○
小熊委員 大臣のおっしゃるとおりですよ。
携帯のない時代、私は文通で結婚しましたから、そんな発表しなくてもいいんですけれ
ども、
携帯のない時代の方が逆に豊かな部分もありました。
ただ、言いたかったのは、それは昔から比べれば本当に低廉になっていますけれ
ども、今、賃金も上がっていない中で、かつては支出されなかった費用がかなりのウエートを占めている、それが圧縮されれば違うところにお金が回って、
経済にもいいでしょうということですから、これは喫緊の課題であるということで、ぜひ競争性も、規制をしっかり緩和していくところは緩和をして努力していただいて、これも私もいろいろこれから研究していきますけれ
ども、いいアイデアがあれば前向きに提言をしてまいりたいというふうに思います。
また、その一方で、
携帯だけに依存する社会ではなくて、違う、文通だけではないですよ……(発言する者あり)文通は大事と。ありがとうございます。そういう
世界もやはり大事にしながらやっていきたいというふうに思います。
次に、これまでの
委員会でも、またきょうも出ていますけれ
ども、
消防団の件であります。
私も、地元で
消防団に入っています。また、震災直後、
被災地を回ったときに、政党の
防災服とか、そのときは私は参議院でしたから参議院の
防災服なんかを着ていくと、何しに来たという顔をされたんですけれ
ども、
消防団の制服を着て
被災地に行くと、警察や自衛隊の皆さんやアメリカ軍の皆さんやいろいろな
地域の皆さんも全て敬礼して、尊敬の念で迎え入れていただきました。本当に、
消防団の役割というのは、皆さん御承知のとおり、非常に大きなものがあります。
また、私の地元では、予防
消防とか
防災活動、消火活動だけではなくて、この週末に地元に戻ったときにその場面に出くわしましたけれ
ども、これから新学期が始まる、私のところは会津ですから、雪が多く積もって、雪が解けるといろいろなごみやほこりが
道路にあるんですけれ
ども、通学路に放水をして、清掃を
消防団の方が自主的にやっているという場面にも出くわしました。
また、ことしの出初めのときに、地元の
消防団長表彰というのがあったのは、夜警をしているときに
地域の人に声をかけたりして、それに感動した市民がぜひ何か表彰してくださいということで、仕組みがなかったので、
消防団長が英断を下して、
消防団長表彰ということをやったんですね。
防災とか防火という活動以外でも役割を果たしているところであります。
一方で、先ほ
ども質疑の中で出ていましたけれ
ども、団員の確保というのは、
地域によってもまた、都市部と山間部と、本当にこれは大変なところがあります。しかし、
日本の自治
消防、また
消防団という
制度がしっかり両立しているということは
世界に誇るべきことでもありますし、昨年はちょうどその周年事業がありました。
確保の中で、今やっているところで、私の地元にも女性
消防団員がいます。また一方で、婦人
消防隊というのもあります。婦人
消防隊はどっちかというと広報がメーンになってきますけれ
ども、普通の分団に入っている女性
消防団員は、これまでの質疑の中でも、いろいろな告知とかそういうことで役割を果たしていますと言っておりますけれ
ども、実際、消火活動にも入っているんですね。
女性でも、私より力がある人は役割を果たしていますから、そこはまさに、男女共同という
意味では、能力によって役割は変えていけばいいという話です。ただ、一方で、女性が
消防団に入りにくい部分というのは、まさに今、安倍総理のもとで女性の社会進出ということを盛んにやっていますけれ
ども、
消防団員の確保の部分についても、女性が入りやすい仕組みをつくっていかなきゃいけないというふうに思うんですけれ
ども、その点についてはいかがでしょうか。