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2012-06-01 第180回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十四年六月一日(金曜日) 午後三時三十六分
開議
出席委員
委員長
石毛えい子
君
理事
金森 正君
理事
田島 一成君
理事
永江 孝子君
理事
松本 大輔君
理事
村上 史好君
理事
池坊 保子君
石井登志郎
君
石原洋三郎
君
大山
昌宏
君 岡本 英子君
奥村
展三君
笠原
多見子君
城井
崇君 笹木 竜三君
杉本かずみ
君
高井
美穂
君 高野 守君
高橋
昭一君 中屋 大介君 室井 秀子君
本村賢太郎
君
柳田
和己
君 山岡
達丸
君 笠 浩史君 和嶋 未希君 富田 茂之君
宮本
岳志
君 三輪 信昭君 …………………………………
文部科学大臣
平野
博文君
文部科学
副
大臣
奥村
展三君
文部科学
副
大臣
高井
美穂
君
文部科学大臣政務官
城井
崇君
文部科学大臣政務官
神本美恵子
君
文部科学委員会専門員
佐々木
努君
—————————————
委員
の異動 六月一日
辞任
補欠選任
川口
浩君
柳田
和己
君
瑞慶覧長敏
君
笠原
多見子君 同日
辞任
補欠選任
笠原
多見子君
瑞慶覧長敏
君
柳田
和己
君
川口
浩君
—————————————
六月一日
著作権法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
第六四号) 四月十九日
教育費負担
の
公私間格差
をなくし、
子供たち
に行き届いた
教育
を求めることに関する
請願
(
丹羽秀樹
君
紹介
)(第八九三号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第九一八号) 同(
長島一由
君
紹介
)(第九四四号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第九六一号) 同(
斉藤進
君
紹介
)(第九七一号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第九八三号) 同(
山本剛正
君
紹介
)(第九八四号) 同(
櫛渕万里
君
紹介
)(第一〇一七号) 同(
阿部知子
君
紹介
)(第一〇二四号)
学費負担軽減
と
私大助成
の
大幅増額
を求めることに関する
請願
(
阿部知子
君
紹介
)(第九〇〇号) 同(
大山昌宏
君
紹介
)(第九一九号)
教育格差
をなくし、全ての
子供たち
に行き届いた
教育
を進めることに関する
請願
(
笠井亮
君
紹介
)(第九八五号) 五月二十一日
私立幼稚園教育
の
充実
と発展に関する
請願
(
宮本岳志
君
紹介
)(第一〇四五号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一一三五号)
教育費負担
の
公私間格差
をなくし、
子供たち
に行き届いた
教育
を求めることに関する
請願
(
木内孝胤
君
紹介
)(第一〇六一号) 同(木村たけつか君
紹介
)(第一〇六二号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一〇七四号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一〇七七号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一〇九〇号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一一一四号) 同(
津村啓介
君
紹介
)(第一一九五号)
教育格差
をなくし、全ての
子供たち
に行き届いた
教育
を進めることに関する
請願
(
木内孝胤
君
紹介
)(第一〇六三号)
学費負担軽減
と
私大助成
の
大幅増額
を求めることに関する
請願
(
土肥隆一
君
紹介
)(第一〇七八号)
教育格差
をなくし、
子どもたち
に行き届いた
教育
に関する
請願
(
佐々木憲昭
君
紹介
)(第一一五二号)
文化芸術政策
を
充実
し、国の
基本政策
に据えることに関する
請願
(
斉藤鉄夫
君
紹介
)(第一一七五号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一一九〇号) 同(
浜本宏
君
紹介
)(第一二〇三号) 同月二十八日
教育費負担
の
公私間格差
をなくし、
子供たち
に行き届いた
教育
を求めることに関する
請願
(
竹本直一
君
紹介
)(第一三三三号)
学費負担軽減
と
私大助成
の
大幅増額
を求めることに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第一三四二号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第一三四三号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第一三四四号) 同(
佐々木憲昭
君
紹介
)(第一三四五号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第一三四六号) 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第一三四七号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第一三四八号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一三四九号) 同(
吉井英勝
君
紹介
)(第一三五〇号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
著作権法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
第六四号) ————◇—————
石毛えい子
1
○
石毛委員長
これより
会議
を開きます。 開会に先立ちまして、
自由民主党
・
無所属
の
会所属委員
に
出席
を要請いたしましたが、
出席
が得られておりません。 再度
理事
をして
出席
を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記
をとめてください。 〔
速記中止
〕
石毛えい子
2
○
石毛委員長
速記
を起こしてください。
理事
をして再度
出席
を要請いたさせましたが、
自由民主党
・
無所属
の
会所属委員
の
出席
が得られません。やむを得ず議事を進めます。 本日付託になりました
内閣提出
、
著作権法
の一部を改正する
法律案
を議題といたします。
趣旨
の
説明
を聴取いたします。
平野文部科学大臣
。
—————————————
著作権法
の一部を改正する
法律案
〔
本号末尾
に掲載〕
—————————————
平野博文
3
○
平野
(博)国務
大臣
このたび政府から提出いたしました
著作権法
の一部を改正する
法律案
について、その
提案理由
及び
内容
の
概要
を御
説明
申し上げます。 我が国の
著作権制度
につきましては、これまでも順次
整備
を進めてまいりましたが、
文化芸術立国
、
知的財産立国
の実現に向け、一層の
充実
が必要となっております。 この
法律案
は、近年の
デジタル化
、
ネットワーク化
の進展に伴い、
著作物等
の
利用態様
が多様化しているとともに、
著作物等
の
違法利用
、
違法流通
が広がっていることから、
著作物等
の
利用
の
円滑化
を図るとともに、
著作権等
の適切な
保護
を図るため、必要な改正を行うものであります。 次に、この
法律案
の
内容
の
概要
について御
説明
を申し上げます。 第一に、いわゆる
写り込み等
に係る
規定
の
整備
を行うものであります。
著作権者等
の利益を不当に害しないような
著作物等
の
利用
であっても形式的には違法となるものについて、
著作権等
の侵害とならないことを明確にすることにより、
著作物等
の
利用
の
円滑化
を図るため、写真の
撮影等
の
対象
として写り込んだ
著作物等
の
利用
、
著作権者
の
許諾
を得るための
検討等
の過程で必要と認められる
利用
、
技術
の開発または
実用化
のための試験の用に供するための
利用
、
情報通信技術
を
利用
した
情報提供
の準備に必要な情報処理のための
利用
について、
権利者
の
許諾
なく行えるようにするための
措置
を講ずるものであります。 第二に、
国立国会図書館
による
図書館資料
の
自動公衆送信
に係る
規定
の
整備
を行うものであります。
国立国会図書館
の有する電子化された
資料
を広く国民が有効に活用できるようにするため、
国立国会図書館
が、電子化された
資料
を
公立図書館等
に対して
自動公衆送信
すること、また、
公立図書館等
において、その
利用者
の求めに応じて、送信された
資料
の
複製物
を一部提供することについて、
権利者
の
許諾
なく行えるようにするための
措置
を講ずるものであります。 第三に、
公文書等
の
管理
に関する
法律
に基づく
利用
に係る
規定
の
整備
を行うものであります。
公文書等
の
管理
に関する
法律
では、
国立公文書館等
の長は、
行政機関等
から移管された
歴史資料
として重要な
公文書等
について、適切な
記録媒体
により
永久
に保存しなければならないこと、また、
利用
の請求があった場合にはその
写し
の
交付等
をしなければならないこととされております。 このため、
国立公文書館等
の長や
地方公共団体等
の設置する
公文書館等
の長が
公文書等
の
永久保存
や
写し
の
交付等
を行うに当たっての
著作物等
の
利用
について、
権利者
の
許諾
なく行えるようにするための
措置
を講ずるものであります。 第四に、
技術的保護手段
に係る
規定
の
整備
を行うものであります。 今日では、
DVD等
が広く普及しておりますが、この
DVD等
に用いられる
暗号型技術
を回避する
プログラム等
が出回っているため、こうした
プログラム等
が規制の
対象
となるよう、
DVD等
に用いられる
暗合型技術
を
技術的保護手段
の
対象
に加えることとしております。 なお、この
法律
は、一部を除いて
平成
二十五年一月一日から施行することとし、所要の
経過措置
を講ずることとしております。 以上が、この
法律案
の
提案理由
及びその
内容
の
概要
であります。 何とぞ、十分御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願いをいたします。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
石毛えい子
4
○
石毛委員長
これにて
趣旨
の
説明
は終わりました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後三時四十五分散会