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足立信也君
厚生労働省として申し訳ないと言うだけではやっぱり足りなくて、何かしなければいけませんよ、これ、
国民の皆さんに抱かせてしまった疑惑については。
それから、これ、純広って見て分からなかったと言いますけどね、
体裁で全十五段で、
記事広十段、純広五段と書かれたら、誰だって分かりますよ。これを、何のためにこの
対談企画の骨子案を手に入れたのか、こういうところを見るためにやったんじゃないんですか。それで分からなかった。もうあきれますけどね。
ちょっとこの件はまた後で戻ってきますが、
資料四を御覧ください。
我々は、
委員会として参考人の
出席要請をしました。こういう点をただしたいという、これが質問状ですね、これが
日経クロスメディアに対しての質問状です。ポイントは、
対談広告が本当に
日経クロスメディアの発案によるものなのかがポイント一。二番が、十一月十三日から一月十一日までの交渉の詳細を教えてほしいということです。これは
丸川政務官の
答弁に基づいているわけです、
日経クロスメディアの
企画だからと。これを聞いているわけです。
丸川政務官は、
日経新聞の
広告だと思っていた、
対談企画骨子案は
行政文書である、しかし、前は
日経新聞の
社内文書だと言っていた、つじつまの合わない
答弁を今まで繰り返してきている。
それに対して
資料五です。昨日、これは、
理由は分かりません、巻き込まれるのは嫌だなと思われたのか、あるいはうそを言われているなと思われたのか分かりませんが、ファクスで、理事会あてですか、に送られてきた
文書です。
これ読んでもらえばお分かりになると思いますけど、ポイントは、
日経クロスメディアの発案ではなく
ヒューマントラスト社の発案ということです。そして、
ヒューマントラスト社の
企画広告であると。二番目、
丸川さんとの交渉は全て
ヒューマントラスト社の阪本社長が行う。三番目、
日経新聞社は一月十一日の
対談まで一切
丸川さんと接触、連絡をしていない。四番目、
資料三、先ほどから言っている
対談企画の骨子案ですけど、これ途中に書いています。直前まで何の指示も、進行について何の指示もなかったため、やむなく進行案をメモ程度に作成したと、こういうことを書いてあるんですね。
最後に、
広告代理店はアド電通であると。この
広告代理店のことについては後で同僚議員のどなたかが多分質問されると思います。ここと
丸川政務官との関係についてもまたたださなきゃいけないことが出てくると思います。
こういう
文書が送られてきているんですね。これを信じて、普通に考えればですよ、この
資料五の
資料を信じて普通に考えれば、あなたと
厚生労働省は
ヒューマントラスト社の阪本社長にはめられたんじゃないですか、だまされたんじゃないですか。
ヒューマントラスト社の
企業の営利のために
政務官という名前を利用し、そこにお墨付きを与え、ちょうちん
記事を書いてもらって、そういう趣旨で、だまされたんじゃないですか。
もっと、私ずっと今まで言いながら気になっているのは、
丸川政務官も
大臣も
厚生労働省も抗議を一切していないということなんです。これはおかしい。僕は、これ今までの流れをずっと見ると、これはだまされているんじゃないかとまず思いました。これは
丸川さんサイドに僕は立っているのかもしれません。でも、普通そう思ったら抗議するでしょうという話を僕はずっとしてきたんですよ。一切していない。ということは、この
資料五のファクスが全て真実ではないかもしれない、こういう懸念も生じるんですよ。やっぱりたださないと分からない。
じゃ、そこから何が考えられるか。抗議もしていないんですよ。逆に考えると、むしろ、野党議員時代に
丸川さんは
ヒューマントラスト社と
対談企画を約束した、その後
政務官になって、これは不適切ではないのかと思った、そこで
日経クロスメディアの
企画広告となるように、
日経クロスメディア営業局に偽装工作を
依頼したんじゃないですか。その方が私は今までつじつまが合うと思いますよ。笑うんじゃないよ。
まず、これはおかしい。この一社の
広告のちょうちん
記事に利用された
政務官が抗議を何もしていない。でも、抗議を何もしていないことの
説明を僕はもう一回聞きたいんですよ。普通に考えて、今までの
資料、この特に五が真実だったら、やっぱりはめられたと思いますよ。なぜ抗議しないのか。どうなんですか。