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島尻安伊子君 もう本当にこういう答弁ではお粗末です。しかも、その南の
方向にということで、
外務大臣もおっしゃいましたけれども、沖縄県の上空を通過する、そういう可能性があるということを言われているわけでありまして、今の
防衛大臣あるいは
外務大臣の答弁では、答弁なさいましたよね、これでは、本当に大丈夫なのかという、もう本当にこれは心配であります。
今日は本当にほかの
質問たくさんあるわけでございまして、これはまた外交
防衛委員会等々で御
質問させていただきたいと思いますが、でも、頭の体操とか、
防衛大臣、本当にそんな悠長なことを言っている暇は私はないというふうに思っておりまして、ちゃんと考えていただきたいというふうに思います。
それでは、当初の
質問に移らせていただきたいというふうに思います。本日は、主に沖縄
関連の法案について御
質問をさせていただきたいというふうに思います。
御承知のように、今年度で
沖縄振興特別措置法と沖縄県における駐留軍用地の返還及び駐留軍用地跡地の
利用の促進に関する特別措置法、いわゆる軍転法は期限を迎えるわけであります。
我が党、自民党といたしまして
沖縄振興に関する特別
委員会、川口順子
委員長を中心に礒崎陽輔副
委員長、多くの
先生方との御議論の中で
平成二十二年の九月より議論を深めてまいりました。同年十一月には、沖縄県知事あるいは現地のあらゆる関係者との十分なすり合わせの下に
中間報告を取りまとめて発表をさせていただきました。その後、我が党としての法案をまとめました。公明党、社民党、みんなの党、
新党改革と共同で本年二月の七日に、沖縄県における駐留軍用地跡地の有効かつ適切な
利用の促進に関する特別措置法案を参議院に提出をさせていただいた次第でございます。一方、
政府提出の
沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案に対しては、その修正案を
衆議院に提出をいたしまして、沖縄北方特別
委員会において審議をされているところでございます。
御承知のように、
衆議院での
委員会の審議に並行いたしまして、与野党のPTでの協議が始まっております。こちらが驚くほど与党は我々の提案を入れてくださっております。これ丸のみというんでしょうか、パクりという言葉も聞こえてくるわけでありますけれども、いずれにいたしましても、ありがとうございます、これは沖縄にとって大変いいことだというふうに思っております。本日は、こちらに寄っていただいたところの認識の確認と、それでもまだ違いのあるところ、そういうところについて御
質問をさせていただきたいというふうに思っております。
まず、川端
大臣、新たなこの
沖縄振興の必要性について改めてお聞きをしたいと思います。
大臣として何度沖縄に足をお運びいただいたのか、ちょっと私の手元に数はありませんけれども、あるいは沖縄の離島に行ってくださったかどうかちょっと確認はできておりませんけれども、
大臣自らの沖縄への思い、これを今回のこの法律案にどのように反映なさっているのでしょうか。