○浜田
和幸君 ありがとうございました。
その投資に関する
規制の枠ということも今後の
検討課題として取り上げていただきたいと思います。
具体的に、例えば
ヨーロッパの国々が、先ほどはエジプトの話をされましたけれども、イギリスの旅行代理店は、
北朝鮮に対する観光客を言ってみれば大量に送り込むために大変興味深いキャンペーンを展開しています。すなわち、
北朝鮮のような秘密のベールに包まれた国こそ、新しいアドベンチャーツーリズムの言ってみれば一番格好の訪問地だというような宣伝をして、二〇一一年から一二年を比べると、
北朝鮮に行く観光客の数が倍に増えております。そういうことが背景にあって、
北朝鮮自体も去年五十か国の国々からたくさんの観光客が
北朝鮮を訪問してきてくれると、そういうことを宣伝しているわけですよね。
また、
アメリカにおきましても、あのウォルト・ディズニーのアニメ、そのアニメーターの孫請、要するにアジアの国々に仕事をさせて、アジアの国々が
北朝鮮に更に下請に出すというようなことをやらせています。
表向きは
アメリカも
ヨーロッパの国々も
北朝鮮に対して厳しい
制裁ということを言っていますが、たくさん抜け道がある。そういうことを、やっぱり
日本が情報を把握して、そういった国々に対してこれはおかしいじゃないですかということをきっちり言わないと、常に
制裁の
効果が十分発揮できないということになると思うんですが、
大臣にお
伺いします。そういった国々の動きに対して
圧力を掛ける、働きかけるというような意思は、お
考えはありますか。