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国務大臣(前田武志君)
お答えいたします。
国道六号については、もう既に昨年中に全線二車線の確保をしておりまして、警戒区域も含めてですね、機材を運び込んだりというようなことで確保をしております。
県道原町川俣線については、現在国会審議中である
復興再生特別
措置法も踏まえて今後対応を
検討してまいります。
警戒区域外の、常磐自動車道ですね、警戒区域外については、
南相馬インターチェンジから相馬インターチェンジ間は四月八日に開通する予定です。また、相馬インターチェンジから山元インターチェンジ間は
平成二十六年度を供用目標としており、早期供用に向け最大限の努力をしてまいります。
なお、警戒区域内の常磐自動車道については、
関係省庁による合同チームにおいて放射線対策を
検討しており、年間二十ミリシーベルト未満の区域では東日本高速道路株式会社が三月中に工事に着工する予定でございます。年間二十ミリシーベルト以上の区域では、
環境省が実施する
除染モデル事業の結果を踏まえて工事を進めることとしております。
JR常磐線のうち相馬—亘理間については、地方
自治体やJRが参加する
復興調整会議を
設置しておりまして、
関係者間の
調整を支援しております。これによって、ルート設定等により、鉄道工事着手からおおむね三年程度での運転再開見込みとなっております。また、警戒区域内の広野—原ノ町間については、JRが
調査を実施しつつ具体的な復旧方針を策定中であり、今後、復旧に向けた作業を進めていくと
承知しております。
原ノ町—仙台間のバス運行については、現行の六往復が四月一日から八往復に増発を予定しております。地元のニーズ、御要望を伺いながら、更なる増便が必要な場合にはバス事業者に働きかけを行ってまいる所存であります。
今後とも早期復旧に向けて頑張ってまいります。(発言する者あり)
南相馬—仙台間ですか。