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2013-10-17 第185回国会 衆議院 議院運営委員会 第3号
公式Web版
会議録情報
0
平成二十五年十月十七日(木曜日) 午後零時四分
開議
出席委員
委員長
逢沢 一郎君
理事
平沢 勝栄君
理事
松野 博一君
理事
長島 忠美君
理事
永岡 桂子君
理事
御法川信英
君
理事
大塚 高司君
理事
渡辺
周君
理事
石関 貴史君
理事
大口 善徳君 あべ 俊子君
鈴木
憲和君
田野瀬太道
君 根本 幸典君 藤丸 敏君 星野 剛士君
牧島かれん
君 泉 健太君 篠原 孝君 木下 智彦君 椎木 保君 樋口 尚也君 山内 康一君
佐々木憲昭
君
小宮山泰子
君 …………………………………
議長
伊吹 文明君 副
議長
赤松 広隆君
事務総長
鬼塚
誠君
—————————————
本日の
会議
に付した
案件
特別委員会設置
の件 本日の本
会議
の
議事等
に関する件 ————◇—————
逢沢一郎
1
○
逢沢委員長
これより
会議
を開きます。 まず、
特別委員会設置
の件についてでありますが、
国家安全保障
に関連する諸
法案
を審査するため
委員
四十人よりなる
国家安全保障
に関する
特別委員会
の
設置
についてお諮りいたします。 この際、
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
佐々木憲昭
君。
佐々木憲昭
2
○
佐々木
(憲)
委員
国家安全保障
に関する
特別委員会
の
設置
に
反対
の
意見表明
を行います。 本来なら、
海賊
・
テロ特別委員会
を廃止し、焦点となっている
TPP
に関する
特別委員会
を
設置
すべきであります。にもかかわらず、
与党
は、
野党側
の
要求
に応ずることなく、一昨日、従来どおり、十の
特別委員会
を強引に
設置
しました。その上、さらに
国家安保特
までつくろうとしていることは、断じて容認できません。
国家安全保障会議設置法案
は、前
国会
、
内閣委員会
に付託されております。その
法案
を
内閣委員会
から取り上げて、新設の
国家安保特
につけかえようとしているのも、乱暴であります。 自民党が昨年七月に公表した
国家安全保障基本法案
(概要)によれば、
集団的自衛権
の行使を前提に、米国との
安全保障政策
上の緊密な連携を図るための
国家組織
として
国家安全保障会議
を位置づけ、それと
一体
で
秘密保護法
の制定を明記しています。
秘密保護法案
は、外交、防衛を初め
国家
の重要問題、とりわけ
日米同盟
の実態を
国民
に隠し、その
危険性
を指摘し批判するものを封殺するものであります。
特定秘密保護法案
に知る
権利
や取材、
報道
の自由を書き込めばよいという議論もありますが、それで
法案
の
危険性
が払拭できるものではありません。 幾ら知る
権利
などの文言を書き込んでも、
秘密
の範囲は政府の判断で決められること、
秘密
を漏らした者や
秘密
を入手した
国民
、メディアも重罪の対象とされること、
国会
で質問しても
秘密
を
理由
に答弁を拒否したり
秘密会
でしか扱えないなど、
国政調査権
が著しく制約されること、この
基本
は、何ら変わるわけではありません。 だからこそ、言論、表現の自由、
報道
の自由、
国民
の知る
権利
を侵害するとして、
日本弁護士連合会
、
日本新聞協会
、
日本ペンクラブ
など、各界から
反対
の声が巻き起こっているのであります。 その行き着く先は、
集団的自衛権
を容認した上で、
国民
の目、耳、口を塞ぎ、
日本
をアメリカと
一体
で戦争できる
国家
につくりかえることにほかなりません。 このような
法案
を
審議
する
国家安全保障
に関する
特別委員会
の
設置
には、
日本共産党
は断固
反対
であります。 以上です。
逢沢一郎
3
○
逢沢委員長
小宮山泰子
君。
小宮山泰子
4
○
小宮山委員
国家安全保障
に関する
特別委員会
の
設置
には
反対
の立場から
発言
をさせていただきます。 まず、先般
海賊
・
テロ委員会
のときも申しましたのと同様の
理由
ではございますが、今回
提案
をされておりますこの
法案
の
審議
というものでありますが、
安全保障会議設置法
の一部を改正する
法律案
、これは既に
内閣委員会
の方に付託をされているものであり、
常任委員会
で引き続き
審議
をすればいいと考えているものでもございます。 また、今回
与党
からの
提案
の中では、今まだ決定をされていない
法案
など、どの
法案
をきちんと
審議
するのかという部分では、しっかりと書面で提出されることもなく、早急に
設置
をして
特別委員会
で
審議
をするというには余りにも乱暴な手続をとっていると言わざるを得ません。 また、先般から私どもは主張しておりますが、
委員会数
、十
委員会
の中におさめること、今回、特に
国会改革
が叫ばれている中で
委員長ポスト
をさらにふやすような、こういうような
特別委員会
の
設置
というのは、時期尚早であり、この点に関してもしっかり整理をした上でやるべきであり、その中では、現在
国際会議等
も進んでおります
TPP
に関する
特別委員会
、これは、昨年来
各党審議
をし、そして
設置
の方向で定まっている、これを
国会
が、衆議院での
委員会決議
も踏まえ、早急に、
情報開示
を含め、することが必要だと考えているからでもございます。 さらには、
少数会派
、
無所属
などの
委員外発言
の機会など、この点の
ルールづくり
も明確になっておりません。 今回、
特定秘密保護法案
に関しましては、多くの団体、また個人も含め、心配をされているところでもあります。戦前のような、
委員会質疑
というものが、多数によって省略される、また粗雑にされるということなく、結果ありきのような
審議
をしないためにも、きちんと、今回の
案件
は
常任委員会
での
審議
に値するものだと考えております。 よって、今回の
国家安全保障
に関する
特別委員会
の
設置
には
反対
をさせていただきたいということを
発言
させていただきます。 以上です。
逢沢一郎
5
○
逢沢委員長
それでは、
国家安全保障
に関する
特別委員会
を
設置
することとし、本日の本
会議
において議決するに
賛成
の諸君の
挙手
を求めます。 〔
賛成者挙手
〕
逢沢一郎
6
○
逢沢委員長
挙手
多数。よって、そのように決定いたしました。 なお、本
特別委員会委員
の各
会派割り当て数
は、自由民主党二十五人、民主党・
無所属クラブ
五人、
日本維新
の会四人、
公明党
三人、みんなの党一人、
日本共産党
一人、
生活
の党一人となります。
—————————————
逢沢一郎
7
○
逢沢委員長
次に、本日の本
会議
における
国務大臣
の
演説
に対する
質疑
は、まず
公明党
の
井上義久
君、次にみんなの党の
渡辺喜美
君、次に
日本共産党
の
志位和夫
君、次いで
生活
の党の
鈴木克昌
君の
順序
で行い、本日をもって
国務大臣
の
演説
に対する
質疑
を終了することになっております。 なお、
質疑者
の
要求大臣
は、お手元の印刷物のとおりであります。
—————————————
一、
国務大臣
の
演説
に対する
質疑
(前会の続) 質 疑 者 時間
要求大臣
井上
義久
君(公明) 30分以内
総理
、国交
渡辺
喜美
君(みんな) 20分以内
総理
志位
和夫
君(共産) 15分以内
総理
鈴木
克昌
君(
生活
) 15分以内
総理
—————————————
逢沢一郎
8
○
逢沢委員長
次に、本日の本
会議
の
議事
の
順序
について、
事務総長
の説明を求めます。
鬼塚誠
9
○
鬼塚事務総長
まず最初に、ただいまお決めいただきました
特別委員会
の
設置
についてお諮りをいたします。
共産党
、
生活
の党及び社民党が
反対
でございます。 次に、昨日に引き続きまして、
国務大臣
の
演説
に対する
質疑
を行います。 本日の
議事
は、以上でございます。
逢沢一郎
10
○
逢沢委員長
それでは、本日の本
会議
は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会いたします。
—————————————
逢沢一郎
11
○
逢沢委員長
次に、次回の本
会議
及び
委員会
は、追って公報をもってお知らせいたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後零時十一分散会