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石川博崇君
是非お願いしたいと思います。
中東専門官あるいはエネルギー専門官、四人という話でございましたが、エネルギー専門官は僅か二人でございますし、また在外におけるその専門官を兼職で任命していただいているという
状況かというふうに思います。
是非、恒常的にやはりそういう人材育成、そしてまた独立して意思決定ができていけるような体制も重要なのではないかと思っております。
是非よろしくお願い申し上げます。
それから、残された時間で
モザンビークの
投資協定について御
質問をさせていただきたいと思います。
モザンビークは、
我が国にとりまして
アフリカに対するPKOを派遣した初めての要員派遣国でございます。ONUMOZというPKOがありまして、
モザンビークは一九七五年にポルトガルから独立したものの、その後十七年近く内戦が続き、一九九二年にようやく内戦が終結し、その後国連PKOが派遣をされ、そこに
日本として自衛隊を含む要員派遣を行ったわけでございます。
司令部要員、輸送調整部隊、あるいは選挙監視要員等、二年弱、延べ百六十九人の隊員を派遣されたわけでございます。この
モザンビークがようやく内戦を終えて国づくりを始めたときに
日本から自衛隊員を始めPKO要員が派遣されたということは、
モザンビークも国として大変高く評価をしていただいていると伺っております。
この延べ百六十九人の隊員の方々、
是非折あるごとに日・
モザンビークの関係で様々出番をつくっていただくということを考えていただいたらいいのではないかと思っております。当時派遣された隊員の方々の
モザンビークでの経験、また現地で様々感じたこと、こうしたことをどう二国間関係の
強化に生かしていくのかと、そういう視点を
是非持っていただきたいと思っているんですね。
例えば、
モザンビークから要人が来られたときの接遇ですとか、あるいは
モザンビークからJICA研修生、
モザンビークの方が来られていると思います、そうした方々との交流、さらには、在京
モザンビーク大使館、様々イベントをやっていると思いますが、そうした行事への参加などをシステム的に行っていくような体制を考えられないかというふうに思っております。
これは、私、たまたま
モザンビークのことを申し上げておりますけれども、これまで
日本は
世界各国に対しましてPKO要員派遣をしております。こうした派遣された自衛隊員の方々、あるいはJICAの方々、様々いらっしゃるわけですけれども、こうした方々をシステム的に交流の場を設けていくなど、その国との関係
強化に生かすようなシステムを
構築すべきではないかというふうに思いますが、この点、御答弁をいただいて、
質問を終わらせていただきたいと思います。