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杉田委員 日本維新の会の
杉田水脈です。
本日は、
公務員の労働組合についての
質疑をさせていただこうと思って資料を用意してきたんですけれども、この資料を配付することが許されませんでした。
この資料なんですけれども、労働組合の正体といいます。これは、京都の自治労の方が、自分たちの組合に入っていただこう、新入職員の方に入っていただこうということでつくった資料で、ホームページに公開されております。ですから、きょう御
出席の
委員の
皆さん、これを見ようと思えばホームページで幾らでも見られますし、インターネットできょうのこの
質疑をごらんいただいている
皆さんも、この資料は幾らでも見ていただくことができます。
私が故意的につくったりとかいろいろ手を加えたりとかは一切していない資料を用意しておったんですけれども、これを配付することが認められませんでした。まずそのことを、冒頭、遺憾に思いますということを申し上げておきたいと思います。
この資料を配ることができなかったので、ちょっと
皆さんの方にはわかりにくいところもあるかもしれませんが、
質疑を進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、一般の
国民の
皆さんは、解雇がない
公務員になぜ労働組合があるのかというようなことで非常に疑問に思うということが私のところにもたくさん寄せられるんですけれども、これは、いわゆる
公務員の労働組合というのは、労働基準法だとか労働組合法に基づく労働組合ではなくて、職員
団体でございますから、そこに所属している人たち、
公務員といえども労働者でありますから、その人たちの職務条件だとか福利厚生だとか雇用の要件だとか、そういったことを討議していくということでつくられたのが職員
団体であります。
この職員
団体なんですけれども、名称は自由につけられるということですので、
地方自治体なんかにおきましては、ほとんどの場合はこの職員
団体に、何々労働組合、何とか市労働組合とか、何とか県職員労働組合といった名前がついているので、一般の方々は非常に誤解をしやすい状態にあるということがございます。こういったことを、昨年の
内閣委員会でもこのことを取り上げて
質疑をさせていただきました。名称は労働組合とはなっておりますけれども、内部は、普通に、一般に言われている企業の労働組合とは全く違ったものであるということです。
この中で私が今回問題にしていきたいのは、いわゆる
公務員の労働組合、職員
団体なんですが、これが特定の政党や政治
団体を支援することは許されるのかどうかということなんです。
そこでこの資料を用意させていただいたんですけれども、これは京都市さんのことについて書かれているんですけれども、京都市には二つの労働組合があるそうなんです。この労働組合、二つあるのが、
一つが自治労京都市職員労働組合、もう
一つが京都市職員労働組合というこの二つなんです。前者の方が自治労系です。後者の方が自治労連系です。
この資料の中にはその自治労と自治労連の違いについてもかなり詳しく書かれておりまして、その中にこういったページがあるんです。労働組合と政治の
関係というのがございまして、労働組合が抱える課題の中には、突き詰めると政治レベルで解決しなければならないときもあり、そのために政界との
関係が大変重要になると言われていますと書かれているんです。
この中で、自治労市職と市職労はという形で、どちらの組合も特定政党とのかかわりを表向きには出していませんが、日ごろの行いを見てみると、どの政党にべったりかはおのずと見えてきますと書いてあるんです。自治労市職は一見、
民主党を支持しているように思えますが、それは微妙なところで、そうじゃないという組合員さんも現実におられますので、断言するにはいろいろと問題があります、まあ、組織的なつき合いで見れば
民主党とは仲よしですが、いつまで続くかは疑問視する声もと書かれています。これは私が言っているんじゃないんですよ、ここに書かれてあることを読み上げています。
一方、市職労は、特定政党支持の立場をとらないと清らかな宣言をする傍ら、選挙戦などで推薦や応援をする候補は、必ず共産党が陰で一押ししている人たちばかりです、総合的に判断して共産党とべったり確定ですと書いてあります。これも私が言っているんじゃないです、ここに書かれております。(
発言する者あり)
これはホームページに書いてありますので、私に抗議されてもどうしようもないです。ホームページに書いてありますので。ここのところに、アイ・ラブ
民主党、それから共産党命という形で書かれております。
こういうふうな形でホームページに書いてございますので、ここのところでまず
質問をさせていただきたいんですが、職員
団体が特定の政党、特定の
団体を支援することが許されるのかどうか、御答弁いただきたいと思います。