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西村まさみ君 非常に、その考え方、正しいと思いますし、当たり前ですが。
もう何度も言いますが、私もよく健康寿命と平均寿命との差を縮めることが大事と言っているんですが、ある意味、もしかしたらその平均余命というものも頭の中に入れつつ、これからの高齢者がいつまでも元気でやっぱり暮らしていくということが大事なんだと思うんです。
そういった意味でも、もう毎回の話で恐縮ですが、やはり六十五歳でもらえるわけですよね、受給が受けられるとなってから。そこから先、どれだけ健康でいられるかということは、やはり健康に対する知識、そしてそれに対する思いということもやっていかなければならないということも、健康なうちにやっていかなきゃいけないわけです。
御承知のように、七十歳を過ぎると病院にかかる率ですとか大きな病気になっていくというので
医療費が増える境目でもありますよね。で、六十五から七十の間にどれだけ自分のことを気を付けて、例えば今まで仕事が忙しくてなかなか受けられなかった健康診断をしっかり受けるということも当然大事ですが、それ以前からやはり健診をきちっと受けていくというシステムというもの、これはどうしてもしっかりと構築していかなければいけないと思います。今は、例えばメタボ健診ですとかいろんな健診事業がありますが、それだけだとなかなか働き盛り、一番の働き盛りの皆さんたちは受ける時間がないというのが現実。
ですから、そういったところの知恵も、これはいろいろな議論という中でしっかりとしていっていただきたいですし、やはり健康な方が健康で、例えば七十、選択制で六十五を七十でもらえる方、じゃ、もう七十になって受給を受けた人たちが健康であれば外でやはりお金を使うということで経済の活性化にもつながるわけですから、予防
対策というものは引き続きしっかりと取り組んでいただきたいと思いますし、何よりやっぱり
年金というもの、もう冒頭から申し上げていますが、本当に信頼を失っている
一つの国の、ただ、物すごくいいシステムなんです。もうこれは誰もが理解してほしいけれども、まだまだ理解するよりは、ああ
年金は
年金はとなってしまうけれども、それをするために、例えば今までの
取組でも、いい
取組もしてきたはずです。今
大臣おっしゃったような、選択制で七十歳まで。
でも、その七十歳があのNHKで広く広まってよかったとおっしゃいますが、周知の仕方が
厚生労働省は私は下手くそだといつもいろんなところで申し上げるんですが、それはホームページでやっていますとか、ウエブでも、確かにホームページでやっていると、ホームページにアクセスする人がなかなかその時代に合った人たちじゃないといないということ。じゃ、今、若者は、スマートフォンも、それこそ電車の中でも何していてもやっている。でも、あの人たちが
厚生労働省のホームページへアクセスをするかということ。
それから、例えば
関係事務所にポスターを貼ってもらっていますといっても、
関係事務所というところに行く人も
それなりに
意識がある人たちですから、もう既に様々な
取組を知っている人。そうじゃない人たちにどのようにして周知をして、
年金というものはこういう目的でこういうシステムであるんだと。例えば、消えた
年金問題というのは悪いところばかりがばっとマスコミでは
報道されますが、そうじゃないということを信頼回復のために必ずしていかなきゃならない。
これは、
質問通告していなくて申し訳ないんですが、この周知の仕方、広報の仕方について
厚生労働省は是非お考えを百八十度変えていただいて、もう全
国民の皆さんに、ああ、なるほどと。それは
年金だけじゃないですよ、いろんなことを言っています、私。予防とか、例えば子宮頸がんワクチンだって今非常に不安だとか。ああいうことも含めて、もう今やっている
取組では駄目なんだという
認識を是非持っていただきたいと思うんですが、
大臣、どうお考えでしょうか。