○藤原良信君 藤原良信でございます。
大臣、
衆議院の
状況下もあるようなので、私の
質疑が三十分までなんですけれ
ども、途中で退席をされることを今聞きましたので、何分まで
大臣と話すればいいのかな。
そうしましたら、そのほかのことについては、副
大臣もいらっしゃいますし政
務官もいらっしゃいますし、で
対応いたしていきますが、基本的なことだけ僕は今日三点御
質問をさせていただきたいと思っておりました。公共工事の
設計労務単価、このことに関することが一つ、それから
東日本大震災のことをずっと所信からお話をされておりましたので、このことについてと、もう一点は
社会資本整備重点計画、このことについてと、この三点でございます。
まず、
大臣、かいつまんで申し上げますけど、公共工事の
設計労務単価、これは画期的なことでございます。私も五年ぐらい前からこれを取り上げてきたんですけれ
ども、型枠大工さんを例に取ってやってまいりまして、ベトナムに探しに行っているというような、そういう
状況下を聞いたりしている中で、これは日本の基礎体力を弱くしてしまう、基礎的な財産をこれを駄目にしてしまうという、そういう危惧を持っておりました。
若者がこういう技能労務者になかなか手を挙げてこないという
原因があるんだろうと、これは待遇の問題が基本的にはあったわけであります。鉄筋工の話もありましたし、型枠の話もありましたし、内装屋さんもそうなんですけれ
ども、時あたかも
東日本大震災でこれクローズアップされていくわけですね。それがオールジャパンになっていきまして、もう九州まで、これは型枠大工さん等もう減少で、
確保するのに躍起となっている現状でございます。
問題は、
大臣、これは今回の労務単価、合わせて一五%アップでございます。これは画期的なことなんですが、官工事なんですね。特に、ビル、
建築物等については民間が圧倒的に多いわけなので、この民間の
分野にどうこれを反映をさせるかということが、これは
行政の最高監督官庁のこの
分野の
国土交通省によりけりだと私は思うんです。どういうふうにこれを徹底させるかということを
大臣にお聞きをしておきたいと、まず思います。どうぞ。