○木下
委員 ありがとうございます。
きょう、これがラグビーの服装であるとよくおわかりで、実は、先ほどまで座っていらっしゃった
松島副
大臣の出身校が同じでして、私のOB会、二週間後に四十五歳になるんですけれども、この四十五歳でまだラグビーをしておりまして、伊東
議員の高校とあした試合をすることになっておりまして、それで、きょうはちょっと準備で着させていただいております。余計な話で申しわけございません。
続いて、
ビジネス特許のお話なんですけれども、何をちょっと危惧しているかといいますと、これも先ほどの
意匠権のお話とすごく似ているんです。
日本ではある程度そういうふうな認識があるものだけれども、
海外に行ってはなかなかそうでない、特に中国なんかはそうだと。
日本では、一つ一つの要素
技術というのか、コンピューター、ハードウエアを使ったような
技術であるとかの組み合わせをうまく使って一つのアイデアという形にして、ある程度の
保護はされているという状態になっているんです。それが
日本では、ちゃんとした商売として成り立っているもの、利益を生み出すような形になっている。ただ、それが中国に行ってみると、一つ一つの
技術については
特許権はある程度認められていたとしても、その組み合わせの部分が模倣されたりとかすることに対してはなかなか防ぐことは難しい、そういう理解をしております。
ですから、ここについても、これは
特許庁だけではなかなかこの問題を解決するのは難しいと思っておりまして、国際的な枠組みに対して働きかけをしていくであるとか、そういうことについては
政府として一丸となってやっていき、そして
日本の産業を守っていっていただきたいなという思いがありまして、このお話を出させていただきました。
そこで、余談なんですけれども、そうはいいながら、この
ビジネスモデルというのはすごく難しいものだなと、
大臣に御説明いただいたんですけれども。私も実は、そういう
ビジネスモデル
特許みたいなものを十数年前に取ったことがあります。どういうものかというと、
皆さん電話をすると、もともと、着信があるとプルルルと鳴っていたのが音楽になる、着メロというふうなものがあるんですけれども、そうじゃなくて、電話をして、プルルルと中で聞こえている音、相手によって音楽が流れたりするものがあると思うんですね。あれは実は
日本で十数年前に
最初に私が
紹介しまして、もともと韓国の携帯電話
事業者がやっていたものを見つけて、
日本に持ってきたんですね。
そうしたら、どういうことがあったかというと、それでパテントを取って何とかしようというふうにしたんですけれども、
技術がそれなりに伴わなければいけないというふうにいいながら、全ての
技術がもともとあるものの組み合わせを使って
実現は可能だというふうになってしまいまして、結局、今携帯電話
事業者さんがやられているあれは私の
最初に持ったパテントじゃない形で
実現されている、ほぼ同じような状態なんですけれども。だから、なかなか、
ビジネスモデルというふうにいいながらも、発案したからといっても、ちゃんとした
技術が伴っていなきゃ難しいというお話でございました。
もうちょっと言うと、電話をしたらいきなり音楽が流れているだけだったら、ちょっと何だこれはというふうになることを懸念しまして、
最初にそういう指摘を受けたので、数秒間ごとに、ただいま呼び出し中ですという言葉が入るんですね。あれも私が実は今の携帯電話
事業者さんに提案をさせていただきましたので、この場でアピールさせていただきます。また余談でございましたけれども、ありがとうございます。
次に、同じように中国の話で、先ほど来、今井
委員も「クレヨンしんちゃん」のお話をされておりましたけれども、
日本製品の
模倣品の被害対策について少しお話をいただきたいなというふうに思っております。
私は、いろいろ調べさせていただいて、ネットであるとか、そういうところでいろいろなことが書いてありました。ネットで書いてあることなので事実的な裏づけはないので、少し教えていただきたいんです。
聞いたところによると、
日本企業の
模倣品被害というのがあります。中国の
企業によって模倣されていたりというのが
日本の
模倣品の被害の中の何%ぐらいを占めているのかというお話を、見ているとすごかったので、具体的な数字を教えていただきたい。
あともう一つ、それと同じように書いてあったのが、中国の
国内で、音楽CDであるとかレコードであるとかというのが出回っている。あの中で海賊版の率、それもすごい率だったので、その数字を教えていただければなと思います。
〔渡辺(博)
委員長代理退席、
委員長着席〕