○室井邦彦君
日本維新の会の室井です。よろしく
お願いいたします。
質問をする前に、この二十五日に甲子園球場で大島高校が出場いたしまして、私の友人も大勢応援に行かせていただきまして、その電話の内容を御
報告いたしますと、約四千人を超える
人たちが応援に来たと。また、朝山
市長からは、うちの島は七万人の
人口があるんだけれども、一万人は移動したな、こんなことも言っておられまして、何と三十八時間掛けて千二百キロ。まず、名瀬港から船で、フェリーで、そして鹿児島に着いてバスでという。しかし皆さん方熱く燃えて、メガホンは
大島つむぎを巻いたメガホン、そしてエラブユリを片手に一本ずつ持ちながら応援したと。二対十六で負けましたけれども、それぞれ選手の皆さん方も初めて甲子園の土を踏み、健やかに朗らかに負けて帰ったと。そういう連絡があり、島の方々は島なりに一枚岩になって真っ赤に燃えて頑張っていたんだな、そういう
報告を受け、私も気持ちが何か春らしい気分でおります。
そして、島の方々にとっても、昨年は
本土復帰六十周年、めでたいことでありまして、この度もこの特措法、今日答えが出るわけでありますけれども、無事に皆さん方の理解を得て法案が可決されればいいな、このようにも思っておるところであります。
そういうことを御
報告しまして、早速
質問に入りますけれども、少々重複しておりますけれども御辛抱いただきたいと思います。
この特措法、実施され、約、
奄美に関しては六十年近く、そして
小笠原に関しては四十五年という長きに特措法が講じられてきたわけであります。そういう中で、私も
奄美の
関係者も友人も多く、特に一市九町二村、この町長、首長の皆さん方とは酒も酌み交わしながら、一回、二回じゃなくいろんなことをお聞かせをいただき、友好
関係を、また信頼
関係を構築をしております。そういう中で、国にとっても、
国土交通省にとっても非常に手厚い援助をしていただいております。
ただ、今私申し上げるところで、そろそろソフトに、ハード面じゃなくソフトに転換すればいいな、こんなことを思っております。
大臣の方からも、ハード面はそろそろ、これからソフト面に目を向けていかなくちゃいけない、こんなことも各
委員の先生方の
質問に対してそのように答弁もされておりましたので安心をしておりますけれども、一応御
質問をさせていただきますが、昭和二十九年から
平成二十三年までのこの五十八年間の間に総事業費約二兆二千四百九十二億円が投じられております。これは
国土交通省国土政策局の資料から出た数字であります。そういう中で、内容は、三十六本のトンネル、二十八キロを造られた。そして、三十二港の港湾
整備をされた。そして、三十五港の漁港が
整備をされた。道路においては、国道は無論一〇〇%舗装、県道も一〇〇%舗装されております。多少、市町村道は七〇%になっております。
こういう現状の中で、これだけの巨額の財源が長期にわたって
奄美群島の
振興に充てられてきました。どのような
効果があったかお聞かせいただきたいことと、また、今回の
法改正においてどういった点を重要視しているのか、また、何を目指しているのか、お考えをお聞かせをください。