○石橋
通宏君 今御
説明いただきましたように、年金
機構については公益通報者保護法の対象にはならないと。ただ、先ほど政
務官から御
説明いただきましたように、労働局としっかりと連携をしていただければ、そこで通報者保護法の対応になるような形もつくれるのではないかというふうに考えております。その
意味で、やっぱりしっかりとした連携を取っていただくことが大変重要な、
労働者の保護にとって重要な話だと思いますので、是非、先ほどおっしゃられたマニュアルの整備ですとか、改めて周知徹底を図るですとか、
取組を強化をしていただければと思いますので、是非よろしく
取組をお願いをいたします。
続きまして、冒頭、小宮山
大臣から
雇用問題についていろいろ質問してくれて有り難いという話がありましたが、たまには
医療の問題も質問させていただければと思いますので、次は
医療・健康対策について是非伺わさせていただきたいと思います。といいますのも、これも
大臣が所信の中で、
地域の
医師不足問題というのを取り上げられて、やはり
地域で安心して暮らしていただくためには適切な
医療・
介護サービスが提供が必要なんだという決意をおっしゃられました。これも私も非常に大事な問題だと思います。
実は私、昨年、お手元に資料としてお配りをさせていただいておると思いますが、島根県の隠岐の島に視察に行ってまいりました。これは実は、
地域の
医療の状況について、この隠岐の島の西ノ島というところにあります西ノ島の島前
病院というところに
地域の
医療が、離島の
医療がどうなっているのかということについて視察に行ったわけですけれども、いい
意味で大変驚かされまして、離島の
病院ということである種の先入観を持って実は行ったんですけれども、現場で見させていただいたら、この島前
病院というのがICTの技術を既にもう何年も前から導入をされていて、島民の
医療を現場で守るという
取組を非常に率先してやっておられました。一部の本土の
病院よりもよっぽど先進的な
取組をされているのではないかというふうに思ったわけです。
私も院長先生にお伺いをしまして、いや、びっくりしました、離島の
病院でここまで
取組をされているとは驚きましたと言ったら怒られまして、離島の
病院だからこそこういう
取組をするんじゃないかと。まさに隠岐の島のこの西ノ島、本土に行くにはフェリーか高速船、高速船に乗ったら一時間何十分で着くわけですけれども、片道六千円、往復一万二千円。波がちょっとでも高いと止まってしまいますから、そうするとフェリーで乗ると二時間半から四時間、運賃は半額になりますけれども、それだけ掛かって本土に行ってようやく
病院に行ける。そんなことを、悠長なことを言っていられない、島民の命を守るためにはこの
病院で命を守るんだ、そのためにICTが助けてくれるんじゃないか、本土の
病院と専門的な
医療のアドバイスをいろんな形で受けられればここで守ることができるんだということを訴えていただきました。本当に感銘を受けた次第です。
ただ、残念ながら、実はこの
病院の置かれている通信環境が実はまだまだ脆弱でございまして、せっかくいろんな設備を入れていただいているのに、それがフルに活用できない状況なんですね。
そのことも併せて現場で確認をしてきたわけですけれども、まず本題に入ります前に総務省に確認をさせていただきたいと思っておりますが、このようにまだまだ
全国には通信環境、基盤整備が行われていない
地域が多いわけですけれども、現在
取組をされています光の道の関連で、超高速ブロードバンドの整備状況がどうなっているか、簡潔に御
説明をいただければと思います。