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山内徳信君 私もその事態を、高齢でございますから憂慮して、十五日、十六日、十七日、現場に座っておりますが、座っておるだけでも、前はアスファルトの道路です。この灼熱の下での、酷暑の下でのハンストは命にかかわるわけです。私が司令官に会いたいと申入れしましたら、沖縄
防衛局を通してやれと、こういうふうに言っていましたから、私は沖縄
防衛局までは行く時間はありませんでした、私もずっと座り込んでおりますから。
したがいまして、この場で、沖縄の人々にハンガーストライキをさせてまで
大臣はオスプレイを沖縄に配備をするというのか、それは間違っております。今さっきの質問にも真正面から向かおうとしていません。
大臣はひたすら安全だ安全だと言い続けております。自らオスプレイに乗って、快適であったと。県民は快適であったということにも大変怒りを感じております。
そして、オスプレイの
専門家、
アメリカのオスプレイの開発の当時から分析官として分析の仕事に当たった人がおります。
大臣は御
承知かと
思います。アーサー・リボロという分析官でございます。彼は今のオスプレイには六つの欠陥があると言っているんです、こうして六つの欠陥、これも
大臣は御
承知と
思います。ところが、この
アメリカの分析官のアーサー・リボロ氏に対して、国防総省とか、あるいは政治的な圧力が掛けられておるというふうに私
たちは情報を持っております。
したがいまして、こういうふうに欠陥機を普天間に配備をして、今さっき、
大臣は北部訓練場とおっしゃいました。沖縄
防衛局は北部訓練場の高江ヘリパッドの工事はオスプレイとは関係ないと言い続けて、県民をだまし続け、東村の伊集村長をだまし続けておるじゃない。
大臣は北部訓練場とおっしゃる、沖縄の真部
局長ほか職員
たちはオスプレイとは関係ありませんよと、こういうふうに人をだましてはいかぬのです。沖縄に、
調査結果が出たら知事に
報告に行くとおっしゃっていますが、沖縄に行く必要は全くないと
思います。大反撃を食わされます。
それより、あなたが向かうところは沖縄じゃない。
アメリカに向かって、普天間の基本的な問題は、日米が合意したのは普天間の閉鎖、返還です。十六年たってもなおできぬのをなお押し付けていくというのは、あなたは今まで評論家として普天間は難しい、辺野古難しいと、こう言ってきた人が、
大臣になると全く逆のことを
国民や県民に言い続けておる、そういう
大臣は許せないと。
したがって、この場でオスプレイの配備は困難であると、ハワイ並みに
アメリカ本国に見直しをさせる方向で米軍と日米合同
委員会で交渉するとおっしゃってください。