○柏倉
委員 みんなの党の柏倉でございます。よろしくお願いいたします。
先日、相撲の
質問をさせていただきましたら、地元紙で非常に大きく取り上げていただきまして、いつもは、本当に相撲でいうところの二段目、三段目ぐらいの大きさでちょこっと載せてもらえるだけなんですが、相撲の話で今度は幕内ぐらいの大きさで載せていただくことができまして、ぜひ、最後は横綱級の記事になるようにどんどん頑張っていきたいと思います。冒頭、雑感を述べさせていただきました。
それでは早速、
法案審議に移らせていただきたいと思います。
私も先ほどの
伊東先生と同じく医者でございまして、
大学でもこれまで勤めておりました。それで、医者が
学長になって本当に大丈夫なのかなということは、やはり思うこともございます。そんなことを言うと同門の先輩から怒られますけれども、やはり
経営センス、
経営感覚、これは、ずっと
大学という閉鎖的な
社会の中で生きてきて、ある意味そのトップまで上り詰めたのかもしれませんが、先ほど
大臣がおっしゃいました、名選手必ずしも名監督ならず、名力士必ずしも名親方ならずというところだと思います。ここのところを私も非常に心配をしております。やはり、スペシャリティーというのがかなりもう限局しているそういう集団が何個集まっても、大きな目で、正しい方向、自律、自治の方向に
経営観念を持ってやっていくというのは非常に難しいんだろうなと思います。
そういう意味で、この
法案に関しては、
内容的にも、
審議の上でですけれども、非常に魅力あるものだというふうに
考えております。
そこでまずお伺いしたいんですが、やはり
大学というのは、今まで自律、自治というのが原則だったと思います。この
法案によって
大学学長が
リーダーシップを発揮しやすくするということなんですけれども、教学の部分、
経営の部分、それ以外にもいろいろなところでの
ガバナンス、これが必要になってくると思うんです。この
法案でいいますと統督という言葉が出てきていますけれども、この統督の部分、どういう
ガバナンスを今
大学が求められているのか。今までは、いろいろな思想的な対立、授業料、こういったものの
議論があった。ただ、だんだん今度は何とかハラスメントだとか、そういったものもやはり処理しなきゃいけなくなってくるような
状況になっているわけです。
大学学長が求められる
リーダーシップ、その統督の部分がどのように変わってきているのか、その
政府の
認識を聞かせていただきたいということと、では、なぜそれが
大学の自治に委ねられることが現状では難しいのか、そこの
政府の
認識を聞かせていただければと思います。