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江島潔君 ありがとうございました。
消費者のためのまずはこの法律であるということを聞いて、私自身も
消費者でありますけれども、ちょっと安心をしたところであります。
そこで、
消費者の側からの
意見というのもたくさんいただきましたので、少しそこら辺を要約して質問をさせていただきます。
〔
委員長退席、理事
二之湯智君着席〕
消費者というのも、これは相当、
意見を持つ
消費者というのは幅があるなと、言ってみれば両極端だなということも今回感じました。その両極端というのはどういうことかというと、
一つに多く寄せられたのは、書いてある文言が難しくて分からないと、もうちょっと分かりやすい文言にしてくれという、そういう
意見がまず
一つあるんです。もう一方は、本当にまさにその両極になるんですけれども、どんどん突っ込んで細かいことをもっと、あれも書け、これも書けというようなのがありました。例えば、いただいた質問の中には、脂質と書いてあるんだけれども、その中でトランス脂肪酸の含有量をちゃんと書いてほしいとか、あるいはナトリウム
表示というのに食塩相当量も併記してほしいとか、なかなか質問をいただいた私自身もその意味が
理解するのが難しいような、そういうことまでしかし
是非書いてほしいという
思いを、やはりいろんな背景を持って多分思っていらっしゃるんだと
思います。
一方で、さっきちょっと申し上げたような、とにかく言葉が難しくて何だか分からぬという
意見が結構あります。それから、これもどちらかというともっと簡単に
表示してほしいということなんだろうと思うんですけれども、要は、知りたいのは、国産なのか外国産なのか、あるいは外国産の割合がどれだけ入っているのかと、もうこの一点が一番不安だという方もいらっしゃいました。何といいますか、
販売者と書いてある、特に、だけが書いてあるものを、そういう
意見を出された方は言われたんですけれども、やっぱり
販売者と書いてあって安いものが売られていると、これは絶対に外国産に違いないと、もうそうやっぱり思っていらっしゃる方が非常に多いわけですね。
それで、ちょっと私がいただいた質問の中で、私のところに寄せられた質問の中でちょっと心配したところが
一つあります。それは何かというと、いわゆる今度TPPに加入するに当たって、結構、より外国産、まあ多分アメリカ産ということが中心になるかと思うんです。そういうものが入ってくるときに、そのやっぱり
表示が更に不安になると。言わばTPP加入と、何か不安が増幅してしまうようなそういう質問がありましたので、その辺はちょっと、きちんとやはりこういう
観点でも国産かそうではないかということが
表示をされるということは、これは案外大事だなと。ほかの今取り組もうとしていることにも影響を及ぼすのかなということをちょっと感じたところでございます。
それから、この
消費者側の
意見からとしていただいているものの中に、言わばそういう細かいことを、たくさん
情報を知りたい人のために何か読み取りバーコードみたいなのを作って、そこをアクセスすればもういろんな
情報がわっと出てくるような、そんなふうにしたらどうかというような
意見もございました。
ちょっとその辺を、今幾つかこの
消費者側の質問として列挙をさせていただいたんですが、
お答えをいただければと
思います。