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西野委員 要は、二百五十ccより上も以下も大体同じぐらいの数の検挙数があるということなんですね。
では、車検を受けているバイクも車検を受けていないバイクも、もともとのバイクの台数も違うとは思うんですけれ
ども、大体同じぐらいの検挙数があるということですから、これはどういうことかなと
考えたときに、車検のときはちゃんとしたマフラーをつけていても、車検が終わった後にそういった違法なマフラーに取りかえて、うるさい音を鳴らして走っているということなのかなということは簡単に想像ができます。
そういう中で、先ほどお話がありました、環境省さんの
規制がすごく今度厳しくなったということですけれ
ども、その厳しくなったので、実際に、今までの新車の試験は一日七十本ぐらいのマフラーを検査できていたのが、今度は、その新しい新基準に変えると、一日に二本か三本しかできないということなんですね。それだけ、一日にはける本数というか、検査できる本数が減りますから、当然これはコストもかかってくるわけで、今までは一
本当たり一万円ぐらいでできていたのが、これからは、その新しい新基準に変えてしまうと一
本当たり三十万かかる。
一万円のものが三十万かかるということですから、新たな
規制のかけ方として、これは
本当に実態というか、合っているのか、実勢に見合ったものなのかなということが
本当に疑問ですから、この辺はしっかりと
規制をかけられる側の方とも意見交換をされて、実勢に見合った、実態に見合ったものに変えていただく、これは要望しておきます。
時間がありませんので、最後に国家公安
委員長に伺いたいんですが、こういった車検の基準であったりとか
規制を幾ら強化しても、実際にその後で入れかえて、違法なものに変えられてしまったらこれはどうしようもないので、真面目な人がばかを見る、正直者がばかを見るようなことになってはいけないので、これをなくすためには、やはりしっかりと取り締まりをしていただかなくてはいけないと思っております。
まず、伺いましたら、大体、年間シートベルトの検挙数が百四十八万六千七百二十三件ですか、去年一年間で検挙されているんですが、この騒音関係の全体の検挙数、先ほど御答弁いただきましたけれ
ども三千五百件ぐらいですから、検挙数でこれだけ差があるということは、ちょっと、それだけシートベルトの方が大分一生懸命やってはるのかなという印象をやはり受けますので、これは、ぜひ騒音の問題に対してもしっかりと取り締まりを強化、また罰則も含めて強化していただきたいと思いますが、最後に、いかがでしょうか。