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森本政府参考人 お答えいたします。
おっしゃるとおり、
原安機構の六十歳以上のベテランの
職員という
方々は、
原子力発電所の建設の最盛期を
経験された方、そういう意味で、実務
経験の非常に豊かな、貴重な戦力でございます。
統合によって、これらの
職員の
専門的な知識とか
経験が生かされるようにすることは、私
ども、大変重要だというふうに考えてございます。
このために、
統合後の業務に必要なポスト、それから定員の確保、これについては、
関係省庁とも相談をしつつ、しっかりと確保するように尽力していきたいというふうに考えてございますし、それから、
採用時の給与決定などにおいて、
原安機構在職時に相当する処遇を確保するということについて最大限配慮をしたいというふうに考えています。
統合後は、こうしたベテランの
職員も
国家公務員制度の枠組みの中で働いていただくことになるんですが、その際には、現在
原子力規制庁で働いている
職員との処遇の均衡も考慮する必要はございます。その辺も考えながら進めていきたいと思ってございます。
いずれにしても、最後に先生おっしゃったように、こういったベテラン
職員の
知見や
経験の伝承、
若手の人に伝えていくということは非常に重要でございますので、そういうことを進めて、
規制委員会全体のレベルを上げていきたいというふうに考えてございます。