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金子恵美君 改めて、本当に実情を知っていただくということで、
一つの制度の中でどうしても自分の
役割の
部分だけを御覧になってしまうという、そういうこともあるんだと思います。
それで、先ほど私申し上げましたように、地元の
水産業にかかわる
皆さんと
お話をさせていただいたときにやはり言われましたのは、例えば、第一次
産業なのか、あるいは第二次
産業なのか第三次
産業なのか、そういうはざまの中で自分たちは大変いろんな課題を抱えているような気がするというふうにやはり言われました。もちろん、六次
産業化ということもありますので、しっかりとつないでいくという全体の仕組みなんだというふうに思いますけれども、やはり個々の制度は大変縦割りになっておりまして、その所管の省庁も違うというようなこともありまして大変分かりにくくなってきてしまっていると。
それで、今回、私は、農水省あるいは
水産庁の所管の
法案を審議するためにいろんな御
意見を聞きたいというようなことでお伺いしましたけれども、でも自分たちは、もちろん
グループ補助金は経産、そしてまた融資のことになっていくと金融庁とのやり取りをしなくてはいけないという、そういう頭にもなっているということだけれども、でも
一つ、
水産業全体をしっかりと支えるという中にいると、そういうとても重要な
役割を担っているということも承知しているというような、そういうお
言葉もいただいておりますので、私は、やはりこの省庁の縦割りという
部分がとてもまずいなというふうに改めて感じていますし、誰をどのように救っていくかということをしっかり横串を刺した形で検討いただきたいというふうに思っているところでありまして、これは
一つの例にもなっていくのではないかな、金融の問題だけではないということで少し御
質問をさせていただいたんですが。
そこで、今度は金融ということにもなってしまうんですけれども、改めてその
考え方について
水産庁にお伺いするというか農水
大臣にお伺いするということなんですけれども、まず、この
水産加工施設の
整備資金についてどの程度民間の金融機関から融資されているのか、またこの
水産加工資金は設備投資でどの程度のシェアを占めているのか、それを農水省さんは把握していらっしゃるか、お伺いしたいと思います。