○樋口
委員 おはようございます。公明党の樋口尚也でございます。
先日、淡路島で起きた
地震、そして三宅島でも
地震がありました。
被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、各地で
地震が頻発に起こっておりまして、皆様の心配の声が聞かれています。ぜひとも、命を守る防災・減災を急がなければなりません。私も、
委員の一員として、さあいよいよと決意をして、加速度を増して、命を守る防災・減災、老朽化、長寿命化対策に取り組んでまいりたいと思いますので、本日もどうぞよろしくお願いを申し上げます。
昨日は、夜、大阪市の旭区の国政報告会に
出席をいたしました。そして、メンテナンス元年のお話をいたしました。防災・減災、そして老朽化、長寿命化、メンテナンス元年だという
大臣のお話を力強くお訴えし、皆様にも、非常にわかりやすい、こういうふうに言っていただきました。
政治は大衆とともにでございますから、ぜひとも難しい政治課題をわかりやすく丁寧に国民の皆様にお届けをするということでお願いをしてまいりたいと思います。きょうもよろしくお願いします。
私も本
法案に賛成の立場から
質問をさせていただきたいと思います。
さて、今、
桜井先生からもありましたけれども、私どもの方にも、全国
旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の
佐藤会長様、また皆様がお越しになりまして、その
趣旨はよくわかって、この安全性の
確保について、その必要性は十分に理解をし、また
耐震診断、
耐震改修に努めていくというふうにおっしゃった上で、何せ唐突な、突然な、急な話でありますから、ぜひ配慮をお願いしたいということでお話を頂戴いたしました。
私もその御要望を伺いまして、すぐに関西にあります
旅館業を営まれている御夫妻のところにお伺いをして、直接お話を聞いてまいりました。その現場の
旅館を営まれている、大きな
旅館です、立派なところです、だけれども、お声は大変切実なものでございました。
その
旅館は、部屋数は七十室あります。そして延べ
面積は五千平米以上で、
建物は昭和四十年代に竣工をした立派な
旅館であります。だけれども、
現状は、毎年の売り上げに対して借入金は六〇%おありになる。利益がほとんど出ていないので、次のようにおっしゃられました。
そのまま申し上げますけれども、一つ、この
耐震の結果が公表されれば、売り上げに影響することは必至だ。
改修しなければならないことはわかっているが、いざ
改修となると、事業を継続するのかやめるのか死活問題だ。そして二つ目に、
改修費用の
融資を金融機関から受けられないかもしれない、それは売り上げに対して六〇%も借入金があるから、もうこれ以上借りられないという
趣旨であります。無担保、無金利の
融資を何としてもお願いをしたい。そして三つ目には、
耐震改修しても、それによって客単価が上がることはない。おっしゃるとおりでありまして、内装を
改修したり、温浴をつけたりすれば客単価が上がります。ですけれども、
耐震補強をしただけでは単価が上がらない。おっしゃるとおりだと思いました。そして四点目には、
改修では一時休業も余儀なくされるので売り上げが下がる、そういう強い懸念と御要望をいただいてまいりました。
そこで、同組合連合会の特に強い御要望について四点いただいておりますので、その点について御
質問させていただきたいと思います。
まず一つ目は、
地方公共団体の
補助金については、国が示した
補助金の拠出をするよう指導されたいという点であります。現在、
地方公共団体の非
住宅建築物の
耐震診断に係る
補助制度の実施状況、また同
耐震改修に係る
補助制度の実施状況の
現状について御
質問をします。
この
現状は大変厳しいものと認識をしています。このような
現状の中で、どのようにして
地方公共団体に協力を求めていくのか。そして、その内容とスケジュール、
地方公共団体が活用できる財源について、ぜひ具体的に御
説明をお願いしたいと思います。