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小西洋之君 民主党・新緑風会の
小西洋之でございます。
本日、薬事法の
改正案、また
再生医療等安全確保の法案、私も民主党の政権与党
時代の成長戦略の
委員会で規制改革の
委員会の事務
局長をやっておりまして、広く我が国のイノベーション、また、当然
国民の安全を守るということが本旨の
制度でございますけれども、そうしたイノベーションの観点からもこの
制度に携わった経験がございます。
本日はそうした観点でこの二法案について
質疑を御用意させていただいておりますけれども、さきの衆議院の
厚生労働委員会におきまして、三日間にわたりまして同僚議員三名が取り上げました今の我が国における
厚生労働行政全体の信頼にかかわる問題がございますので、冒頭その問題について
田村大臣に御
質問をさせていただきたいと思います。
医療法人の
徳洲会、さきの総選挙で徳田毅衆議院議員でございますけれども、もう離党なさったと承知しておりますけれども、に組織としての選挙違反があったのではないかという問題から端を発したものと理解しておりますけれども、その中で、
田村厚生労働大臣がその
徳洲会の
関係者の
方々と五月の十七日に赤坂の料亭で会食をされていたのではないか。また、同じく選挙前でございますけれども、六月の二十日、
厚生労働省の
大臣室で
徳洲会の幹部の
方々と会合、面談を持たれていたのではないか。それぞれについて様々な観点から問題点が指摘されているわけでございますけれども、今お手元に配付をしていただきました提出資料に従って、衆議院で取り上げられている
論点についてまず御
説明をさせていただきたいと思います。
まず
大臣規範、いわゆる
大臣規範が一番冒頭にございますけれども、二ページ目、これは五月の十七日の赤坂の料亭で、
田村大臣、御
出席をされたと衆議院の
委員会でも認めていらっしゃいますけれども、
徳洲会の
関係者もいらっしゃったと。そこでの
大臣の飲食分の支払が誰がなされたのかということが衆議院の
質疑からはなかなか明らかではないということが一点。つまり、
大臣規範に抵触、言うと違反している
可能性があるのではないかということでございます。
次をおめくりいただきまして、これは産経新聞の記事でございますけれども、いろいろと書かれておりますけれども、ここの記事を通読いただければ衆議院で取り上げられた
論点が大体全て載っているというふうに私の方では承知させていただいております。
もう一度御
説明をさせていただきますと、
一つは、五月の十七日に
徳洲会の幹部の
方々と料亭で会食をされたのではないか。そこにおける、
先ほど申し上げました
大臣規範の抵触の問題。
もう
一つは、そこで、昨年の六月に
徳洲会が
厚生労働省に認可申請をいたしました修復腎移植、これを先進
医療として保険適用してほしいという認可申請を昨年の六月にされて、それが八月に却下になっている、そこをまた再申請したいと。その再申請のお願いが、陳情がこの場であったのではないかということ。
また、この七月、参議院選がございましたので、その参院選の
徳洲会が組織を挙げて支援したと報道でされております園田修光前衆議院議員、その選挙の支援の話があったのではないかということでございます。
もう
一つは、六月二十日の
大臣室での会合でございますけれども、同じくそこで修復腎移植の認可の再申請について話があったのではないか。あるいは、直前となっておりますけれども、園田修光前衆議院議員の参院選における選挙支援の話があったのではないかということでございます。
それぞれについて
大臣に確認をさせていただきたいんですけれども、まず初めに、五月十七日の赤坂の料亭でございますけれども、
出席者、その場にいらっしゃった
出席の
方々、新聞で
徳洲会の幹部の
方々のお名前が三名載って、今お配りした資料にも入っておりますけれども、今新しく理事長になられております鈴木
医療法人
徳洲会の現理事長を始め
徳洲会の方が四名、名前は三名載っておりますけれども、また、おめくりいただきますと、朝日新聞の記事によりますと、徳田毅衆議院議員や、あるいは園田修光前衆議院議員、あるいは佐藤勉自民党国対
委員長も同席されていたのではないかというふうに言われておりますけれども、ここの
出席者について
大臣の方から御
説明をいただけますでしょうか。