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義家弘介君 そのとおり、千代田区の一ツ橋二の六の二の
教育会館、今事務所が置かれている
教育会館の中にある食堂。
このパーティー券収入、これちょっと私、見て驚いたんですけれ
ども、収入が九百九十三万円、これ一千万以上になると何人
出席したかまで書かなきゃいけないわけですけれ
ども、およそ一千万一回のパーティーで集めて、何と支出は八万七千九百三十七円。一千万で、パーティーに係る事業は八万円、九万円弱しか掛かっていない。
これ、さらに、開催された日時も、十月十七日ですが、これは火曜日なんですよね。教員は当然
授業がありますから、北海道とか岩手とか、千葉とか神奈川はまだしも、北海道や岩手や、あるいは福岡や岡山から来ているということはまさに考えられない。政治資金パーティーの対価に名を借りた実質の政治献金という
指摘を受けても仕方のない処理だと思うんですね。
私は、だからこそ、しっかりと今政治的中立を
確保して、きちっとした
教育行政を行っていきますという
意味で、この
日本教育会館から移して政
務官としての
活動を行っていく、あるいは政
務官を辞して一
議員としてそういう
活動を行っていく、そういうことの判断を私はすべきであろうと思っています。
是非、その検討をお願いしたいと
思います。
続きまして、次の質問に移らせていただきます。
今年に入ってからも非常にたくさんの日教組の偏向
教育の資料が私の下に寄せられていますが、また建国記念日の日には、これは昨年も
指摘しましたが、今年のやつですよと、また新しいものが組合から出されて、建国記念の日はとんでもない日なんだというようなビラが配られている
現状でありますけれ
ども、まず、この
教育正常化を図っていく上で、やはり教職員組合が法令遵守、
指導要領にのっとってきちっとした公務員としての責任を果たす、こういう前提がなければ、私は公
教育の信頼というのは取り戻すことはできないというふうに思っていますが。
PTA会費の流用問題について、改めて質問させていただきます。
三月九日の参議院の決算
委員会において、沖縄における、元々出ている手当を二重に保護者
たちのPTA会費から保護者
たちに
説明もないまま恒常的に流用してきた、例えば一月の時点で一千数百万円のお金が現金として教員の裏手当というか教員の懐に渡されていたという問題なんですね。これは報道なんかでは早朝講座だけがクローズアップされますけれ
ども、全くこれは違っていて、夏休みの講座も取っていますし、遅刻
指導も取っていますし、進路
指導もお金を取っているという非常に不正常な問題を
指摘させていただきました。
そして、それを発端として様々な県でもこれ出てきましたが、例えば和歌山県なんかは、教員の出張費や、あるいは学校
教育法や地財法で禁止されている校舎の修繕費や、あるいは臨時職員の人件費。大分県なんかでは、学校の校長先生がオーストラリアへの修学旅行の視察をすると言ってPTA会費を使ってロシアに旅行に行っている。同じ航空会社だからですけれ
ども、視察というのは現地を視察するのが仕事なわけで、飛行機がどうなのか一応乗ってみました、そして申請できないから取りあえずPTA会費から流用しましたなんてことはあってはならない。あるいは、茨城でも校舎修繕費、群馬ではスクールカウンセラー、岐阜ではエアコンや電気代、滋賀では修学旅行の下見。
また、事件となっているのは、愛知では事務職員がPTA会費を着服して業務上横領で逮捕、島根では、二〇〇九年の話ですが、事務長がPTA会費を横領して実刑判決を受ける等々の、このPTA会費にまつわる非常に雑な
運用のされ方というものが行われてきました。
そこで、まず
文部科学省に確認したいんですけれ
ども、兼職届を出せばいいみたいな
議論が今沖縄を
中心に出ているんですね。しかし、
文部科学省の見解は、兼職届さえ出せばそれでいいのかどうか。まず、ちょっと抽象的な質問ですが、
教育公務員特例法の十七条に対しての見解、
平野大臣、教えてください。