年に
施行
されてから今年で十七年を迎えました。また、
臓器提供
における
本人同意
の扱いについて、
平成
二十二年に
改正法
に基づく新
制度
が
施行
されてから約四年が経過しております。この間、善意により
臓器
を
提供
された多くの
方々
、また、様々な
立場
から
移植医療
の
普及
に取り組んでこられました
関係者
の
皆様方
に心から感謝を申し上げたいと思います。 まず、
臓器移植
の
実施状況
について
報告
いたします。 本年九月末現在の
移植希望登録者数
及び
平成
二十五年度の
移植実施数
は、配付の
報告書
のとおりです。 なお、
平成
九年の
法施行
から本年九月末までの間に、法に基づき二百八十七名の方が
脳死
と
判定
をされ、
臓器
を
提供
されています。このうち、
改正法
が全面
施行
された
平成
二十二年七月十七日から本年九月末までの間に
提供
された方は二百一名です。この二百一名のうち、
改正法
により可能となった、
本人
の
書面
による
意思表示
がなく、家族の
書面
による承諾に基づく
提供
は百五十二名となっています。また、そのうち十五歳未満の
小児
からの
臓器提供
は五名となっています。 次に、
脳死下
での
臓器提供
を
実施
することができる
施設
や
移植
を
実施
することができる
施設
についても、
報告書
に記載したとおり、いずれも着実に
整備
が進められているところです。 次に、
移植
結果について申し上げます。
平成
九年の
法施行
後に
実施
された
移植
に関する
生存率
と生
着率
は配付させていただいた
報告書
のとおりですが、国際的に見ても良好な結果を残すことができていると考えています。
厚生労働省
では、今後とも、
公益社団法人日本臓器移植ネットワーク
とともに、
臓器移植
に関する知識の
普及
や、
臓器提供
に関する
意思表示
を行っていただくための
啓発
を進めてまいります。また、
臓器提供施設
の
体制整備等
のための
支援
に加えて、
脳死判定等
が適切に行われたかどうかの
検証作業
も継続してまいります。 今後とも、
臓器移植
が
法令等
に基づき適正に行われるよう努めていきますので、
委員
の
皆様
には御
理解
を賜りますよう
お願い
をいたします。
丸川珠代
19
○
委員長
(
丸川珠代
君) 以上で
報告
の
聴取
は終わりました。 なお、本日、
厚生労働省
から提出されております
報告書
につきましては、これを
会議録
の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
丸川珠代
20
○
委員長
(
丸川珠代
君) 御
異議
ないと認め、さよう取り計らいます。
速記
を止めてください。 〔
速記中止
〕
丸川珠代
21
○
委員長
(
丸川珠代
君)
速記
を起こしてください。 次に、先般、本
委員会
が行いました
委員派遣
につきまして、
派遣委員
から
報告
を
聴取
いたします。
津田弥太郎
君。
津田弥太郎
22
○
津田弥太郎
君 民主党の
津田弥太郎
です。
委員派遣
について御
報告
申し上げます。 去る七月一日及び二日の二日間、
石井委員長
、
西田理事
、
長沢理事
、
薬師寺委員
、
小池委員
及び私、
津田
の六名により、
広島
県の
社会保障
及び
労働問題等
に関する実情を
調査
してまいりました。 以下、その概要を御
報告
いたします。 一日目は、まず
メープルヒル病院
及び
介護老人保健施設ゆうゆ
を訪問し、
施設
内を視察し、
概況説明
を
聴取
いたしました。 両
施設
は
医療法人社団知仁会
が運営しており、併設するその他の
施設
と併せて、
高齢者医療
と
精神科医療
、リハビリ、
社会復帰施設
、
在宅サポートサービス
を組み合わせた
ケアミックス
を展開しております。また、
メープルヒル病院
は
広島
県から
広島
県
西部認知症疾患医療センター
に指定され、
地域
における
認知症対策
に多大な貢献をされております。
概況説明
では、
認知症病棟
を
重症度別
に分化する
必要性
、
認知症
の
早期鑑別診断
の
重要性
、
医療
と
介護
及び
施設ケア
と
地域ケア
を継ぎ目なくつなぐ
循環型医療介護連携システム確立
の
必要性等
について
説明
があり、あわせて、
広島
県から
広島
県の
認知症疾患対策
について
説明
を
聴取
いたしました。 続いて、
認知症患者
の中で自宅に戻れる者の
割合
、
山口
県
等近隣地域
からの
認知症患者
の
受入れ状況
、
重症度別認知症疾患
の
在院日数
、
女性医師
の比率を高めるための
取組
、
医療分野
におけるデータ等科学的な知見に基づいた
政策立案
の
必要性等
について
意見交換
を行いました。 次に、
広島平和記念資料館
を訪問し、館内を視察いたしました。
広島
に
原爆
が投下された背景、
放射線等
による被害の
状況
、
原爆投下
後の黒い雨の
降雨状況等
につき
説明聴取
をし、
意見交換
を行いました。 二日目は、
広島電鉄株式会社
を訪問し、非
正規社員
の
正社員化
に向けての
取組
について
概況説明
を
聴取
いたしました。
広島電鉄
では、
バス部門
の
赤字拡大
に伴い、
人件費
が高い
正社員
の
採用
が困難となり、
平成
十三年に
契約社員
の
採用
に踏み切りました。その後、
平成
十五年に
バス部門
が
営業黒字
となる一方で、
乗務員
に占める
契約社員等
の
割合
が高くなり、格差が顕在してきたことから、労使が粘り強く話合いを続け、
正社員
と
契約社員
で分かれていた
賃金制度
を
平成
二十一年十月から一本化し、職種別の新たな
賃金制度
を導入いたしました。 その結果、従来の
契約社員
は非正規
雇用
から正規
雇用
となり、
正社員
と同じ所定
労働
時間、手当となったことから、職場に一体感が生まれる効果があったとのことです。社員に精神的なゆとりが生まれたことで、接客にも好影響を及ぼし、利用者からも評価されているとのことです。また、株主からは、
正社員転換
について、特に批判的な意見は出ていないとのことでした。
説明
を
聴取
した後、現在の非
正規社員
の
採用
の有無、
広島電鉄株式会社
における
労働
組合の
状況
、
女性
の
就労
に対する配慮等について
意見交換
を行いました。 次に、株式会社IHI及び株式会社IHIジェットサービス呉事業所を訪問し、
労働
災害ゼロの
取組
に関し、
概況説明
を受けました。 二十年間無災害を達成しているIHIジェットサービス呉事業所では、安全衛生
推進
計画書に基づき、作業
環境
におけるリスクアセスメントの
実施
、ヒヤリ・ハット提案活動の
推進
、職場別・職種別危険予知訓練の
実施
に取り組んでいるとのことです。
説明
を
聴取
した後、IHI呉第二工場内を視察するとともに、防火管理体制等大規模
労働
災害への
対応
、非正規
労働
者の
就労
状況
、職場のメンタルヘルス
対策
等について
意見交換
を行いました。 次に、呉市海事歴史科学館を会場として、呉市及び呉市医師会より、
国民健康保険
事業の
取組
について
概況説明
を
聴取
いたしました。 呉市では、
生活習慣病等
で長期にわたって服用しなければならない
医薬品
について、切替え可能な後発
医薬品
の情報を被
保険
者に
提供
したり、重複・頻回受診者に対する訪問
指導
をすることにより、
医療
費
削減
につなげております。 また、糖尿病、高血圧等生活習慣病により、継続的に
医療
機関に受診していたにもかかわらず、三か月以上放置している被
保険
者に対して、訪問、文書通知等により受診勧奨を行う生活習慣病放置者フォロー事業を
実施
しております。本事業により
医療
機関への受診者が三〇%増加し、生活習慣病の重症化予防に貢献しております。 さらに、呉市
地域
総合チーム
医療
プロジェクトにより、主治医、疾病管理看護師、歯科医師、薬剤師の多職種が
連携
した保健
指導
実施
体制により、被
保険
者のQOLの
向上
、
健康寿命
の延伸を図るとともに、
医療
費の
適正化
を
実現
しております。
説明
を
聴取
した後、後発
医薬品
の使用と医師の処方権との
関係
、データベースを活用した重複・頻回受診の確認による
医療
費の適正効果、呉市における
医療
機関の設置
状況
等について
意見交換
を行いました。 最後に、今回の
委員派遣
に当たりまして、
広島
県、
広島
市、呉市及び訪問先の
関係者
の
方々
に特段の御配慮をいただきましたことを、この場をお借りして心から御礼を申し上げたいと存じます。 以上で
委員派遣
の
報告
を終わります。
丸川珠代
23
○
委員長
(
丸川珠代
君) 以上で
派遣委員
の
報告
は終わりました。 本日はこれにて散会をいたします。 午前十時二十九分散会