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大串(博)
委員 時間もなくなりましたので、一つだけ
大臣にちょっと
確認したいんですけれども、もう一つ出していただきたいものがあるんです。
大臣の自民党支部の、二十四年ですけれども、
大臣は十一月に四百万円の
寄附を出されて、十二月には
寄附を五百万円受けられている。出し入れがありますね、
短期間の
うちに。
それはこの間
審議になりました、参議院の方で。それに対して、資金が足りなかったから出したんだ、こういうふうにおっしゃいました。それはそうかもしれません。その直前に自民党から政党交付金として一千三百万円出ているじゃないですか、こういう問いがあって、それに対して、
大臣はこうおっしゃっていますね。その一千三百万円の自民党の交付金は政党交付金でありまして、自民党では、これを選挙運動費用の
収入として会計帳簿に記載するとともに、選挙運動の
収支報告書で報告するということで、極めて使途を限定しているために、だからどうしても足りない分があったんだと。つまり、その千三百万円は、選挙運動の
収支報告書に掲載する別途の費用に使ったので、資金がどうしても足りなかった、よって四百万円を
寄附したんだ、こういうふうな
説明でございました。
しかし、私、どうも納得がいかなくて、
大臣の選挙の
収支報告書を見せていただきましたけれども、千三百万円なる
数字はどこにも出てこないんです。まず、選挙の
収支報告書は
個人のものですから、自民党から来た千三百万円なるものがそこに
収入として計上されることはありません。実際、
大臣の選挙の
収支報告書は、
収入は五百万円です。千三百万円じゃありません。かつ、七十万円、この間
訂正されたものが載っかっていますけれども、五百万円です。
おかしいなと思って、自民党の総支部の
数字も見せていただきました。そこには、選挙の費用として一千三百万円なる費用が使われている形跡は全くありません。この
答弁もおかしいな、おかしいなと思うんです。
これがあるがゆえに、本当に、なぜ四百万円
寄附されて、また五百万円受けるということをされたのか、これに関する
疑義が生じるんです。その
疑義は、まさか
寄附金控除を受けられるためにやられたのではないでしょうねというような
疑義を持つ方もいらっしゃると思います。
そこで、
大臣、これも
大臣に
資料を出していただきたい、
寄附金控除。
これは、
確定申告書の
ひな形を見てください。一枚目の左の一番下に、
寄附金控除というところがあります。
大臣は、ひょっとしたらいろいろな
寄附をされているかもしれません。ですから、そこのプライバシーを問うつもりはありません。全部白でいいです。全部白でいいんですけれども、二枚目の一番下を見ていただきますと、
寄附先の所在、名称というのがあります。これで、基本的に
寄附先を全部あらわすことになるんです。だから、これで、
名前とかそういうのは要らないんです。額も要りません。ただ、四百万円というのが入っていないということがわかるように、
資料、これは
大臣の、
大臣の
確定申告書ですから、できないわけはないと思います。これを、
大臣、提出していただきたいと思いますが、どうですか。