○坂元
委員 ありがとうございました。
恐らく今回の
参議院選挙から具体的にそういったものを使っていくことになると思いますので、一応確認で御
質問をさせていただきました。
続いて、配付しております参考資料をごらんいただきたいと思います。これは、三年前の「第二十二回参議院
議員通常
選挙の実態」ということで、財団法人明るい
選挙推進協会が全国調査をした結果でございます。抜粋ですので、ちょっとページ数が飛んでいるんですけれ
ども。
まず、五十三ページをごらんいただきたいと思います。これは、
投票に行かなかった、
投票を棄権した方の棄権を決めた時期というものを出したデータでございますが、これをごらんいただくと、やはりというか、
投票日当日に棄権を決めた方が多いわけでございます。
そして、続いて五十四ページをごらんいただければと思います。その棄権の理由でございますが、棄権の理由として、複数回答可なんですけれ
ども、多かったのが、仕事があったから、そして仕事を除く重要な用事があったからというのが一位、二位になっております。そして、先日の
質問でもありましたけれ
ども、いわゆる
投票所が遠かったからとか天候が悪かったから
投票所に行けなかったんだという、時間的なものではなくて環境面での理由というのが意外と少ないというふうなデータが出ているわけでございます。
そして、もう一ページめくっていただいて五十六ページになりますが、棄権を決めた時期と棄権理由というものになっております。先ほど申し上げたように、当日棄権を決めた方が一番多いわけですけれ
ども、
投票日当日に棄権を決めた方たちの、その中での一番多い理由というのが、仕事を除く重要な用事というのがあったからという結果になっております。この上の文章の最終行に書いてあるんですけれ
ども、「直前になって重要な用事が入り、本来は
投票に行く意欲があったにもかかわらず、当日に棄権を決めた人が一定数いた」という結果になっているわけです。
そして、最後に五十七ページをめくっていただいて、最近非常に広まってきております期日前
投票に関しても、期日前
投票に行かなかった方の理由として最も多いのが、期日前
投票をする時間もなかったからという結果となっております。
何が言いたいかといいますと、時間的に
投票所に行く時間がないというのがやはり
投票に行かない理由として最も多いということをお伝えしたかったわけでございまして、今回、
インターネットを使った
選挙活動というのは
解禁されましたけれ
ども、やはり先日我が党の木下
委員からも
指摘があったように、最終的には
インターネットを使った
投票というものを見据えれば、時間がないから行けないという問題は抜本的に解決をされて、かなり
投票率が上がるのではないかというふうに私は考えております。
この
インターネットを使った
投票を最終的に目指していくべきかどうかということと、それに対しての課題を両提案者にお伺いしたいと思います。