○古屋(圭)
委員 松原大臣らしくないな、総合的に判断するとかね。それはやはり
大臣として、我々
拉致議員連盟でやっているとき、まさしくそうすべきだと声を大にして言っていたじゃないですか、ついこの間まで。それが、そちら側の席に座った瞬間にいきなり腰が引けてしまうというのは、
大臣らしくないな。
これ以上お願いしてもあれだけれども、ぜひこれはしっかりそういう
方向で取り組んでほしいということを私の方から改めて強く要請しますし、また、
松原大臣の言動をしっかり私たちもウオッチさせていただきたいというふうに思います。
それでは次に、アメリカ人の
拉致濃厚の
問題について御
質問させていただきたいと思います。
私ども
拉致議員連盟、
家族会、救う会合同で、五月の連休、そして連休後に一週間ほど訪米をさせていただきました。この一番大きな目的は、二〇〇四年八月に
米国人スネドン氏が
北朝鮮と
中国との国境で
拉致をされた
可能性が極めて高いという案件について、
政府関係者そして上下両院の
関係者に説明し、そして訴えるために行ってまいりました。
松原大臣もそのときはぜひ同行したいということで調整しましたけれども、どうも国対の方の
状況でそれがかなわなかったようで、それは私も非常に残念だとは思います。
そこで、まず
外務大臣にお伺いしたいんですけれども、これは我々、向こうでも、
政府関係者、デービース氏やあるいはキャンベル氏初め、多くの向こうの
政府関係者、向こうの国務省の副長官等々とも会ってまいりました。その
問題については理解はするけれども、その後になると、具体論になるといきなり、個人
情報だから言えないとかわけのわからない理屈を言って、非常に腰が引けていましたね。
我々は、
拉致議員連盟も含めて
政府にも強く要求をして、そして六月の二十六日から二十九日だったですか、
三谷さん、そうですね、対策本部の
政府職員が向こうに行って
関係者と会ってきたということであります。その
報告は受けています。
それで、実は、行けと言ったのは、
大臣が直接
指示されたからですか。